坂本 飛鳥 (SAKAMOTO ASUKA) 女性 1978年生まれ
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2024/05/31 更新
プロフィール
学歴
平成13年 3月 医療福祉専門学校緑生館理学療法学科卒業 |
平成13年 3月 佛教大学社会福祉学部通信教育課程卒業 学士(社会福祉学) |
平成20年 8月 Australia Australian English Language school 修了 |
平成24年12月 Australia La Trobe Melbourne 修了 |
平成27年 3月 La Trobe University 修士(master of health science) |
平成31年 2月 広島国際大学医療福祉科学研究科卒業 博士(医療工学) |
職歴
平成13年 4月 長崎セントノーヴァー病院 (平成15年 3月まで) |
平成15年 4月 天神会 新古賀病院 古賀病院21 (平成20年 3月まで) |
平成22年 9月 Manly warters hospital (Australia) (平成23年 2月まで) |
平成23年 4月 山口てつ整形外科クリニック (平成25年 1月まで) |
平成25年 8月 山口てつ整形外科クリニック 非常勤 (平成27年 2月まで) |
平成27年 4月 聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部理学療法学科 助教 (平成31年 3月まで) |
平成31年 4月 西九州大学リハビリテーション学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 講師 (現在に至る) |
専門分野
運動器理学療法学 ウィメンズ・メンズヘルス 国際リハビリテーション医療 |
研究テーマ
産前産後の骨盤痛 産前産後のマイナートラブルに関する研究 女性アスリート支援 国際リハビリテーション医療教育 |
共同研究
【 実績 】 | ①産後の骨盤アライメント変化と骨盤痛について 科学研究費補助金 ②産後慢性化するマイナートラブルの新しい予測指標とスクリーニングの開発 科学研究費補助金 ③リハビリテーション専門科目への接続を図る入学前・初年次物理学習プログラムの開発 科学研究費補助金 ④地域在住要介護高齢者の多角的視点による新たな転倒予測指標の開発 科学研究費補助金 ⑤産後女性における産後疲労の客観的評価法の開発 科学研究費補助金 ⑥母親の抱っこ時の身体不調を予防するための遠隔姿勢評価・支援システムの開発 科学研究費補助金⑦子育てオンラインサービスに関する研究 フェムテック補助事業 ⑦女性アスリート支援事業・研究 佐賀県女性アスリート医科学支援モデル事業⑧公益財団法人JKA補助金事業 女性アスリートの骨盤底筋の特徴と尿もれに関する研究 |
【 希望 】 | アジアの国際リハビリテーション医療 アジア圏における産前産後におけるマイナートラブルに関する調査 (Women's health issues in Asia) グローバル社会にけるリハビリテーション医療教育 |
所属学会
公益社団法人日本理学療法士協会 World Confederation Physical Therapy American Physical Therapy Association 日本健康予防医学会 日本排尿機能学会 日本骨盤底機能学会 |
学会・社会活動
平成28年 4月 日本理学療法士協会 静岡県理学療法士会 健康増進部 (平成31年 1月まで) |
平成30年 4月 日本支援工学理学療法学会学術大会 運営委員 (令和元年10月まで) |
平成30年 4月 日本理学療法士協会 腰背部班 システマティックレビュー委員 (令和 3年12月まで) |
令和 2年 8月 NPO 佐賀国際交流支援協会 理事 (現在に至る) |
令和 2年12月 一般社団法人へルスサポーターズイノベーション・佐賀大学 産前産後の支援事業 共同研究 (現在に至る) |
令和 3年 6月 佐賀県助産師リカレント教育 (現在に至る) |
学会賞等
研究者からの一言アピール
共同研究していただける方募集中です。よろしくお願い致します。 |
オフィスアワー
時間:月曜日 9:00から12:00 場所:7号館 5階 研究室 |
教育・研究業績一覧
著書・論文等
【著書】
こだわり抜く筋持久力増強運動
2023/06 共著 文光堂
【概要】この本は筋持久力の改善につながる方法を多角的な視点で情報を集約した一冊である。私は妊婦を対象とした筋持久力増強運動について、エビデンスをもとにまとめた。
180-185
【著書】
理学療法ガイドライン 第2版
2021/10 共著 医学書院
【概要】背部痛、腰椎椎間板ヘルニア、膝前十字靭帯損傷、肩関節周囲炎、変形性膝関節症、脳卒中、脊髄損傷、パーキンソン病、脳性麻痺、糖尿病、心大血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、身体的虚弱、下肢切断、地域理学療法、徒手的理学療法など41の疾患・領域に対する理学療法におけるエビデンスをもとにしたガイドライン
219-247 背部機能障害 理学療法ガイドライン
公益社団法人 日本理学療法士協会
【著書】
義肢装具学テキスト 改訂第3版
2017/11 共著 共著 南江堂
小児の装具について
https://www.nankodo.co.jp/g/g9784524255979/
https://www.nankodo.co.jp/g/g9784524255979/
監修 細田多穂
編集 磯崎弘司 両角昌実 横山茂樹
共著 大城昌平
編集 磯崎弘司 両角昌実 横山茂樹
共著 大城昌平
【学術論文】
Domains of the Kihon Checklist Associated with Prefrailty among Community-Dwelling Older Adults
2023/05 共著 Annals of Geriatric Medicine and Research May
【概要】This study examined the domains of the Kihon Checklist (KCL) associated with prefrailty by comparing them to robustness measures, using the KCL to comprehensively assess life-related functions in community-dwelling older adults. Prefrail individuals were characterized by poor physical function and nutritional status, as well as depressive mood. Prefrailty may be prevented or improved by approaches to improve physical function and fear of falling in addition to psychological interventions that encourage activity and a sense of self-usefulness.
1-10
Kamasaki T,Otao H, Hachiya M, Kubo A, Okawa H, Fujiwara K, Sakamoto A, Shimokihara S, Maruta M, Han G, Tabira T
【学術論文】
地域在住健常女性成人における寝返り動作と運動機能の関連
2023/04 共著 保健医療学雑誌 vol.14(2)
【概要】要旨
【緒言】移動の発達において,寝返り動作は床上での移動手段として最も早期に獲得され,生涯を通じて有用な移動手段である.また,日常生活活動の自立に欠くことができない基本動作である.寝返り動作に含まれる要素は,その後に続く基本動作と深く関係しているが,寝返り動作と運動機能や基本動作との関連を検討した研究は見当たらない.本研究の目的は寝返り動作と運動機能の関連を明らかにすることである.【方法】対象は地域在住健常女性成人 42 名で,平均年齢は 55.4±18.6 歳であった.寝返りの所要時間,30 秒椅子立ち上がりテスト(30-second chair stand test: CS30),Timed“Up & Go”test(TUG),最 大 努 力 下 で の Figure-of-8 WalkTest(F8Wmax),最大歩行速度,握力,大腿四頭筋筋力,足指把持力を測定し,寝返りの所要時間と各運動機能の関連を検討した.【結果】寝返りの所要時間と運動機能(CS-30, TUG, F8Wmax,最大歩行速度)の間に有意な相関が認められた.また,右への寝返りと左への寝返りの間の相関
係数は 0.84 で,p<0.01 で有意であった.【結論】地域在住健常女性成人において寝返り動作と運動機能に関連が認められ,寝返りを速く行える者ほど歩行能力やバランス能力が高い可能性が示唆された.また,寝返り動作を練習することで,日常生活活動で手助けや見守りが必要な者の運動機能や基本動作が改善し,起居移動動作の自立度が高まる可能性が示唆された.
