開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
本授業では量的研究とくに疫学研究の方法、量的研究を行う際に必要な統計学的基礎、質的研究と量的研究を組み合わせて行う混合研究法について理解を深めます。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
現場の実務経験をもつ2名の教員(黒田と馬塲)が担当します。 |
授業の 到達目標 |
看護学研究に応用できる疫学の研究方法を理解する。 量的研究方法に必要な統計学についての理解を深める。 量的研究方法と質的研究方法を組み合わる混合研究法によって、看護実践の評価や療養者のニーズの研究が深まることを理解する。 |
学習方法 | 教員からの講義とあわせて、学生からの意見発表、ディスカッションによって学修内容を深めていく。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:横山美江編『よくわかる看護研究の進め方・まとめ方 第3版』 医歯薬出版、3400円 参考書:近藤克則『研究の育て方 ゴールとプロセスの「見える化」』 医学書院 2500円 また、授業を通じて参考資料を示す。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 50 | 10 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 看護学研究の方法を学ぶ意義について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 本授業の意義、シラバスの説明、授業の進め方(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み、研究の進め方について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 研究の進め方、研究計画から成果発表まで(新井) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第3週 | 事前学習(予習) | 疫学研究の方法論の概要、記述疫学、分析疫学、介入疫学 |
授業 | 疫学研究の方法論の概要、記述疫学、分析疫学、介入疫学(新井) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第4週 | 事前学習(予習) | 横断的研究、生態学的研究について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 横断的研究、生態学的研究について(黒田) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第5週 | 事前学習(予習) | 症例対照研究、コホート研究、介入研究について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 症例対照研究、コホート研究、介入研究について(黒田) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第6週 | 事前学習(予習) | 統計学の必要性について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 疫学研究に必要な統計学について(黒田) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書をよみ、混合研究法について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 看護学研究にける混合研究法と混合研究を用いた研究動向(黒田) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第8週 | 事前学習(予習) | 教科書をよみ、混合研究法について自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 混合研究法による研究成果のまとめ方(黒田) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第9週 | 事前学習(予習) | 教科書をよみ、システマティクレビューについて自分の考えをまとめておいてください |
授業 | システマティクレビューの方法、メタアナリシスについて(黒田) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第10週 | 事前学習(予習) | 与えられた論文を読み、自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 生活習慣病に関する量的研究方法による看護研究の紹介(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第11週 | 事前学習(予習) | 与えられた論文を読み、自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 慢性閉塞性肺疾患に関する量的研究方法による看護研究の紹介(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第12週 | 事前学習(予習) | 関節リウマチに関する量的研究方法による看護研究の紹介 |
授業 | 関節リウマチに関する量的研究方法による看護研究の紹介(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第13週 | 事前学習(予習) | 看護研究に求められる統計学的手法の理論的基礎(1) |
授業 | 看護研究に求められる統計学的手法の理論的基礎(1)(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第14週 | 事前学習(予習) | 与えられた論文を読み、基礎となる統計手法ついて自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 看護研究に求められる統計学的手法の理論的基礎(2)(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください | |
第15週 | 事前学習(予習) | 与えられた論文を読み、基礎となる統計手法ついて自分の考えをまとめておいてください |
授業 | 看護研究に求められる統計学的手法の理論的基礎(3)(馬塲) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、整理してください |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・授業計画はあくまで予定であり、講師の都合等により変更が生じる場合があります。 ・ディスカッションやプレゼンテーションを重視します。積極的に取り組んで下さい。 ・1週間あたり3時間の事前・事後学習時間を確保すること。 |