| 科目名 | 心理演習 |
| 担当者 |
岡嶋 一郎
西村 喜文 安藤 満代 赤川 力 末次 絵里子 中園 照美 |
| 開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
| 関連する 資格・免許 |
公認心理師受験資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 3年 | 通年 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
公認心理師を目指す者に必要な、心理支援に係る知識及び技能の基本的な水準の修得を目的とする。概要は、出版または架空の事例に基づいて、心理に関する支援を要する者の理解、ニーズの把握および支援についてグループディスカッションを行い、支援計画を作成・発表する。また、コミュニケーションや心理面接、心理検査、チームアプローチ等を学ぶために、ロールプレイを用いて授業を行い、事例の検討を行う。そして、公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解を授業の内容に含んでいく。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
臨床心理士として20年以上、教育・福祉・その他の領域で心理支援を行った実務経験を有する担当者が、心理支援の方法、支援計画の作成やこれらに関連する事項を指導する。 |
| 授業の 到達目標 |
・心理に関する支援を要する者などに関する以下の知識及び技能を増やすことができる。 ①コミュニケーション ②心理検査 ③心理面接 ④地域支援など ・心理に関する支援を要する者等の理解とニーズの把握及び支援計画の作成に取り組むことができる。 ・心理に関する支援を要する者の現実生活を視野に入れたチームアプローチの難しさと有用性を理解できる。 ・多職種連携及び地域連携の方法と有用性を理解できる。 ・公認心理師としての職業倫理および法的義務を理解してロールプレイに取り組むことができる。 |
| 学習方法 | ロールプレイ、グループディスカッションといった能動的学習方法を用いて、授業を行う。 |
| アクティブラーニング の類型 |
②授業の導入段階で授業テーマに学修者が興味・関心を持つように工夫する授業
③授業の終末段階で次時の授業に学修者が興味・関心を持つように工夫する授業
④学修者個人やグループに課題解決を促す授業
⑤ある課題について議論を促し、ディベート等を行う授業
⑦ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業
⑩学期途中で課題をだし、レポートを纏めることによって能動的な学修を喚起する授業
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| テキスト及び 参考書籍 |
適宜資料の配布または指示を行う。 |
| ナンバリング | PC_D3_2 |
ディプロマ・ポリシー
との関連 (下線部分はDPへのリンク) |
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ |
| 評価基準・方法 | 評価割合% | 評価基準・方法 | 評価割合% |
| 定期試験 | 受講者の発表 | 10 | |
| 小テスト等 | 授業の参加度 | 20 | |
| 宿題・授業外レポート | 50 | その他 | |
| 授業態度 | 20 | ||
| 合計 | 100 | ||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、本演習の目的や内容、備考とする事項を確認すること。認知行動療法について調べておくこと。 |
| 授業 | 前期授業オリエンテーション、認知行動療法の基礎(理論と技法)(安藤) | |
| 事後学習(復習) | 基本的枠組みを復習する。 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 配布資料の架空事例を読んでおくこと。 |
| 授業 | 認知行動療法を用いた支援計画の立案(安藤) | |
| 事後学習(復習) | 立案計画の重視する点を確認する。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 実践で注意すべき点をまとめておくこと。 |
| 授業 | 認知行動療法を用いた心理面接の実践(ロールプレイ)(安藤) | |
| 事後学習(復習) | 実践した後の体験を振り返る。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 回想法について調べておく。 |
| 授業 | 回想法の基礎(理論と技法)(安藤) | |
| 事後学習(復習) | 回想法の臨床での注意点をまとめる。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 回想法の個別とグループの相違を調べておく。 |
| 授業 | グループ回想法におけるコミュニケーション(ロールプレイ)(安藤) | |
| 事後学習(復習) | 回想法での注意点をまとめる。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 授業テーマについて各自で調べておくこと。 |
| 授業 | 支援を要する者のニーズの把握、チームアプローチや地域支援を踏まえた支援計画作成の基本的枠組み(末次) | |