【緒言】移動の発達において,寝返り動作は床上での移動手段として最も早期に獲得され,生涯を通じて有用な移動手段である.また,日常生活活動の自立に欠くことができない基本動作である.寝返り動作に含まれる要素は,その後に続く基本動作と深く関係しているが,寝返り動作と運動機能や基本動作との関連を検討した研究は見当たらない.本研究の目的は寝返り動作と運動機能の関連を明らかにすることである.【方法】対象は地域在住健常女性成人 42 名で,平均年齢は 55.4±18.6 歳であった.寝返りの所要時間,30 秒椅子立ち上がりテスト(30-second chair stand test: CS30),Timed“Up & Go”test(TUG),最 大 努 力 下 で の Figure-of-8 WalkTest(F8Wmax),最大歩行速度,握力,大腿四頭筋筋力,足指把持力を測定し,寝返りの所要時間と各運動機能の関連を検討した.【結果】寝返りの所要時間と運動機能(CS-30, TUG, F8Wmax,最大歩行速度)の間に有意な相関が認められた.また,右への寝返りと左への寝返りの間の相関
係数は 0.84 で,p<0.01 で有意であった.【結論】地域在住健常女性成人において寝返り動作と運動機能に関連が認められ,寝返りを速く行える者ほど歩行能力やバランス能力が高い可能性が示唆された.また,寝返り動作を練習することで,日常生活活動で手助けや見守りが必要な者の運動機能や基本動作が改善し,起居移動動作の自立度が高まる可能性が示唆された.
72-78
溝田勝彦,田中真一,久保温子,大川裕行,古後晴基,大田尾浩, 八谷瑞紀,坂本飛鳥,坪内優太,釜崎大志郎
【学術論文】
リハビリテーション専門科目への接続と学習モチベーションの 維持を目的とする自学自習用物理学習プログラムの開発
2023/03 共著 リハビリテーション科学ジャーナル Vol.18
【概要】大学入学前あるいは入学直後の学生向けに開発を行っている物理学の自学自習用プログラムに関する報告を行う.運動学等のリハビリテーション専門科目の理解のためには物理学の基礎的な知識の習得が望まれるが,高等学校の物理科目を履修していない学生も多く,大学レベルの物理学授業の実施に支障をきたしている.入学前教育や反転授業等により事前に必要な知識を補完する方法もあるが,物理に対する苦手意識の強い学生が多く,既存の学習プログラムを用いた従来の学習方法では学習モチベーションを維持することが難しい.本研究の自学自習プログラムの特徴は,運動学分野の単元とそれに関連する物理学の単元を楔形に配置して両者を交互に学習するような方法を採ったことである.このことにより,学習者がリハビリテーション専門科目の理解に物理学の知識が不可欠であることを認識し,学習モチベーションを維持しながら基礎的な物理の知識を習得することが期待される.
9-15
津森 伸一,高山 真希,坂本 飛鳥
【学術論文】
カフェイン摂取が身体活動に及ぼす影響:症例報告 ―血糖値,運動時間の変化に着目して―
2023/02 共著 西九州リハビリテーション研究 Vol.15
【概要】目的:本研究の目的は,カフェインを摂取することが血糖値,運動にどのような影響を及ぼすか観察することとした.対象:運動習慣のある男子大学生1名.方法:本研究は自己実験であり,介入期間は4週間であった.介入内容は運動前にカフェイン400㎎を毎日摂取することであった.毎日空腹時,運動前後の血糖値,体重,体脂肪率,筋肉量,摂取カロリー消費カロリー,運動時間,心拍数,歩数,睡眠時間を計測した.統計処理は統計ソフトSPSS20(IBM社)を用いて,1週間ごとの計測結果を一元配置分散分析で比較した.統計学的有意水準は5%とした.結果:血糖下降値で有意差はみられなかったが,カフェイン摂取前に比べ36.80㎎/dlから30.70㎎/dlへと低値を示した.結論:本研究では血糖下降値,運動時間に有意差はみられず,カフェインが運動による脂質代謝に影響を及ぼしたとはいえない.しかし,カフェインを摂取することにより脂質代謝が亢進し,運動時間を延長させることが示唆された.
63-69
上原博斗,坂本飛鳥
【学術論文】
体力測定会への参加頻度に影響する 基本チェックリストの項目
2023/01 共著 理学療法科学 vol.38(1)
【概要】本研究の目的は,介護予防を目的とした体力測定会の参加頻度に影響する基本チェックリスト(Kihon Checklist:KCL)の各項目を検討することである.〔対象と方法〕対象は,全 6 回の体力測定会のうち 4 回以上参加した継続参加群 91 名,1 回のみ参加した単発参加群 64 名の計 155 名とした.体力測定会への参加頻度に影響するKCL の各項目を検討するために,継続参加群および単発参加群を従属変数とした 2 項ロジスティック回帰分析を実施した.〔結果〕体力測定会への参加頻度に影響する KCL の各項目として,「6 ヵ月間で 2 kg 以上の体重減少があるか」が選択された.〔結語〕体力測定会への参加を継続するには,体重減少が生じないよう栄養状態に注意する必要
性が示唆された.
性が示唆された.
1-6
釜﨑大志郎,大田尾 浩,八谷 瑞紀,久保 温子,大川 裕行,藤原 和彦,坂本 飛鳥,下木原 俊,韓 侊熙, 丸田 道雄,田平 隆行
【学術論文】
地域在住中高年者を対象とした プレフレイルからロバストへの改善に 関連する基本チェックリストの各領域の特徴
2022/12 共著 日本老年療法学会誌 vol.1
【概要】本研究の目的は,プレフレイルからロバストへの改善に関連する基本チェックリスト(kihon checklist:
KCL)の各領域の特徴を検討することとした。【方法】対象は,半年に1 回の体力測定会に参加した地域在住中高年者とした。改訂日本版cardiovascular health study 基準(改訂版J-CHS)でプレフレイルの有無を評価し,半年後に同様の評価を行った。ベースラインから半年後にプレフレイルからロバストに改善した群と変化がなかった非改善群の2 群に分けた。また,KCL で生活に関連する機能の評価を行った。改善群と非改善群を従属変数,KCL の各領域の点数を独立変数とした2 項ロジスティック回帰分析を行った。また,有意な関連を示したKCL の下位項目に回答した割合を比較し,特徴を検討した。【結果】分析対象者は,地域在住中高年者60名(72±8歳)であった。2 項ロジスティック回帰分析の結果,プレフレイルからロバストへの改善の有無にはKCL の社会的孤立(OR: 0.04, 95%CI: 0.00-0.74, p=0.031)が関連することが明らかになった。また,ロバストに改善した群は,社会的孤立の中でも週に1 回以上外出している者が有意に多かった。
KCL)の各領域の特徴を検討することとした。【方法】対象は,半年に1 回の体力測定会に参加した地域在住中高年者とした。改訂日本版cardiovascular health study 基準(改訂版J-CHS)でプレフレイルの有無を評価し,半年後に同様の評価を行った。ベースラインから半年後にプレフレイルからロバストに改善した群と変化がなかった非改善群の2 群に分けた。また,KCL で生活に関連する機能の評価を行った。改善群と非改善群を従属変数,KCL の各領域の点数を独立変数とした2 項ロジスティック回帰分析を行った。また,有意な関連を示したKCL の下位項目に回答した割合を比較し,特徴を検討した。【結果】分析対象者は,地域在住中高年者60名(72±8歳)であった。2 項ロジスティック回帰分析の結果,プレフレイルからロバストへの改善の有無にはKCL の社会的孤立(OR: 0.04, 95%CI: 0.00-0.74, p=0.031)が関連することが明らかになった。また,ロバストに改善した群は,社会的孤立の中でも週に1 回以上外出している者が有意に多かった。
1-8
釜﨑大志郎,大田尾 浩,八谷 瑞紀,久保 温子,大川 裕行,藤原 和彦,坂本 飛鳥,下木原 俊,
韓 侊熙, 丸田 道雄,田平 隆行
韓 侊熙, 丸田 道雄,田平 隆行
【学術論文】
Social Functioning and Life-Related Domains Associated with Cognitive Frailty in Older Adults
2022/10 共著 Physical & Occupational Therapy In Geriatrics vol.40(3)
【概要】To examine the characteristics of social functions and life-related domains associated with cognitive frailty in community-dwelling older adults.This study is cross-sectional study. 121 community-dwelling older adults (mean age ± SD:77 ± 7 years) participated. Social functioning was assessed based on the Makizako-5 criteria and life-related domains based on the Kihon Checklist (KCL) questionnaire. The social functioning and life-related domains associated with cognitive frailty were the Makizako-5, and oral functioning items. In particular, the characteristics revealed included less frequent visits to friends’ homes, lower sense of self-usefulness, and dry mouth. Low social functioning and poor oral function were found to be associated with cognitive frailty.
