開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 通年 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
学生自身が実際に地域住民の方々に栄養教室を開催することで、管理栄養士という専門職の使命を理解することが目的である。基礎的な内容をテーマとした栄養教室の企画運営を通じて、専門知識の理解を深めることで勉学への意欲を高めると共に、協働の大切さ、準備の大切さを体得する機会を提供する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)健康な食事とはどのようなものか説明できる。 2)食事バランスガイドを用いて献立作成ができる。 3)作成した献立について栄養学の面から説明できる。 4)参加者に喜んでもらえる栄養教室が実施できる。 5)自分が実施した栄養教室を客観的に評価することができる。 |
学習方法 | 講義、演習、グループワーク、体験 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
「食事バランスガイド」を活用した栄養教育・食育実践マニュアル(第一出版) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 80 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 食事バランスガイドを活用した栄養教育・食育実践マニュアルに一通り目を通す |
授業 | オリエンテーション。授業の目的と内容を説明する。 | |
事後学習(復習) | 3日間の食事記録をつける | |
第2週 | 事前学習(予習) | 「食事バランスガイド」の基本的な考え方、活用方法についてテキストに目を通しておく |
授業 | 食事バランスガイドの説明をする。 | |
事後学習(復習) | アセスメントシートを完成させる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 「食事バランスガイド」の基本的な考え方、活用方法についてテキストに目を通しておく |
授業 | 食事バランスガイドを用いて食事計画を立案する方法を学ぶ | |
事後学習(復習) | 自分の食事計画を立案する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 献立作成に必要な資料などを収集、整理しておく。 |
授業 | 献立の作成について説明を受ける | |
事後学習(復習) | 各自の献立を完成させる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 各自が作成した献立を完成させ持って来る。 |
授業 | 個々人の食事計画をもとに班で統一した食事計画を作成する | |
事後学習(復習) | 班の献立の改善点を考える。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 作成・改善した班の献立を確認し、持って来る。 |
授業 | 個々人の献立をもとに班で統一した献立を作成する | |
事後学習(復習) | 栄養教室に関する計画(発表ppt含む)すべてを準備する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 班の食事、献立計画の発表準備を行う |
授業 | グループ別発表(班の食事、献立計画)→グループで集約する | |
事後学習(復習) | 班の計画をグループの計画へ集約する | |
第8週 | 事前学習(予習) | グループの計画を準備しておく |
授業 | 講話の予行、調理の予行に関する説明を受ける | |
事後学習(復習) | それぞれの役割に従って予行の準備を行う | |
第9週 | 事前学習(予習) | 予行の準備、必要資料を印刷する |
授業 | 講話の予行① | |
事後学習(復習) | アンケートの集計を行う | |
第10週 | 事前学習(予習) | 予行の準備、必要な食材の買出しを済ませておく |
授業 | 調理の予行と講話の予行②、会場設営等の確認【夏休みにSMCにて実施】 | |
事後学習(復習) | 本番でのタイムスケジュールや設備、備品等の修正を行う | |
第11週 | 事前学習(予習) | アンケート集計結果、係りの計画書などを準備する |
授業 | 予行、会場設営等の反省、計画の修正を行う | |
事後学習(復習) | 必要な書類、準備の際に使用する計画書などすべてをそろえる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 必要な書類を印刷して持ってくる |
授業 | 各グループの配布資料や計画書などすべてを展示して確認、参考にする | |
事後学習(復習) | 最終の修正を行う | |
第13週 | 事前学習(予習) | 住民さん向け栄養教室の資料の改善点などを確認し、持って来る。 |
授業 | 住民さんに栄養教室実施 | |
事後学習(復習) | ||
第14週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 住民さんに栄養教室実施 | |
事後学習(復習) | 住民さんに栄養教室実施後の検証を行い、報告会資料を作成する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 栄養教室の内容等を報告スライドとして準備する。 |
授業 | 報告会(各グループ代表) | |
事後学習(復習) | 今後の集団指導の資料として整理・保管する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・実際に、地域住民の方に栄養教室を開催します。 ・夏休みにも授業があります(予行)。 ・班員が力を合わせて栄養教室を運営することを学んでもらうため、各自が積極的に参加することを望みます。 ・地域住民の方に向けて実施するバランスガイド教室は、後期に入り実施するため、前期の内にしっかりとした実施計画を立て、必要に応じては夏季休業中も班内で資料づくりや献立の試作などの連携を取り合い、参加者の皆様に喜んで頂ける栄養教室が実施できるよう努力することを望みます。 ●授業計画は変更する可能性が高いです。変更の場合は、改めて授業計画をプリントにて配布します。 |