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健康教育学

科目名 健康教育学
ナンバリング
担当者 池田 佐知子
村岡 早苗
南里 玲子
南里 真美
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 専門科目
関連する
資格・免許
保健師国家試験受験資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
小城 3年 前期 2単位 選択
授業の概要
及びねらい
様々な対象集団の健康課題を検討し、集団としてのケア能力を高め、行動変容を促す支援の方法として健康教育に関する理論と方法について学修する。それにより、対象集団の健康問題と関連する要因を理解し、行動変容に向けた保健指導を展開する能力を養う。具体的には、教育事例を設定し、対象集団のアセスメント、健康教育の目的や方法について立案し、指導案を作成しロールプレイ、評価など実践的に学習を進め、健康教育に必要な知識・技術を習得する。
実務経験に
関連する
授業内容
県及び市における保健師としての20年以上のキャリアを持つ教員4名で、実践の経験に基づいた行動変容を起こすプロセスと効果的な方法について述べた上で、理論と結びついた教育を指導する。
授業の
到達目標
対象集団の特徴を理解し、健康問題と関連する要因を推察し、行動変容に向けた保健指導を展開することができる。
1)保健指導のための対象集団の情報収集、アセスメントを実施することができる。
2)健康教育の目的、目標を設定し、指導内容を検討することができる。
3)効果的な健康教育を展開することができる。
4)実施した健康教育の場面を振り返り、自己の課題を明確にすることができる。
5)健康教育の一連の過程から、健康教育における看護専門職の役割について考察することができる。
学習方法 講義および演習(グループワーク)。グループワークへの参加により目標を達成することができるため、事前学習や準備を計画的に実施すること。
テキスト及び
参考書籍
公衆衛生看護学、上野昌江編、2016、中央法規
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5 5   5 5 5 5   5     5   5 5 10 10   10 5 5 5 5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 60
授業態度  
受講者の発表 40
授業の参加度  
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを熟読し、テキスト95~100Pを読んでおく
授業 看護における健康教育の基本について、実際場面を映像で確認したうえで、講義する(池田)
事後学習(復習) テキストを振り返り確認しておく
第2週 事前学習(予習) テキスト100~105Pを読んでおく
授業 健康教育と運営について講義する(池田)
事後学習(復習) テキスト100~105Pを振り返り確認しながら読む
第3週 事前学習(予習) テキスト105~109Pを読んでおく
授業 健康教育展開の実践例について映像と資料を用い講義する。グループワークに向けての説明を行う(池田)
事後学習(復習) 健康教育に関するテキストと配布資料を熟読する
第4週 事前学習(予習) 健康教育のテーマとする資料を収集しておく
授業 健康教育グループワーク①生活習慣病、母子保健、感染症、歯科保健、介護予防に関する対象者と目的、指導案作成(全教員)
事後学習(復習) グループメンバーで指導案について話し合う
第5週 事前学習(予習) 健康教育の対象・内容に関する資料を収集する
授業 健康教育グループワーク②教育内容の対象と目的指導案に沿った媒体を作成する(全教員)
事後学習(復習) 健康教育の媒体をわかりやすさの視点で検討する
第6週 事前学習(予習) 健康教育のシナリオ作成に必要な資料を収集する
授業 健康教育グループワーク③健康教育のシナリオを検討し作成する(全職員)
事後学習(復習) シナリオについて間違いがないかや根拠を確認する
第7週 事前学習(予習) 発表に向けて練習しておく
授業 健康教育発表①-1グループで検討した流れの説明と教育を実施し、互いに評価を行う(全教員)
事後学習(復習) 評価された内容や意見を取り入れて実施したうえでのレポートを作成する
第8週 事前学習(予習) 発表に向けて練習しておく。終了したグループはレポートを作成する
授業 健康教育発表①-2グループで検討した流れの説明と教育を実施し、互いに評価を行う(全教員)
事後学習(復習) 評価された内容や意見を取り入れて実施したうえでのレポートを作成する
第9週 事前学習(予習) 発表した内容と評価内容を記録し、テキストを確認しておく
授業 健康教育の第1回目の実践を終えて、見えてきた課題をもとに、何が必要かをグループで話し合い、実践の映像を確認するとともに、保健師の実践場面の映像を確認し必要な能力と課題について検討する(全教員)
事後学習(復習) 話し合った内容を記録し、課題を明確にする
第10週 事前学習(予習) 第2回目の健康教育の対象者とテーマに関する資料を収集しておく
授業 健康教育グループワーク④生活習慣病、母子保健、感染症、歯科保健、介護予防に関する対象者と目的、指導案作成(全教員)
事後学習(復習) グループで指導案について検討する
第11週 事前学習(予習) 健康教育の媒体作成に必要な資料を収集しておく
授業 健康教育グループワーク⑤健康教育の対象と目的に沿った媒体の作成(全教員)
事後学習(復習) 健康教育媒体の確認
第12週 事前学習(予習) 健康教育のシナリオ作成に必要な資料の収集
授業 健康教育グループワーク⑥健康教育のシナリオ作成と伝わる話し方の練習(全教員)
事後学習(復習) 発表準備としてのシナリオ暗記
第13週 事前学習(予習) 発表に向けての練習
授業 健康教育発表②-1及び意見交換、相互評価(全教員)
事後学習(復習) 自己評価に加え他者の意見評価を受けて総合的なレポート作成
第14週 事前学習(予習) 発表に向けての練習及び発表修了者はレポート作成
授業 健康教育発表②-2及び意見交換、相互評価(全教員)
事後学習(復習) レポート作成
第15週 事前学習(予習) 全資料の確認
授業 全体を振り返って疑問点の確認と健康教育のまとめ
事後学習(復習) これまでの資料及び作成した媒体を振り返る
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考