1-16
Kamasaki T, Otao H, Hachiya M, Kubo A, Okawa H, Fujiwara K, Sakamoto A, Shimokihara S, Maruta M & Tabira T
【学術論文】
地域在住高齢者を対象としたTimed "Up & Go"test (TUG) 実施時の留意点
2022/04 共著 理学療法さが Vol.18(1)
79‐82
溝田勝彦、大田尾浩、八谷瑞紀、久保温子、大川裕行く、田中真一、岸川由紀、釜崎大志郎、藤原和彦、坂本飛鳥
【学術論文】
新型コロナウィルス感染症流行下での地域在住高齢者の身体組成と生活機能の変化
2022/04 共著 理学療法さが Vol.8(1)
43‐48
久保温子、大田尾浩、八谷瑞紀、大川裕行、溝田勝彦、岸川由紀、坂本飛鳥、藤原和彦、釜崎大志郎、田久保順也、溝上泰弘
【学術論文】
地域在住高齢者の転倒リスクに関与する身体機能および心理・精神機能
2022/04 共著 理学療法さが Vol.8(1)
25-31
上田将史、木須史大、徳光大輝、溝口亮平、八谷瑞紀、久保温子、大川裕行、坂本飛鳥、藤原和彦、岸川由紀、溝田勝彦、釜崎大志郎、溝上泰弘、鎌田實、大田尾浩
【学術論文】
地域在住高齢者の転倒不安の有無と身体機能の関係
2022/04 共著 理学療法さが Vol.8(1)
【概要】高齢者の転倒不安の有無に関する身体機能を調査した。転倒不安の有無を判別する身体機能は座位ステップであり、予測式の判別的中率は84.4%であった。地域在住高齢者の敏速性を改善することで転倒不安を軽減できる可能性が示唆された。
9-15
山田諒太、古後晴基、八谷瑞紀、久保温子、大川裕行、坂本飛鳥、満丸望、藤原和彦、岸川由紀、溝田勝彦、釜崎大志郎、溝上泰弘、鎌田實、大田尾浩
【学術論文】
階段を昇る際に手すりを使用する地域在住高齢者の身体機能および認知機能の特徴
2022/04 共著 理学療法さが Vol.8(1)
49‐56
大田尾浩、八谷瑞紀、久保温子、大川裕行、田中真一、岸川由紀、釜崎大志郎、藤原和彦、坂本飛鳥、溝田勝彦、溝上泰弘、鎌田實
【学術論文】
Effects of Pedaling Exercise on Muscle Re-Education in Stroke Patients with Severe Motor Paralysis and Myotonia
2021/12 原著論文 共著 リハビリテーション科学ジャーナル Vol.17 1-11
【概要】本研究の目的は、重度な運動麻痺・筋緊張を有する患者のペダリング運動中に、麻痺側の膝関節および足関節で主動作筋と拮抗筋の協調的な筋活動が得られるかどうかを検討することであった。対象は、脳卒中片麻痺患者16名と健常成人7名であり、運動麻痺と筋緊張の重症度(重度群・軽度群)をStroke Impairment Assessment Setで分類した。方法はペダリング運動中の筋活動を表面筋電図で測定し、co-contraction index(CI)の式より足関節と膝関節の同時収縮を数値化した。結果、CIの群間比較の結果は、運動麻痺別では足関節で、筋緊張別では足関節と膝関節で有意な差を認め、重度群のCIが健常群に比べ有意に高値を示した。
Takam, R. Yoshimoto,Y. Tanaka, M. Sakamoto, A.
【学術論文】
Sleep efficiency affecting the occurrence of falls among the frail older adults
2021/10 共著 Geriatric Nursing 42
1461-1466
Yoshimoto Y, Honda H, Take K, Tanaka M, Sakamoto A
【学術論文】
Changes in pelvic alignment in a woman before and after childbirth, using three-dimensional pelvic models based on magnetic resonance imaging: a longitudinal observation case report
2021/10 共著 Radiology case reports 16
Sakamoto A, Watanabe G, Morito T, Katayama K, Kumagai H, Gamada K
【学術論文】
Association of Pelvic Alignment and Posture in Pregnancy with Lower Back or Pelvic Girdle Pain During Postpartum Recovery: Myth or Reality? A Systematic Review
2021/07 共著 J Gynecol Women’s Health 21(5),1-13
【筆頭】Sakamoto A, Akino A, Morito T, Gamada K
【学術論文】
中高年者の片脚立ち上がり能力に関係する下肢機能
2021/04 共著 理学療法さが 7(1),7-13
【概要】 [目的]中高年者の片脚立ち上がり能力に関係する下肢機能を検討した。[対象]中高年者35名(平均年齢63± 8 歳)とした。[方法]測定項目は,片脚立ち上がり得点,膝伸展筋力,最大歩行速度,立位での足指圧迫力,30-second chair stand test(CS-30)とした。高さが異なる台を用いて片脚立ち上がり能力を測定し,0 点から 4 点の片脚立ち上がり得点とした。片脚立ち上がり能力に関係する下肢機能を選択するために,片脚立ち上がり得点を従属変数,各測定項目を独立変数とし,強制投入法を用いた重回帰分析で検討した。[結果]片脚立ち上がり得点に関係する下肢機能に選択されたのは,立位での足指圧迫力(標準化係数:0.42)であった。[結語]中高年者の片脚立ち上がり能力には,立位での足指圧迫力が関係することが示された
7-13
釜崎大志郎、田中真一、八谷瑞紀、大川裕行、久保温子、坂本飛鳥、大田尾浩
【学術論文】
Effective Combined Assessments of Weight Bearing Ratio and Four Square Step Test in Predicting Falls in Discharged Stroke Patients
2021/03 共著 Journal of Stroke and Cerebrovascular Diseases 30(3):1-7
Yoshinobu Yoshimoto, Mamoru Tanaka, Asuka Sakamoto
【学術論文】
Non-leisure-time physical activity guidance following minor ischemic stroke: a randomized clinical trial
2020/09 原著論文 共著 Adapted Physical Activity Quarterly 38(2):329-347
【概要】本研究の目的は、軽度脳梗塞患者を対象に、非余暇時間の身体活動指導が余暇時間の身体活動指導よりも客観的に測定された身体活動量が向上するかどうかを検討することであった。
非余暇活動のガイダンスは、軽度脳梗塞患者の活動レベルを向上することに有効であることが示唆された。
非余暇活動のガイダンスは、軽度脳梗塞患者の活動レベルを向上することに有効であることが示唆された。
Ryota Ashizawa,Kazuma Yamashita, Eri Mochizuki,Kengo Okawara,Koki Take, Asuka Sakamoto, Yoshinobu Yoshimoto
【学術論文】
Transcultural Relaiability and validity of the Japanese-Language version of the pelbic girdle questionnaire
2020/06 原著論文 筆頭 共著 Journal of manipulative and physiological therapeutics vol.43(1):68-77
【概要】骨盤痛の評価にPelvic girdle questionnaire(以下 PGQ)がある。本研究では、pGQの日本語版を作成し、その信頼性、妥当性を明らかにすることを目的とした。結果、PGQ日本語版は英語版と同様に高い信頼性、妥当性があった。PGQ日本語版を今後妊娠、出産に関連した骨盤痛の主観的評価として使用していく。
