科目名 | フィジカルアセスメント |
ナンバリング | NS_C3_02 |
担当者 |
馬塲 才悟
森田 夏代 葛原 誠太 大庭 悠希 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
養護教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 2年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
看護の対象となる人を客観的かつ正確にアセスメントするための基本的な技術や考え方を主体的に学習する。そして、看護におけるフィジカルアセスメントの意義を理解し、積極的に情報を収集し、情報の意味、問題の解釈・分析をし、対象の全身状態を系統的・体系的にアセスメントすることができる能力を養う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1) 看護におけるフィジカルアセスメントの意義・目的を理解できる。 2)科学的根拠に基づく身体診察の基本的技術を習得することができる。 3)問診と身体診察で得られた情報から正常・異常の判断を行うことが出来る。 4)得られた情報から、対象の健康状態と生活への影響について、考えることが出来る。 5)得られた情報をアセスメントし、対象に必要な援助は何か、考えることができる。 |
学習方法 | 講義と演習(グループ討議を含む) |
テキスト及び 参考書籍 |
①山内豊明著.フィジカルアセスメントガイドブック-目と手と耳でここまでわかる(第2版)医学書院.②大久保暢子著.日常生活行動からみるヘルスアセスメント.日本看護協会.参考書籍は適宜紹介する. |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 65 | 20 | 5 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 25 | |||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 1年次に学修した解剖生理学及びバイタルサインの知識を確認しておくこと |
授業 | 看護におけるフィジカルアセスメントとは・バイタルサインの確認 | |
事後学習(復習) | フィジカルアセスメントの意義と目的について、まとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布資料を読んでおくこと |
授業 | フィジカルアセスメントの基本技術(視診・聴診・打診・触診) | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおくこと |
授業 | 系統別フィジカルアセスメント技術①五感を活用した頭頸部・神経系・感覚器系 | |
事後学習(復習) | 配布資料による復習と講義内容をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストを読み、事前課題を行う |
授業 | 系統別フィジカルアセスメント技術②生命機能を守る循環器系・呼吸器系-1 | |
事後学習(復習) | 呼吸器系技術についてまとめておく。技術については自己練習を行う | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストを読み、事前課題を行う |
授業 | 系統別フィジカルアセスメント技術③生命機能を守る循環器系・呼吸器系ー2 | |
事後学習(復習) | 循環器系技術についてまとめておく。技術については自己練習を行う | |
第6週 | 事前学習(予習) | バイタルサイン測定技術及び正常値の確認をしておくこと |
授業 | バイタルサインの測定技術と5回までのまとめ | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 排泄機能について、事前課題を行う |
授業 | 系統別フィジカルアセスメント技術④栄養・排泄に関連する腹部・消化器系 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 前回までの学修内容を確認して、事前課題に取り組む |
授業 | シナリオを用いたシミュレーション演習:発熱・倦怠感のある人のアセスメントと看護 | |
事後学習(復習) | 演習を通して学んだことを事後課題でまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 事前課題に取り組む。指定したDVDなどを視聴する |
授業 | 系統別フィジカルアセスメント技術⑤身体を動かす機能に関連する運動器系・神経系 | |
事後学習(復習) | 演習を通して学んだことを事後課題でまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布資料を熟読しておくこと |
授業 | 系統別フィジカルアセスメント技術⑥問診及び全身を迅速にアセスメントする技術 | |
事後学習(復習) | 事後課題に取り組む・課題レポートを提示する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 事前課題に取り組む |
授業 | シナリオを用いたシミュレーション演習:心不全・呼吸困難・浮腫のある人のアセスメントと看護-1 | |
事後学習(復習) | 演習グループで事後課題に取り組む | |
第12週 | 事前学習(予習) | 事前課題に取り組む |
授業 | シナリオを用いたシミュレーション演習:心不全・呼吸困難・浮腫のある人のアセスメントと看護ー2 | |
事後学習(復習) | 演習グループで事後課題に取り組む | |
第13週 | 事前学習(予習) | 12週の演習で持ち越した課題に取り組む |
授業 | シナリオを用いたシミュレーション演習:麻痺・意識障害のある人のアセスメントと看護 | |
事後学習(復習) | 演習グループで事後課題に取り組む | |
第14週 | 事前学習(予習) | 事前課題に取り組む |
授業 | シナリオを用いたシミュレーション演習:消化器症状のある人のアセスメントと看護 | |
事後学習(復習) | 個人ワークで事後課題に取り組む | |
第15週 | 事前学習(予習) | フィジカルアセスメントの今後の活用について、自己の課題を考える |
授業 | シナリオを用いたシミュレーション演習・まとめ | |
事後学習(復習) | リフレクションシートの記載 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画は予定であり、進行状況に応じて変更する。配布資料が多くなりますので、各自で管理を行うこと。技術の自己練習についてはオフィスアワーを活用して教員から指導を受けることが可能です。 |