科目名 | 理論看護学 |
ナンバリング | MN_A1_03 |
担当者 |
中島 洋子
小林 幸恵 新井 祐恵 中島 富有子 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 看護学専攻(修士課程) |
分類 | 選択科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
看護理論は、看護実践にどのように活用されているか。あるいは、看護基礎教育でどの様に教えられているか。看護現任教育でどのように応用されているか。などの疑問に対応できるように、幅広い視点から看護理論を理解し、実践の科学としての学びを深める。さらに、将来において各自の看護観を理論化できるきっかけ創りとする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
看護基礎教育と現任教育の経験及び臨床において看護管理等の経験を持つ4名の教授により担当する。担当者らの実務経験は日米の看護理論の発展過程を草創期からの翻訳本を参考に、かつ国際看護理論研修会・看護理論研究会等に参加し、教育や実践の場での実践活動を通して研究等の経験を集積してきた。また、看護理論を看護診断にどのように適用するかの課題を日本看護診断学会の会員として研究してきた実績を通して講義で展開する。 |
授業の 到達目標 |
①看護理論とは、看護理論の変遷、看護理論の構成要素、分析と評価について理解する。 ②看護理論の生成過程を日米の時代背景と共に理解する。 ③古典として現存するナイチンゲ-ルの看護理論について理解する。 ④ヘンダ-ソンの看護理論とその基盤となる理論を理解する。 ⑤米国等の看護理論ペプロウからオレム・ロイ及びベナ-など現存するさまざまな看護理論について理解する。 ⑥看護理論を看護実践(看護診断)に適用する方法を学ぶ。 |
学習方法 | テキスト及び資料に基づく講義・CD等の視聴を通して意見交換・参加者の経験事例のプレゼンテ-ションやグル-プ討議などを取り入れる(アクティブ・ラ-ニング)。 |
テキスト及び 参考書籍 |
エキスト:筒井真優美編集『看護理論家の業績と理論評価(第2版)2020』医学書院 必要時、授業の時に資料を配布する。 参考書は特に指定しないが、必要な文献・図書を各自で準備し活用する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、この授業の概要及び到達目標を理解しておく |
授業 | オリエンテ-ション(この授業の展開方法について)看護理論の定義と歴史的変遷(中島洋子) | |
事後学習(復習) | この授業の進め方について理解し、各自のこれまでの実践経験を振り返り講義に臨む心構えをもつ | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト:看護学と看護理論、看護理論の構成要素などを理解する |
授業 | 看護理論の構成要素、理論評価と開発について理解する (中島洋) | |
事後学習(復習) | 看護理論の構成要素をまとめ、看護実践に適用して考える | |
第3週 | 事前学習(予習) | 看護理論の成り立ちについて、ナイチンゲ-ル・ヘンダーソンの看護理論について文献を調べておく |
授業 | ナイチンゲール、ヘンダーソン等の看護理論の生成過程を日米の時代背景と共に理解する。(中島洋) | |
事後学習(復習) | 日米の看護理論の成り立ちを時代背景と共に考えてみる、良く活用する理論について考察する | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト:ロイ、キングの看護理論について理解する |
授業 | ロイ、キングの看護理論を概説する (小林) | |
事後学習(復習) | 講義内容をもとに看護実践との関連を考察する | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト:マーサ・ロジャーズ理論について理解する |
授業 | マーサ・ロジャーズ理論について概説する (小林) | |
事後学習(復習) | 講義内容をもとに看護実践との関連を考察する | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト:北米の最初の看護理論家ペプロウ等について理解する |
授業 | ペプロウ等の看護理論について概説し、基盤となっている理論に言及する(中島富有子) | |
事後学習(復習) | 看護理論を産出する方法について考える | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト:オーランド、トラベルビー等の理論について理解を深めておく |
授業 | オーランド、トラベルビー等の理論を日常の看護実践に適用させて考えてみる (中島富) | |
事後学習(復習) | オーランド、トラベルビー等の理論を日常生活にも適用させて、理解を深める | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト:セルフケア理論(オレム?アンダー‐ウッド理論)等の看護理論について理解する |
授業 | セルフケア理論(オレム?アンダー‐ウッド理論)等の看護理論について概説する (中島富) | |
事後学習(復習) | セルフケア理論(オレム?アンダー‐ウッド理論)等の看護理論について看護実践にどのように適用できるか考える | |
第9週 | 事前学習(予習) | 看護診断に関する資料を収集し、実践上の課題・研究課題を持つ |
授業 | 看護理論を看護実践(看護診断)に適用する方法・意義、看護理論と看護診断の関連について学ぶ(中島洋) | |
事後学習(復習) | 看護過程の看護診断に理論を活用する方法・意義を考える | |
第10週 | 事前学習(予習) | ベナー、病みの軌跡等の理論について理解し、理論を活用する意義、日常の看護事例を考える |
授業 | ベナー、病みの軌跡等の理論を日常の看護実践に適用させて考えてみる (新井) | |
事後学習(復習) | ベナー、病みの軌跡モデル等の理論を事例に適用させて考え、理解を深め、考えをまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 看護過程の看護診断に理論を活用する意義、アセスメントと看護展開について事例から考える |
授業 | 看護理論を看護実践(看護診断)の事例①に適用する方法を学ぶ (新井) | |
事後学習(復習) | 提示された事例①を整理し、考えをまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 看護過程の看護診断に理論を活用する意義、アセスメントと看護展開について事例から考える |
授業 | 看護理論を看護実践(看護診断)の事例②に適用する方法を学ぶ (新井) | |
事後学習(復習) | 提示された事例②を整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 看護過程の看護診断に理論を活用する意義、アセスメントと看護展開についてを事例から考える |
授業 | 看護理論を看護実践(看護診断)の事例③に適用する意義を事例から学ぶ(新井) | |
事後学習(復習) | 看護理論を看護実践に適用する具体的な道筋をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 活用したい看護理論についてプレゼンテ-ションの準備をする |
授業 | 受講者の具体的な事例を提示する。看護理論に適用させるための助言を行う(中島・小林) | |
事後学習(復習) | 助言を受けて他者に伝わるように事例の再構成をする | |
第15週 | 事前学習(予習) | プレゼンテ-ションの準備をする |
授業 | 具体的な事例を看護理論に適用させプレゼンテ-ションを行い、意見交換をする(中島洋・小林・新井・中島富) | |
事後学習(復習) | プレゼンテ-ション結果に意見を加えて再考察する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 臨床事例のある現象を記述し、その現象に看護理論を適用して分析・統合することで、看護実践の振り返りを行い現象の説明及び意味づけに看護理論を活用できることを学ぶ。 さらに、看護実践と遊離しない看護理論を確認することで、将来において看護理論を生産するきっかけづくりとする。 |