Sakamoto A, Hoshi K, Gamada K
【学術論文】
地域在住健常者における最終糖化産物と身体機能
2020/06 短報 共著 West Kyushu Journal of Rehabilitation Sciences Vol.13:43-46
【概要】ヒトを対象に,体内に蓄積されたAGEs が身体機能に影響を及ぼすか否か,さらに体組成や運動習慣との関連性について検討した。結果,体内に蓄積されているAGEs が筋力や歩行機能および運動習慣に影響を及ぼしているか否かを検討した。その結果,AGEs と運動習慣において有意な負の相関関係が認められたが,その他の測定項目においては,有意な相関関係は認められなかった。
田中真一, 久保温子, 大田尾浩, 八谷瑞紀, 坂本飛鳥, 大川裕行, 宮原洋八
【学術論文】
地域在住の女性に対する尿失禁に関する調査の報告
2020/04 原著論文 筆頭 共著 West Kyushu Journal of Rehabilitation Sciences vol.13:21-26
【概要】目的:本研究は地域在住の女性の尿失禁についてアンケート調査を行い,尿失禁と
筋力,歩行速度,ロコモティブシンドロームとの関連性について検討した。方法:女性24
名を対象に尿失禁に関するアンケート調査を行った。アンケート調査の結果と体力測定項目(握力,大腿四頭筋筋力,5m 最速歩行時間,ロコモ25)との関連についてt 検定,Peasonの相関係数を用いて分析した。結果:尿失禁の罹患率は50%(24名中12名)であった。尿失禁の分類では,腹圧性尿失禁が6名,切迫性尿失禁は1名,混合性尿失禁は2名,尿排出障害が1名であった。尿失禁あり群では,握力,大腿四頭筋筋力,5m 歩行速度は低下し,ロコモ25では尿失禁あり群で高い値を示したが,群間に有意差はなかった。結論:尿失禁の有訴率は50%であった。尿失禁があると筋力低下,歩行速度の低下が示唆される。
筋力,歩行速度,ロコモティブシンドロームとの関連性について検討した。方法:女性24
名を対象に尿失禁に関するアンケート調査を行った。アンケート調査の結果と体力測定項目(握力,大腿四頭筋筋力,5m 最速歩行時間,ロコモ25)との関連についてt 検定,Peasonの相関係数を用いて分析した。結果:尿失禁の罹患率は50%(24名中12名)であった。尿失禁の分類では,腹圧性尿失禁が6名,切迫性尿失禁は1名,混合性尿失禁は2名,尿排出障害が1名であった。尿失禁あり群では,握力,大腿四頭筋筋力,5m 歩行速度は低下し,ロコモ25では尿失禁あり群で高い値を示したが,群間に有意差はなかった。結論:尿失禁の有訴率は50%であった。尿失禁があると筋力低下,歩行速度の低下が示唆される。
坂本飛鳥, 八谷瑞紀, 久保温子,大川裕行,溝田勝彦,大田尾浩, 田中真一
【学術論文】
妊娠・産後の骨盤痛が歩行に及ぼす影響:システマティックレビュー
2020/04 原著論文 筆頭 共著 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy Vol.10(1):1-8
【概要】[目的]妊娠・出産に関連する骨盤痛が妊娠中・産後女性の歩行に及ぼす影響を,文献レビューにより明らかにすることを目的とした。[方法]6つの文献データベースとハンドサーチにて検索した論文について,採択基準(妊娠期または産後の骨盤痛を有する女性の歩容の特徴)をもとに,該当論文を1)歩行速度,2)歩隔・歩幅・歩行周期,3)骨盤-胸郭,体幹,股関節,COP の3つの項目について整理した。文献の評価にはRiskof Bias Assessment Tool for Nonrandomized Studies (RoBANS)を使用した。[結果]採択論文は6編であった。6編より,妊娠中に骨盤痛があると歩行速度は低下し,歩幅は短く,両脚支持期の延長を認めたが,歩隔には有意差を認めなかった。胸郭・骨盤回旋の動きは増大し,骨盤の前後傾と股関節伸展可動域は減少した。[結論]妊娠中に骨盤痛があると顕著な歩容の変化が生じる。一方,産後における骨盤痛の歩容への影響は不明である。
坂本飛鳥,星賢治,岸川由紀,田中真一,蒲田和芳
【学術論文】
セルフ・エフィカシ―と運動能力認識誤差との関係
2020/02 短報 共著 理学療法さが 6(1):41-45
【概要】研究目的:一般性セルフ・エフィカシー尺度を用いて、セルフエフィカシーと運動能力認識誤差との関係を検討した。運動課題の違いにより、運動能力認識誤差が異なる傾向になる可能性が示唆されたため、セルフエフィカシーと運動能力認識誤差との関係では運動課題を考慮する必要がある。
溝田勝彦,田中真一,大田尾浩,八谷瑞紀,久保温子,坂本飛鳥,大川裕行
【学術論文】
Altered musculoskeltal mechanics as risk factors for potpartum pelvic girdle pain: a literature review
2019/10 原著論文 筆頭 共著 Journal of Physical therapy science Vol.31(10),831-838
【概要】産後持続する骨盤痛の危険因子について文献レビューを行った。検索エンジンを使用し、骨盤痛、危険因子について文献を検索。最終的に22本の文献を抽出した。妊娠中の疼痛、疼痛による活動制限、骨盤底筋群の機能不全が危険因子として考えられる。また、ALSRテストは骨盤痛持続の判別に有効であることが示唆された。
Sakamoto A, Gamada K
【学術論文】
Natural history for persistent low back and pelvic girdle pain in Japanese women 12 months after childbirth: A longitudinal pilot study
2019/10 原著論文 筆頭 共著 Pan Asian Journal of Obstetrics & Gynecology Vol.2(2), 57-64.
【概要】妊娠出産に関連する骨盤痛の発生率と産後12カ月の痛みの変化、危険因子について予備的縦断研究を行った。産後3カ月でいったん疼痛は消失軽減するが、産後12カ月で骨盤痛を訴えるものは8%ほど存在した。危険因子について妊娠中の疼痛や活動制限と12カ月持続する疼痛について関連性を調べたが、本研究では関連性はなかった。限界として、サンプル数が小さかったことがあげられる。今後、危険因子について更なる研究が必要である。
Sakamoto A, Nakagawa H, Nakagawa H, Gamada K
【学術論文】
Are pelvic stabilizing exercises effective for postpartum pelvic girdle pain: A literture review
2019/08 原著論文 筆頭 共著 Journal of clinical gynecology & obstetrics Vol.8(2) 33-38
【概要】産後骨盤痛に関して、骨盤スタビライズエクササイズが有効か明らかにすることを目的に文献レビューを行った。 最終的に6本の文献を抽出した。これらの研究にはリスクを伴う事象は起こらなかった。 セラピストの指導のもと骨盤スタビライズにフォーカスしたエクササイズは、グループエクササイズや骨盤スタビライズにフォーカスしていないエクササイズに比べ、有効であった。
Sakamoto A, Gamada K
【学術論文】
Natural history and risk factors of pregnency-related pelvic girdle pain in Japanese potpartum women and development of an effective intervention program
2019/03 博士論文 単著 広島国際大学 医療工学 博士後期課程
【概要】産後持続する骨盤痛について産後12カ月の疼痛の変動、危険因子を明らかにすること、そして有効な運動療法を立案し、その効果について明らかにすることを目的とした。1章から6章で構成されており、危険因子や骨盤底筋群のエクササイズの効果に関するレビューと疼痛に関して縦断研究、立案した運動療法について介入研究を行った。
【学術論文】
Effects of exercises with a pelvic realignment device on low-back and pelvic girdle pain after childbirth: A randomized control study.
