科目名 | あすなろう(初年次教育含) |
ナンバリング | CE_A1_02 |
担当者 |
櫻井 琴音
松井 克行 櫻井 京子 松本 大輔 草場 聡宏 飯盛 啓生 久野 隆裕 新井 馨 横田 聡 宮﨑 耕一 中村 理美 宇賀神 一 |
開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
分類 | 共通教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 通年 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
本授業は主体的学習態度や大学生としての学習基本スキルの習得を支援する。建学の精神「あすなろう」に基づき、幅広くかつ明確な職業観を養うための基礎を身に付け、社会人として求められる基礎力を理解する。その手段として専門分野にとらわれない学内外における幅広い活動への参加・参画体験機会を提供する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
本学科では、保育士や教諭(幼稚園・小学校・特別支援学校)の養成を行っている。そのためには、演習や体験活動などを通した実践的な学びが重視される。そこで、本授業では、30年以上学校現場での実践経験をお持ちの先生からの講義や演習を通しながら、学生一人一人に確かな職業観を身に付けるとともに、自身のキャリア形成に役立つ実践的な指導を行っていく。 |
授業の 到達目標 |
大学での生活を快適にするための知識習得・環境構築と、大学生としての学びを可能にするためのスタディ・スキルの習得を通して、学士力養成のための学習基礎を定着させる。初年次生の学士力の内実として、①授業への参加(ノートテイキング、授業の意図理解ならびに発言、ゼミ内での協働ができる。)②自校・地域理解(自らの学び舎ならびに神埼佐賀地域について深く知ることができる。)③言語力(的確な文章作成ができる。)④情報収集力(図書・資料等の検索ができる)⑤表現能力(マナーを踏まえた連絡・報告の仕方、メール・手紙の活用ができる。)の5点を設定する。また、社会人に求められる基礎力獲得を目指し、⑥キャリア形成のためのポートフォリオ作成能力の基礎を身に付ける。⑦専門分野にとらわれない様々な体験活動を通して幅広い職業観を養うための基礎(知識)を身に付ける。⑧社会人基礎力について理解する。⑨小グループでの討議や発表に積極的に取り組む姿勢を身に付ける。以上4点を設定する。 |
学習方法 | 講師による講話、受講テキストを用いた演習、グループディスカッション、正規時間内の講義・演習及び正規時間外での学外体験、学外体験活動についてのプレゼンテーションなど。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
『あすなろう学―西九大生のための就業力育成BOOK 2018版―(西九州大学あすなろうセンター編)』『大学生のための日本語表現トレーニングスキルアップ編』 橋本他編著 三省堂その他副教材あり |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 10 | 20 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||
その他 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||
ポートフォリオ記入 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、学修の内容や進め方を理解する。 |
授業 | オリエンテーション(授業計画、履修の方法、学生生活支援、自己紹介)、IRTテスト | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 本学ホームページ「大学案内:学長挨拶、建学の精神、沿革」を見る。 |
授業 | 建学の精神・本学の沿革の学習(学長講話) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配付資料またはウェブサイトを見て、社会人基礎力について理解しておく。 |
授業 | キャリア講座①(体験活動について、ポータルサイトの使い方)、社会人基礎力診断テスト① | |
事後学習(復習) | ポータルサイトを使ってみる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | これまでの人生と大学入学の目的を考えておく。 |
授業 | ポートフォリオの作成(自分史、現在・将来の自分について) | |
事後学習(復習) | キャリアポートフォリオの作成 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 習熟度テストに向けて準備をする。 |
授業 | 習熟度テスト①(国語・数学) | |
事後学習(復習) | つまずいた点を整理し、復習する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章を読んでおく。 |
授業 | アカデミックスキル講座① 授業を再現できるノートづくり(大学でのノートのとり方) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章を読んでおく。 |
授業 | ビジネススキル講座① 敬語の基礎 | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章を読んでおく。 |
授業 | ビジネススキル講座② 報告・連絡・相談①(確実な連絡メモの書き方) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配付資料を読んでおく。 |
授業 | 就業力・適応力育成講座① 就業力・適応力とは(講師の講話を聞く) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配付資料を読んでおく。 |
