科目名 | 芸術療法Ⅲ(芸術療法の実際) |
ナンバリング | PC_B3_07 |
担当者 |
西村 喜文
赤川 力 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
心理療法における、芸術療法は非常に幅広く、適応範囲も広い。ここでは芸術療法1の授業で学んだ理論的背景を基に芸術療法の中から、コラージュ療法、箱庭療法、描画療法などを取り上げ、演習を通して理解を深める。また、実際の臨床現場に足を運び、どのように芸術療法が用いられているかを見て、理解を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
教育,医療等で臨床心理士として勤務した経験から,心の理解に役立つような豊かな人間性と確かなコミュニケーションを持った臨床心理の専門職の基礎となる講義を行う。 |
授業の 到達目標 |
1)芸術療法の理論ついて理解する。 2)箱庭療法について演習を通して理解する。 3)コラージュ療法について演習を通して理解する。 4)音楽を用いた芸術療法について演習を通して理解する。 5)描画療法について演習を通して理解する。 6)大学相談センターでの芸術療法を学び、理解を深める。 7)病院臨床での芸術療法を学び、理解を深める。 |
学習方法 | カウンセリング技法を用いた演習を行い、人間理解と対人関係の在り方について理解を深める。ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業である。 |
テキスト及び 参考書籍 |
参考書:「コラージュ療法の可能性」西村喜文 創元社、「MSSMへの招待」細川佳博・山中康裕編 創元社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 10 | 10 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを熟読する |
授業 | ガイダンス | |
事後学習(復習) | ガイダンスの内容をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | コラージュ療法について調べてくる |
授業 | コラージュ療法理論 | |
事後学習(復習) | 集団コラージュ療法についてまとめてくる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | コラージュ療法の疑問点について整理してくる。 |
授業 | コラージュ療法(演習①) | |
事後学習(復習) | コラージュ療法演習についてまとめてくる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | コラージュ療法の実践方法について調べてくる。 |
授業 | コラージュ療法(演習②) | |
事後学習(復習) | コラージュ療法演習についてまとめてくる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 集団コラージュ療法について調べてくる。 |
授業 | 集団コラージュ療法(演習③) | |
事後学習(復習) | 集団コラージュ療法演習についてまとめてくる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法について調べてくる |
授業 | 箱庭療法理論 | |
事後学習(復習) | 箱庭療法の演習についてまとめてくる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法の砂の意味について調べてくる。 |
授業 | 箱庭療法(演習①) | |
事後学習(復習) | 箱庭療法演習についてまとめてくる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 玩具の意味について調べてくる。 |
授業 | 箱庭療法(演習②) | |
事後学習(復習) | 箱庭療法の演習についてまとめてくる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | グループ箱庭療法について調べてくる。 |
授業 | 箱庭療法(演習③) | |
事後学習(復習) | グループ箱庭療法演習についてまとめてくる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 交互色彩分割法について調べてくる。 |
授業 | 交互色彩分割法(演習①) | |
事後学習(復習) | 交互色彩分割法の疑問点について考えてくる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | MSSM(Mutual Scribble Story Making)について調べてくる。 |
授業 | MSSM(Mutual Scribble Story Making)(演習②) | |
事後学習(復習) | MSSM(Mutual Scribble Story Making)の疑問点について考えてくる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 音楽を用いた芸術療法について調べてくる。 |
授業 | 音楽を用いた芸術療法(演習⑦) | |
事後学習(復習) | 音楽を用いた芸術療法の疑問点について考えてくる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 大学の相談センターについて調べてくる。 |
授業 | 大学の相談センターにおける芸術療法 | |
事後学習(復習) | 大学の相談センターにおける芸術療法の有効性について考えてくる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 病院臨床について調べてくる。 |
授業 | 病院臨床における芸術療法 | |
事後学習(復習) | 病院臨床における芸術療法の有効性について考えてくる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの演習をまとめる |
授業 | グループワーク | |
事後学習(復習) | これまでの演習を通してレポートとしてまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 毎回演習を通した体験学習を主に行う。そのため毎回の体験をまとめておくことが望まれる。そのまとめたものをレポートとして最後に提出してもらう。 |