2018/11 原著論文 筆頭 共著 Journal of rehabilitation medicine Vol.50(10) 914-919
【概要】持続する産後骨盤痛の予防として、骨盤対称化ディバイスを用いたエクササイズを提案し、介入研究を行った。即時効果、産後3カ月での疼痛消失、軽減を認めた。ディバイスを用いた骨盤アライメントへのアプローチにより産後早期より疼痛の軽減を図ることができた。
Sakamoto A, Nakagawa H, Nakagawa H, Gamada K
【学術論文】
急性発症した腰仙部痛に対し骨盤輪圧迫デバイスが 即時的に著効した1症例
2018/11 原著論文 共著 ヘルスプロモーション理学療法研究 Vol.8(3) 133-138
【概要】職務中に発症した腰仙部症状に対し,骨盤輪を圧迫するデバイス(骨盤輪圧迫デバイス)の使用により即時的に症状が軽減した症例を経験した。骨盤輪圧迫デバイスの特性と,症状寛解に至った経緯から,腰椎ではなく骨盤輪由来の疼痛であることが推察された。骨盤輪圧迫デバイスは,骨盤輪不安定性に由来した症状と,それ以外の問題により発生した症状との鑑別に使用できる可能性がある。
星 賢治, 伊藤 一也, 坂本 飛鳥, 蒲田 和芳
【学術論文】
日本における産前産後骨盤帯痛を有する女性の経験とその治療に対する認識について
2017/03 筆頭 単著 Journal of Rehabilitation Sciences Vol.12 13-25
【概要】妊娠・出産により30 パーセント以上の女性は骨盤帯痛を経験する.骨盤帯痛は日常生活に支障をきたし,育児や女性の生活の質の低下につながる.従って,妊娠期からの理学療法士の関わりは重要であると考える.本研究の目的は,産前産後の女性の骨盤帯痛の経験とその骨盤帯痛に対する治療についてどのような認識を持ち,どのような治療を経験しているのかを明らかにすることである.現象学に基づいた質的研究を実施し,帰納的セオリー(thematic analysis)アプローチで分析を行った.結果,「骨盤帯痛の経験」「骨盤帯痛に対する治療の認識」「骨盤帯痛に対する治療の情報供給」「病院・医療機関に対する認識」の4 つのカテゴリーに分類された.治療に対する認識では,「骨盤ベルトの使用」「運動が必要」であると認識されていた.しかし,育児のために,その治療行動は阻害されていた.更に,骨盤帯痛に対する適切な治療は,医療機関や運動療法から得るのではなく,身近な「情報誌」,「インターネット」や「ママ友」を通してアクセスしていた.また,治療のために医療機関を受診するという認識も低かった.
【学術論文】
Toe functions have little effect on dynamic balance ability in elderly people.
2017/01 共著 Journal of physical therapy science Vol.29(1), 158-162
【概要】研究の目的は転倒の予測項目として高齢者の足部機能とダイナミックバランス能力との関係を明らかにすることである。中等度の足部障害がある高齢者に対して、足部機能はダイナミックバランス能力に影響を及ぼすことがわかった。ダイナミックバランス能力の改善するために、足部だけではなく、体幹、他の下肢関節の機能に関しても関連性を追求していく必要がある。
Yoshimoto Y, Oyama Y, Tanaka M, Sakamoto A
【学術論文】
One-Leg Standing Time of the Affected Side Moderately Predicts for Postdischarge Falls in Community Stroke Patients
2016/08 共著 Journal of Stroke and Cerebrovascular Diseases Vol. 25(8) 1907-1913
【概要】この研究の目的は脳卒中患者の退院時片足立ち持続時間が転倒予測因子として有効かどうかを明らかにすることであった。65名の患者の患者のうち38名(58.5%)が退院後1年以内に転倒を経験した。麻痺即の片足立ち持続時間は退院後の転倒の予測因子として有効であることが示唆された。
Yoshimoto Y, Oyama Y, Tanaka M, Sakamoto A
【学術論文】
妊娠・出産による女性の身体的・精神的健康問題の経験と認識:Meta-synthesis を用いて
2016/03 筆頭 共著 Journal of Rehabilitation Sciences Vol.11 11-26
【概要】年,妊産婦の妊娠・出産に関係するマイナートラブルは,リハビリテーション分野においても,予防・治療すべき重大な障害である.妊産婦がどのような身体的・心理的な健康問題を経験し,その健康問題についてどのように認識し,行動をとっているかを,私たち医療従事者が深く理解することは,治療を行う上で重要なことである.本稿では,Meta-Synthesis を用いて,妊産婦の身体的・精神的健康問題について質的研究の文献レビューを行った.4 つの主なテーマとして,①妊娠・出産と関係がある身体的・精神的健康問題の経験, ②その健康問題のリスクや原因についての認識, ③解決策, ④生活の変化についての予測を抽出した.妊産婦の身体的・心理的健康問題は独立して生じるだけでなく,深く関わりあっており,共通して,夫や家族,知人の支援は,その障害を軽減するために重要な要因であることがわかった.医療従事者は,心身障害の奥にある重要な問題と向き合い,その解決に取り組む必要もある.
坂本飛鳥 Preeti Sood
【学術論文】
Japanese children's perception and experiences of sports injuries
2015/03 単著 La Trobe University
【概要】質的研究を用いて、スポーツ障害に関する子どもたちの認識を調査した。また、スポーツ障害の予防、治療についてインタビューデータをThematical analysisを用いて分析をおこなった。スポーツ障害を経験していない群はストレッチングやフォームの改善など明確な予防方法を認識していた。
【学術論文】
褥瘡により早期離床が困難であった症例
2004/03 単著 理学療法福岡 17(17) 93-96
【概要】ヘルパー訪問時,倒れているのを発見された.心電図上異常波形がみられ紹介入院となった.心筋梗塞と脳梗塞を併発していた.仙骨部,左踵部に重度の褥瘡を呈し,リハビリテーション開始時にはさらに悪化した.麻痺は軽度であったものの基本動作,ADL能力の飛躍的な向上は認めなかった.褥瘡の原因として,ひとり暮らしであり痴呆症状や軽度の左不全麻痺により活動性が低下し,また,不衛生,低栄養状態,褥瘡発生発見の遅れなど社会的背景の問題も考えられた.理学療法のアプローチとして,早期離床,ポジショニング,車椅子・椅子座位の工夫を行った。
【その他】
2023年度JKA補助事業 女性アスリートの骨盤底筋の特徴と尿もれに関する研究
2024/03 共著 2023年度公益財団法人JKA補助事業完了報告
【概要】 開発した測定システムを用いて、骨盤底筋群の左右の押し込み量と安静時、骨盤底筋収縮時、努責時の3軸方向に関する筋の弾性力を計測することができた。
この測定機器を用いて、骨盤底筋群の弾性力の左右差、押し込み量の個人差、骨盤底筋収縮時の組織の滑走に左右差があることを確認できた。計測したデータ数が少ないため、尿もれと尿もれなしの骨盤底筋群を比較することはできなかったが、尿もれありの骨盤底筋群では筋の滑走に左右差があることが示唆された。筋の弾性力には個人差があり、尿もれなしの骨盤底筋群でも押し込み量が4㎝と硬いものも認めた。女性アスリートの尿もれはトランポリンなどのジャンプ競技に多いという報告が多かったが、今回の研究を通して、自転車競技(競輪、トライアスロンを含む)でも尿もれが起こりやすいことが示唆された。長時間、骨盤底筋群がサドルに圧迫されることや全身筋力の疲労により骨盤底筋群の収縮力が低下すること(高負荷の競技による)など影響により骨盤底筋群の機能不全を引き起こすのではないかと考える。これまで報告されていない女性アスリートならではの尿もれの原因や問題は多いのではないかと考えられた。
この測定機器を用いて、骨盤底筋群の弾性力の左右差、押し込み量の個人差、骨盤底筋収縮時の組織の滑走に左右差があることを確認できた。計測したデータ数が少ないため、尿もれと尿もれなしの骨盤底筋群を比較することはできなかったが、尿もれありの骨盤底筋群では筋の滑走に左右差があることが示唆された。筋の弾性力には個人差があり、尿もれなしの骨盤底筋群でも押し込み量が4㎝と硬いものも認めた。女性アスリートの尿もれはトランポリンなどのジャンプ競技に多いという報告が多かったが、今回の研究を通して、自転車競技(競輪、トライアスロンを含む)でも尿もれが起こりやすいことが示唆された。長時間、骨盤底筋群がサドルに圧迫されることや全身筋力の疲労により骨盤底筋群の収縮力が低下すること(高負荷の競技による)など影響により骨盤底筋群の機能不全を引き起こすのではないかと考える。これまで報告されていない女性アスリートならではの尿もれの原因や問題は多いのではないかと考えられた。
1-8
坂本飛鳥,江口大雅,Wen Liang Yeoh,福田修
【その他】
Development of a stiffness evaluation system for pelvic floor muscles.