授業 | 就業力・適応力育成講座② 就業力・適応力を育てるとは(講師の講話を聞く) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 次回の内容に関する課題を整理する。 |
授業 | 就業力・適応力育成講座③ 就業力・適応力を自ら育てることについて考える。(ゼミ活動) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直したり、話し合ったことを理解を深める。課題を提出する。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第5、6章を読んでおく。 |
授業 | ビジネススキル講座③ 報告・連絡・相談②(メールの書き方、手紙の書き方) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 次回の内容に関する課題を整理する。 |
授業 | 人権や男女共同参画社会に向けた取り組みなどに係る講演を基に、豊かな生き方について考える。 | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 次回の内容に関する自分の考えをまとめておく。 |
授業 | 子どもフェスタ①(計画及び組織づくり、活動内容の検討) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 前期の授業や学生生活を振り返り、反省点をまとめておく。 |
授業 | 前期のまとめ | |
事後学習(復習) | キャリアポートフォリオ(夏休みの計画まで)を整理する。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 発表会に向けの準備、心構えなどについて、自分の考えをまとめておく。 |
授業 | 子どもフェスタ②:ゼミごとに準備をする。 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、次回の準備内容を考える。 | |
第17週 | 事前学習(予習) | 発表会に向けて、今後準備すべき事柄を整理する。 |
授業 | 子どもフェスタ③:ゼミごとに準備を行い、発表に備える。 | |
事後学習(復習) | 発表会に備えて、最終確認やリハーサルを行う。 | |
第18週 | 事前学習(予習) | 大切にしたいこと、主張したいことを確認し合い、発表会に臨む。 |
授業 | 子どもフェスタ④(発表会) | |
事後学習(復習) | 発表会を振り返り、成果と課題を整理する。 | |
第19週 | 事前学習(予習) | テキスト第13章及び配付資料を読んでおく。 |
授業 | アカデミックスキル講座② レポート・文書の書き方①(具体的な手順を学ぼう) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第20週 | 事前学習(予習) | テキスト第14章及び配付資料を読んでおく。 |
授業 | アカデミックスキル講座③ レポート・文書の書き方②(体裁を身に付けよう) | |
事後学習(復習) | 配付資料を見直し、理解を深める。課題を提出する。 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 自分のキャリアについて考えておく。 |
授業 | キャリア講座②(キャリア形成について-講師の講話に学ぶ) | |
事後学習(復習) | 講座を振り返り、ノートにまとめる。 | |
第22週 | 事前学習(予習) | 自分のキャリアについて考えておく。 |
授業 | キャリア講座③(自身のキャリア形成について考える-ゼミ活動) | |
事後学習(復習) | 授業を振り返り、レポートを提出する。 | |
第23週 | 事前学習(予習) | テキスト第7章及び12章を読んでおく。 |
授業 | アカデミックスキル講座④ 説明のコツ、効果的なプレゼンテーションの方法と作成(個別指導) | |
事後学習(復習) | プレゼンテーションの資料を集める。 | |
第24週 | 事前学習(予習) | プレゼンテーションの資料を作成する。 |
授業 | アカデミックスキル講座⑤ プレゼンテーションの作成と練習(個別指導) | |
事後学習(復習) | よりよいプレゼンテーションに改める。 | |
第25週 | 事前学習(予習) | 発表の練習をしておく。 |
授業 | 体験活動報告会①(プレゼンテーション) | |
事後学習(復習) | ポートフォリオを作成する。 | |
第26週 | 事前学習(予習) | 効果的なプレゼンテーションの条件について振り返り、自分の考えをまとめておく。 |
授業 | 体験活動報告会② 学科全体(プレゼンテーション、討議) | |
事後学習(復習) | 友達のプレゼンテーションから学んだ点をまとめる。ポートフォリオを作成する。 | |
第27週 | 事前学習(予習) | 体験活動について振り返り、整理しておく。 |
授業 | 社会人基礎力診断テスト②、ポートフォリオチェック、授業表アンケート記入 | |
事後学習(復習) | 自身の「社会人基礎力」について振り返り、今後取り組むべき課題を明らかにする。 | |
第28週 | 事前学習(予習) | 効果的なプレゼンテーションの方法について調べておく。 |
授業 | 体験活動報告会③ 全学(プレゼンテーション、討議) | |
事後学習(復習) | 発表を聞き、感想をまとめる。 | |
第29週 | 事前学習(予習) | 習熟度テストに向けて準備をする。 |
授業 | 習熟度テスト②(国語・数学) | |
事後学習(復習) | つまずいた点を整理し、自分の課題を整理する。 | |
第30週 | 事前学習(予習) | 後期の授業・学生生活を振り返って、反省点をまとめておく。 |
授業 | 後期のまとめ | |
事後学習(復習) | キャリアポートフォリオ(春休みの計画)を整理するとともに、今後の学修の方向性を明らかにする。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の学習内容はあくまでも予定であり、学外講師等の調整により多少の変更が出ることがあります。本科目の評価方法は、別途講義時に示します。本授業は地域志向科目となります。 |