科目名 | 関連職種連携論 |
ナンバリング | |
担当者 |
西尾 美登里
中島 洋子 馬塲 才悟 大川内 鉄二 阿南 沙織 渡辺 直子 江口 賀子 大田尾 浩 横田 聡 末次 絵里子 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
療養者とその家族を中心に、多職種連携によるグループ活動を通し、自職種連携と他職種連携とのシステムを理解し、課題解決に向けた基礎技能を修得する。他学科の学生と協力し、事例をもとにチームでニーズや課題を見出し、地域の社会資源を活用しながら課題解決へ向けた展開を行う。職種の専門的観点から役割を担い、情報を共有しあいながら連携のあり方について理解する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
幼児から高齢者まで、様々な障がいや疾患を抱える人とその家族の課題解決に必要な知識を、専門性の高い教員から実践経験を踏まえた内容を教授する。よりよい健康政策と関連職種連携の在り方について、現在の課題と未来のありかたについてグループ学習を行う。さらに医療福祉に関する職種の社会科学としての理論成熟と現実社会の諸問題に対する鋭い洞察力の確立を目指す。 |
授業の 到達目標 |
1). チーム医療・多職種連携・協働について説明できる。 2). 自職種と他職種の専門性の特性と役割、関わりについて説明できる。 3). 未来の地域包括ケアシステムのあり方と、多職種連携を提言できる。 |
学習方法 | 対面やオンラインにて、講義とグループワーク、個人ワークを組み合わせて学修する。少人数のグループで演習を行い、事例をもとにニーズを見出し課題解決にむけ展開する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
医療福祉をつなぐ関連職種連携 総編集 北島政樹 南江堂(関連職種連携論で使用) 各種プリント |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 3 | 3 | 5 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 100 | ||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ◎ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P20までを熟読する |
授業 | ガイダンス、オリエンテーション、教員紹介 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P21-64を熟読する |
授業 | システムとしての多職種連携とICF 在宅での暮らしを支える自職種と多職種との連携 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P94-101.144-146を熟読し小児の発達と関連職種を理解する |
授業 | 発達段階に応じた多職種連携: 幼児期 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P85-94を熟読し壮年期の発達課題と関連職種を理解する |
授業 | 発達段階に応じた多職種連携: 壮年期 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P77-84を熟読し老年期の発達課題と関連職種を理解する |
授業 | 発達段階に応じた多職種連携: 老年期 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P153を熟読し疾患の理解と発達課題を踏まえ必要な職種連携を考える |
授業 | 精神の疾患や障がいの特徴を踏まえた多職種連携 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキストp134-136.139-141を熟読し、P158事例15について暮らしを支えるために必要な職種について考える |
授業 | 病院内での多職種連携と退院調整 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキストP114-121を熟読し、P178-181の事例を通しリハビリの必要性を理解する |
授業 | リハビリテーションと多職種連携 | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキストP136-139.136-139を熟読する |
授業 | 医療と教育の連携 : 心理 p137-139.145-146を熟読する | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト P65-75を熟読する |
授業 | 臨床実践におけるチームビルディングとマネジメント | |
事後学習(復習) | 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキスト | |
第11週 | 事前学習(予習) | 他職種について整理する。 医療福祉をつなぐ関連職種連携テキストp103-146を熟読する |
授業 | ①グループワークメンバー発表、担当教員紹介、自己紹介、事例選択、療養者の居住地域の決定 | |
事後学習(復習) | 居住地域周辺を市町村のホームページやグーグルアースなどで探索し、地域特性を調べる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 自職種と他職種の強みと役割について、業務内容や役割についてまとめる |
授業 | ②グループワーク(事例検討・議論・担当教員報告) | |
事後学習(復習) | 事例患者・療養者・家族のニーズをまとめる。地域の公的な社会資源について調べる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 取り上げた課題の解決方法と専門職種間の連携のあり方についてまとめる |
授業 | ③グループワーク (チーム目標の設定) | |
事後学習(復習) | チーム内の事例についてICFの概念に沿って各自で事例の整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 地域のフォーマル・インフォーマルな社会資源について調べる。自職種のサービス計画書をまとめる |
授業 | ④グループワーク(ディスカッション・担当教員報告) | |
事後学習(復習) | 事例についての整理と報告内容を、評価表を参照にパワーポイントにまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 報告会準備 スライドと発表原稿を教員へ提出する |
授業 | 報告会 担当教員毎 | |
事後学習(復習) | 報告会で知り得た情報や内容をまとめる |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 看護学科は必修。その他の学科は選択となる。 看護学科以外は、開講後に授業選択の取り消し可能であるがグループワーク開始後の取り消しとならないように十分考えて選択すること。 使用教科書: 医療福祉をつなぐ関連職種連携 総編集 北島政樹 南江堂 ★各自購入、図書館から取り寄せなどして事前準備が必要である。 神埼キャンパス図書館1冊、佐賀キャンパス図書館3冊、小城キャンパス図書館2冊 蔵書あり。 土曜日 オンラインによる集中講義。 |