2024/01 学会発表 共著 The 2024 16th IEEE/SICE International Symposium on System Integration
【概要】We developed a system to evaluate the stiffness of pelvic floor muscles and verified its operation.T A single-axis actuator that was USB-connected to a PC was used to push the pelvic floor muscles in the Z-axis direction. The elastic force was measured and recorded using three-axis force sensors connected to a PC.The developed system measured the elastic force of the pelvic floor muscles when it was pushed 60 mm from its initial point of contact with the buttocks. One woman in her 40s was involved in this experiment. Fig. 2 shows an example of the measurement results. All three axial elastic force records were confirmed. Our operational verification confirmed the system's capability to record the elastic force generated by the pelvic floor muscles.
The 2024 16th IEEE/SICE International Symposium on System Integration.This publication was subsidized by JKA through it promotion funds from KEIRIN RACE
Taiga Eguchi, Asuka Skamoto, Wen Liang Yeoh, Shuhei Kawaguchi, Yuta Esaki and Osamu Fukuda
【その他】
Development of device for measuring the stiffness of pelvic floor muscles: An tempt to develop a device for measuring pelvic floor muscles.
2023/11 筆頭 学会発表 共著 11th Interdisciplinary World Congress on Low Back and Pelvic Pain
【概要】The purpose of this study was to develop a new measuring device that evaluates the dysfunction of the pelvic floor muscles, which is one of the causes of urine leakage, by the difference in muscle elasticity, focusing on the elastic force of the PFM.. There was no difference in the synthesis of the left and right pelvic floor muscles at rest.. In the group where the PFM were downward on ultrasound images, the synthetic force increased slightly on both the left and right sides compared to rest. This is probably due to increased elasticity of the PFM.
1 - 4 November 2023 オーストラリア メルボルン This publication was subsidized by JKA through its promotion funds from KEIRIN RACE.
Sakamoto A, Eguchi T, Yamaguchi D, Wen Liang Y, Gamada K, Fukuda O
【その他】
Changes in pelvic alignment in a woman before and after childbirth, using three-dimensional pelvic models based on magnetic resonance imaging: A longitudinal observation case report
2023/05 筆頭 学会発表 共著 The 8th Annual Conference of AnalytiX-2023
【概要】3-dimensional pelvic models based on magnetic resonance images (MRI) can be used to investigate accuracy and specifics of changing pelvic alignment during pregnancy and after childbirth. Few studies have investigated changes of pelvic alignment during pregnancy and after childbirth using three-dimensional pelvic models. This case report documents the changes of pelvic alignment during late pregnancy and after childbirth using MRI-based three-dimensional (3D) pelvic models. This was a longitudinal observation case report. This case suggests that the small changes of pubic area and greater separation of anterior portions of sacroiliac joints. Internal, anterior, and downward rotation of both innominates was observed in a Japanese primipara woman having no pelvic pain.
55
Sakamoto A, Watanabe G, Morito T, Katayama K, Kumagai H, Gamada K
【その他】
第2回 女性の生涯の健康を考えるコミュニティ 骨盤痛編
2022/01 単著 一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション CHILWEL
【その他】
第1回 女性の生涯の健康を考えるコミュニティ 尿もれ対策
2021/10 単著 一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション CHILWEL
【その他】
産前~産後の姿勢と骨盤アライメント変化の最前線 “腰が痛い”は腰椎前弯が増強し、骨盤が緩むから?”
2021/06 単著 KOKOKARAセミナー
【その他】
新型コロナウイルス感染症の流行による 地域在住高齢者の心身機能の変化 -佐賀市在住高齢者の調査報告-
2021/05 学会発表 共著 第 117 回 理学療法科学学会・作業療法科学学会 学術大会(岡山)
大田尾浩,八谷瑞紀,溝田勝彦,久保温子,大川裕行,田中真一, 岸川由紀,藤原和彦,坂本飛鳥,田久保順也,溝上泰弘,鎌田實
【その他】
産前・産後の骨盤アライメントの変化と骨盤痛について
2021/02 単著 蒲田研究室特別セミナー
【その他】
妊娠中から産後18か月にかけての骨盤アライメントの変化:3D骨盤モデルを用いた事例検討
2021/01 学会発表 筆頭 共著 第22回日本女性骨盤底医学会
【概要】本研究の目的は、1名の正常妊娠女性において、妊娠中から産後1か月にかけて骨盤アライメントの変化を明らかにすることであった。結論は、疼痛のない、初産の女性において、骨盤アライメントは恥骨結合での変化は少ないが、仙腸関節、寛骨の変化は大きかった。また、妊娠中は左右骨盤の非対称性は増大する可能性がある。今後、対象を増やし、骨盤痛と骨盤アライメントの変化の関連について検証していく。
坂本飛鳥, 渡邉五郎, 森戸剛史, 片山貴美夫, 熊谷元, 蒲田和芳
【その他】
オーストラリアのパブリックヘルス事情
2021/01 単著 大学院FD研修会シンポジウム
【その他】
地域在住女性の尿失禁に関する調査と体力測定、ロコモ度テストの結果との関連について
2020/10 学会発表 筆頭 共著 第27回日本排尿機能学会
【概要】本研究は地域在住の女性の尿失禁についてアンケート調査を行い,尿失禁と筋力,歩行速度,ロコモティブシンドロームとの関連性について検討した。尿失禁の有訴率は先行研究と同様40%以上であった。尿失禁があると筋力低下,歩行速度の低下が示唆された。高齢者の運動機能の低下,移動能力低下と尿失禁との関係については,今後更に検証していく必要がある。
坂本飛鳥, 八谷瑞紀, 久保温子, 大川裕行, 溝田勝彦, 大田尾浩, 田中真一
【その他】
MRIによる3次元骨盤モデルを用いた産後骨盤アライメントの変化と産後の骨盤痛との関係
2020/10 学会発表 筆頭 共著 第28回日本腰痛学会
【概要】本研究の目的は、産後の骨盤アライメントの変化を明らかにすることであった。産後12週において6名(55%)が重度骨盤痛群、5名が軽度骨盤痛群であった。骨盤アライメントの変化について、重度骨盤痛群と軽度骨盤痛群のASIS間距離は平均-1.1±1.7mmと-0.4±2.6mm(p=.96)、PSIS間距離は平均1.4±2.7mmと2.0±1.2mm (p=.246)、恥骨結合距離は平均0.7±0.2mmと1.1±1.3mm (p=.66)、恥骨結合上縁は平均0.5±1.6mmと1.1±0.4mm (p=.82)、恥骨結合下縁は平均0.6±1.1mmと1.0±2.1mm (p=.79)であった。仙腸関節近接領域の平均距離の変化はそれぞれ右側?0.2±0.13mm、左側0.3±0.2mm(重度骨盤痛群)と右側0.7±0.9mm、左側0.6±1.1mmであった(軽度骨盤痛群)(右側:p=.14、左側:p=.71)。考察:産後12週において55%が重度骨盤痛を有しており、重度骨盤痛群では、仙腸関節の近接間距離の改善が認めなかったものが多かった。産後3か月経過しても持続する産後の骨盤痛は仙腸関節幅の回復が影響している可能性がある。
坂本飛鳥, 森戸剛史, 渡邉五郎, 井上左央里, 山崎美織, 村木香織, 岩根直矢, 増渕喜明, 川道涼太, 片山貴美夫, 武田淳也, 熊谷元, 蒲田和芳
【その他】
医療職にグローバル人材は必要か?―オーストラリアでの留学経験をもとに―
2020/06 特別寄稿 単著 West Kyushu Journal of Rehabilitation Sciences Vol.13:8-10
【概要】「医療現場,理学療法士に英語能力は必要なの?理学療法士にグローバルな視点は必要なの?なんで?医療職に求められるグローバル人材って何?」という問いに対し,私のオーストラリア留学経験をもとに、医療職に求められるグローバル人材の必要性について私の考えを述べた。
【その他】
産後の排尿障害に関する原因とリスク、運動療法の効果ついて
2019/11 講師 - ウィメンズヘルスケアフォーラム
【その他】
尿失禁治療を改革的に進化させるための提案
2019/11 シンポジスト - Women's Health Care Forum 2019
【その他】
リハビリテーションの学習内容を取り入れた入学前物理学習プログラムの提案
2019/09 学会発表 共著 日本リメディアル教育学会全国大会第15回全国大会
津森 伸一,田中 真希,坂本 飛鳥
【その他】
産後の骨盤痛について
2019/04 講師 - 健康予防学会 JHS
【概要】自分の経験をもとに産後の骨盤痛について文献レビューをもとに最新の知見を報告した。
【その他】
仙腸関節機能障害と評価
2018/10 講師 - 中東遠医療センター 高校野球支援活動
【概要】仙腸関節の機能的障害についての考え方、評価の方法など実技なども交え話した。
【その他】
日本語版Pelvic Girdle Questionnaireの信頼性と妥当性
2018/10 学会発表 筆頭 - 第26回日本腰痛学会
【概要】日本語版Pelvic Girdle Questionnaire(PGQ)を作成し、その信頼性・妥当性について検証した。結果、信頼性・妥当性ともに高い結果となった。日本語版PGQは妊娠・出産に関連した骨盤痛の国際的に共通する主観的評価として使用できる。
坂本飛鳥 星賢治 蒲田和芳
【その他】
リハビテーション専門科目への接続を図る入学前・初年次物理習プログラムの構想
2018/09 学会発表 - 教育システム情報学会
【概要】リハビリテーション専門科目を学修するために必要な基礎物理学の学修を入学前・初年次に行うプログラムを開発中である。このプログラムにより、より専門科目の理解や習得を支援することができる。今回の学会では、その計画・構想について報告した。
津森伸一 田中真希 坂本飛鳥
【その他】
理学療法士養成校(リハビリテーション学部)で のグローバル人材教育に関する取り組み 国境を越えて支援する医療従事者の育成をめざして
2018/05 学会発表 筆頭 - 日本リメディアル教 育学会東海・北陸支 部 教育システム情 報学会東海支部と 研究会
【概要】グローバル化を見据え、国際リハビリテーション医療、国際理学療法に関する教育の取り組みについて経験をもとに報告した。
【その他】
Effects of a pelvic realigning exercise program started immediately after child delivery on low back and/or pelvic pain in postpartum women: a randomized control study
2018/02 学会発表 筆頭 - APTA Combined Sections Meeting
【概要】産後持続する骨盤痛について予防・治療目的に骨盤対象化ディバイスを用いた運動療法を考案し、介入研究を行った。その結果について報告した。
Sakamoto A, Nagakagawa H, Nakagawa H, Gamada K
【その他】
産後に役立つエクササイズ
2017/12 講師 - 浜松市子育て支援ひろばまんまのつぼみ
【概要】母親教室にて産後必要なエクササイズの指導をおこなった
【その他】
【Women's Health Careと理学療法】 Women's Health Careと理学療法
2017/12 著者 単著 理学療法 2017年12月 Vol.34(12) 1060-1065
【概要】1.世界理学療法士協会(WCPT)はウィメンズヘルス分野(IOPTWH)をサブグループとして設置し、日本のウィメンズヘルス分野もそのミッションを担っている。2.女性のライフステージ毎の健康問題は女性の生活の質や社会経済的背景などを反映しており、理学療法士を含むリハビリテーション専門職の役割は重要である。3.女性のライフステージ毎の健康問題に対して理学療法を展開するにあたり、リハビリテーション領域における予防や治療に関する研究をさらに推進し、国内におけるエビデンスを確立していく必要がある。
【その他】
【Women's Health Careと理学療法】 月経・月経不順・更年期障害による心身の不調と理学療法
2017/12 共著 共著 理学療法 Vol. 34(12) 1081-1086
【概要】1.月経前症候群、月経前不快気分障害、月経困難症、月経不順、無月経、多嚢胞性卵巣症候群、更年期障害それぞれの症状および病因はさまざまで、心理的・社会的因子が大きく症状に関与している。2.理学療法士が婦人科系疾患患者に関わるには、精神的・心理的ケアについて正しく理解すること、そしてそれを提供する場を確保することが必要である。3.女性特有の疾患に対する理学療法の介入を積極的に増やしていくには、これらの疾患に対する理学療法士の役割について医療チームの他の職種が認識し理解することが必要である。
真船 祉歩, 坂本 飛鳥
【その他】
出産後12か月の腰痛・骨盤帯痛の自然経過とその危険因子
2017/10 学会発表 筆頭 - 第25回日本腰痛学会
【概要】出産後3か月以上持続する骨盤帯痛について、妊娠中の骨盤帯痛と活動制限が慢性化する危険因子かを明らかにした縦断的観察研究の結果を報告した。本研究の結果は、妊娠中の疼痛の程度や活動制限は危険因子とはいえなかった。
坂本飛鳥 中川仁志 中川洋 蒲田和芳
【その他】
骨盤対称化エクササイズプログラムが出産直後産後の女性の腰痛・骨盤痛に及ぼす効果:無作為化対照研究
2017/10 学会発表 筆頭 - 第25回日本腰痛学会
【概要】産後持続する骨盤痛に対して、骨盤対称化ディバイスの介入研究の経過報告を行った。
坂本飛鳥 中川仁志 中川洋 蒲田和芳
【その他】
産前産後の骨盤について
2017/10 講師 - 一般社団法人静岡県理学療法士会 公益事業局健康増進部講
【概要】産前産後の骨盤痛について市民向けにセミナーを行った。
【その他】
世界へ挑戦しよう─海外留学のすすめ:─海外留学と女性のライフスタイル─Let’s Challenge the World Advance Study Abroad:Experience in Oversea Leads to the Benefit of Women’s Life
2017/10 筆頭 単著 理学療法学Supplement Vol.44(0) 25-26
【概要】著者の留学経験をもとに、海外留学が女性のキャリアにどのように活かされるか論述した。
【その他】
産前産後の運動と栄養について
2017/07 講師 - 一般社団法人静岡県理学療法士会 公益事業局健康増進部講
【概要】産前産後に必要な運動と栄養について市民向けにセミナーをおこなった。
真船祉歩 坂本飛鳥
【その他】
Perceptions and experiences of physical and mental health issues related pregnancy in Japanese postpartum women.
2017/05 学会発表 筆頭 - 第52回日本理学療法 学術大会(千葉県幕張メッセ)
【概要】英語口述発表 日本人女性の産後マイナートラブルについての認識とそれに対する治療に関しての認識を調査した質的研究の報告を英語で発表した。
【その他】
仙腸関節機能障害の病態 (April Special アスリートの骨盤を守る)
2017/04 単著 Sportsmedicine : media of communication for sportsmedicine people = 月刊スポーツメディスン : プロフェッショナルが読むスポーツ医科学総合誌 Vol.29(3):2-6
【概要】仙腸関節痛についてその病態と評価方法について論述した。
【その他】
Physical activity for life
2017/04 翻訳 - 日本理学療法士協会 翻訳ボランティア
【概要】英語版ポスターの翻訳をおこなった。 http://www.wcpt.org/wptday-posters-japanese
【その他】
産後の骨盤
2016/09 講師 - 広島国際大学公開講 座 咲楽塾(広島)
【概要】産後骨盤について、研究内容を一般向けに講演した。
【その他】
出産後の骨盤対称化エクササイズプログラムが産後女性の腰痛・骨盤痛に及ぼす効果: 予備研究
2016/09 学会発表 筆頭 - 第24回日本腰痛学会
【概要】骨盤対称化ディバイスを用いたエクササイズの介入研究、予備研究について報告した。
坂本飛鳥 中川仁志 中川洋 蒲田和芳
【その他】
産後理学療法の最前線 骨盤帯痛と体幹・骨盤のバイオメカニクス、海外の取り組みについて
2016/09 講師 - 一般社団法人静岡県 理学療法士会 公益 事業局健康増進部講 習会(静岡県御殿場 市 御殿場市民交流 センター)
【概要】セラピスト向けに、産後の骨盤帯痛についてバイオメカニクス、海外の取り組みについて講演した。
【その他】
「世界理学療法の日」広 報
2016/06 翻訳 - 日本理学療法士協会 翻訳ボランティア
【概要】英語版ポスターの翻訳をおこなった。 http://www.wcpt.org/wptday-posters-japanese
【その他】
世界へ挑戦しようー海外留学のすすめ 海外留学と女性のライフスタイル
2016/05 学会 シンポジスト - 第52回日本理学療法 学術大会(千葉県 幕張メッセ)
【概要】オーストラリア留学の経験をもとに、女性のキャリアになぜ留学が必要か報告した。
【その他】
【ゴルフ障害の治療・予防・コンディショニング】 ゴルファーの身体機能不全と障害発生から考える機能訓練 私はこうしている リアライン・ゴルフの取り組み スイングにおける脊柱の代償運動を消失させるためのコンディショニング法
2016/03 共著 臨床スポーツ医学 Vol.33(3) 286-290
【概要】ゴルフのスイング動作を3次元動作解析を用いて分析した。リアラインメッソドを実施し、スイングがどのように改善するか動作解析を行った。
蒲田 和芳, 根地島 誠, 坂本 飛鳥, 濱町 義孝
【その他】
3次元MRI画像を用いた骨盤形態の評価方法の検討
2015/11 演者 - 若手研究シーズ発表 会(広島)
【概要】3次元MRI画像を用いた骨盤形態の評価方法の検討について報告した。
【その他】
皮膚筋炎に対して Thresholdを用いた呼吸訓 練とストレッチポールを用 いたエクササイズの併用が 効果を示した一症例
2015/10 学会発表 共同 - リハビリテーションケア合同研究大会 (神戸)
【概要】症例報告
重度のミオパチーにより各基本動作、歩行に障害がある症例に対して、呼吸訓練、コアトレーニングを実施した。経過6か月の変化を筋力テスト、リーチテスト、6分間歩行テスト等で評価し、トレーニングの効果が認めたので報告した。
重度のミオパチーにより各基本動作、歩行に障害がある症例に対して、呼吸訓練、コアトレーニングを実施した。経過6か月の変化を筋力テスト、リーチテスト、6分間歩行テスト等で評価し、トレーニングの効果が認めたので報告した。
藤原嵩光 坂本飛鳥 山口哲
【その他】
CLILを応用した理学療法士養成のための英語学習プログラムの検討
2015/09 学会発表 共同 - 教育システム情報学会 第40回全国大会
【概要】理学療法士を目指す大学生が、医療現場における実用的な英語コミュニケーション能力を修得することを目標とした学習プログラムの検討について報告した。
津森伸一 田中真希 潤子Nichols 坂本飛鳥
【その他】
Perceptions and experiences of sport injuries among Japanese children
2015/05 学会発表 筆頭 - WCPT学会
【概要】質的研究を用いた、子どものスポーツ障害の経験と予防・治療に対する認識について調査した。その結果をthematical analysisを用いて分析した。
Sakamoto A,Liampton P
【その他】
当院における血液透析中の運動療法の取り組み
2008/04 筆頭 - 理学療法学 D1716-D1716
【概要】血液透析療法が普及し約30年になるが、透析技術の進歩により20年以上の長期生存者も増加している。その一方で透析患者の高齢化や透析のストレス、心不全、生活習慣の合併、筋力低下、QOL低下等が問題視されている。通常血液透析時間は平均4~5時間であるが、当院ではこの血液透析時間を有効に活用し、外来透析患者の脚力強化・運動の習慣化を目的に透析中の運動療法を実施している。本研究は当院での血液透析施行中の運動療法の取り組みについて報告した。
坂本飛鳥 安藤 文浩 北畑 里花 真鍋 靖博
研究シーズ
【研究テーマ】 医学・リハビリテーション実用英語の学習プログラムの開発
【研究分野】 国際教育 リハビリテーション医療
【研究キーワード】 国際教育 リハビリテーション医療
【研究概要】 グローバル社会で医療分野でも外国人を対応する機会は増えている。文化や言葉の違いにより十分に医療を受けられない在日外国人も存在する。リハビリテーション教育分野でも国際的な教養が必要とされる。実用的で実践的な医学・リハビリテーション英語の学修と多文化共生に関する学修方法、プログラムの立案、開発をめざす。
【共同研究可能なテーマ】
【研究テーマ】 産前産後のマイナートラブルに関する研究
【研究分野】 リハビリテーション医療 理学療法 生涯発達看護学
【研究キーワード】 生涯発達看護学 リハビリテーション医療 理学療法
【研究概要】 妊娠出産を機に発生するマイナートラブル(骨盤痛持続、腹直筋離解、排尿障害など)に対して、危険因子を明らかにし、予防策、運動療法の立案、評価方法の立案など構築する。
【共同研究可能なテーマ】 産前産後の骨盤痛に関する予防 腹直筋離解の予防 排尿障害予防・治療
特許・発明
教育活動・社会活動
令和 5年 6月から
さが妊娠・子育て応援キャラバンBig Tree活動【講師、妊産婦の運動や身体機能に関するサービスを提供】
令和 4年 4月から
尿もれ改善対策講座【尿もれに関する教育と骨盤底筋トレーニングの指導 企画・講師】2022年佐賀市で開催、2023年白石町で開催
令和 3年 6月から
一般社団法人サポーターズイノベーション ChilWell オンラインサロン講師:妊娠期のケア 不調・不快をへらそうシリーズ
令和 3年 6月から
佐賀県助産師リカレント教育 【講師・教材開発】
令和 3年 6月から
一般社団法人サポーターズイノベーション ChilWell オンラインサロン講師:産後のケア 不調・不快をへらそうシリーズ
令和元年 7月から 令和元年 8月まで
産前産後女性の健康支援 セミナー運営
平成30年 4月から
日本健康予防学会の産前産後ケアセミナー活動【講師・助手】
平成29年 7月から 平成29年10月まで
産前産後の骨盤教室【講師, 運営参加・支援】
平成29年 7月
専門リハビリテーション研究会 第17回学術大 会科学学会【運営参加・支援】
平成29年 4月から 平成29年 7月まで
日本理学療法士協会 翻訳ボランティア Physical activity for life
平成28年 6月から 平成28年 9月まで
日本理学療法士協会 「世界理学療法の日」広 報 翻訳ボランティア
平成26年 7月から 平成26年11月まで
オーストラリア太鼓三宅会 健康教室 講師
平成26年 6月から 平成26年11月まで
オーストラリア新老人の会 健康教室 講師, 運営参加・支援
平成25年 9月から 平成26年 4月まで
オーストラリア 理学療法士勉強会【講師】
平成23年 6月
日本コアコンディショニング協会主催 東北大 震災チャリティー活動 講師, 運営参加・支援
平成22年 9月
佐世保市大野中学校野球部 スポーツ障害について 支援
平成19年 4月
久留米市透析の会 健康教室 運営参加・支援
担当科目シラバス
問い合わせ先
西九州大学グループ
※ 健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部に関しては
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249