| 事後学習(復習) | 授業内容を振り返り、支援計画の立て方について理解を深めておくこと。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 事例を熟読し、分からない語句について調べておくこと。 |
| 授業 | グループで事例に関する討議を行い、支援を要する者の理解をはかる①(支援計画の作成)(末次) | |
| 事後学習(復習) | 討議を振り返り、「見立て」「支援方針」について自分の考えをまとめること。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 事例に関する「見立て」「支援方針」について自分の考えを発表する準備をすること。 |
| 授業 | 支援計画の発表①(末次) | |
| 事後学習(復習) | 支援計画を見直すと共に、チームアプローチや地域支援についての理解を深めること。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 事例を熟読し、分からない語句について調べておくこと。 |
| 授業 | グループで事例に関する討議を行い、支援を要する者の理解をはかる②(支援計画の作成)(末次) | |
| 事後学習(復習) | 討議を振り返り、「見立て」「支援方針」について自分の考えをまとめること。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 事例に関する「見立て」「支援方針」について自分の考えを発表する準備をすること。 |
| 授業 | 支援計画の発表②(末次) | |
| 事後学習(復習) | 支援計画を見直すと共に、チームアプローチや地域支援についての理解を深めること。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 心理検査を扱うにあたっての倫理について調べる |
| 授業 | 質問紙法による人格検査の実践(ロールプレイ)(中園) | |
| 事後学習(復習) | 検査結果の分析・解釈およびフィードバック資料作成 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 検査結果の分析・解釈およびフィードバック資料作成 |
| 授業 | 質問紙法による人格検査結果のフィードバック(ロールプレイ)(中園) | |
| 事後学習(復習) | 質問紙法による人格検査実施およびフィードバック体験の振り返り | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 心理検査実施およびフィードバックにおける留意点について調べておく |
| 授業 | 質問紙法による人格検査実施およびフィードバックに関するグループ討議(中園) | |
| 事後学習(復習) | 心理検査実施およびフィードバックに関する留意点についてまとめる | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 投映法による人格検査について調べる |
| 授業 | 投映法による人格検査の実践(ロールプレイ)(中園) | |
| 事後学習(復習) | 投映法による人格検査結果をもとに模擬事例の「見立て」「支援方針」について考える | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 投映法による人格検査結果をもとに模擬事例の「見立て」「支援方針」について考える |
| 授業 | 投映法による人格検査による事例理解および支援計画に関するグループ討議(中園) | |
| 事後学習(復習) | 心理検査の意義と限界についてまとめる | |
| 第16週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法について調べてくる(西村) |
| 授業 | 箱庭療法(演習①) | |
| 事後学習(復習) | 箱庭療法演習についてまとめてくる | |
| 第17週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法の砂の意味について調べてくる(西村) |
| 授業 | 箱庭療法(演習②) | |
| 事後学習(復習) | 箱庭療法の演習についてまとめてくる | |
| 第18週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法の玩具の意味について調べてくる(西村) |
| 授業 | 箱庭療法(演習③) | |
| 事後学習(復習) | 箱庭療法の演習についてまとめてくる | |
| 第19週 | 事前学習(予習) | グループ箱庭療法について調べてくる(西村) |
| 授業 | グループ箱庭療法(演習) | |
| 事後学習(復習) | グループ箱庭療法演習についてまとめてくる | |
| 第20週 | 事前学習(予習) | コラージュ療法について調べてくる(西村) |
| 授業 | コラージュ療法(演習) | |
| 事後学習(復習) | コラージュ療法の実践方法について調べてくる | |
| 第21週 | 事前学習(予習) | 交互色彩分割法について調べてくる(赤川) |
| 授業 | 交互色彩分割法(ロールプレイを用いた演習、及び事例検討) | |
| 事後学習(復習) | 交互色彩分割法の疑問点について考えてくる | |
| 第22週 | 事前学習(予習) | 音楽を用いた芸術療法について調べてくる(赤川) |
| 授業 | 音楽を用いた芸術療法(演習、及び事例検討) | |
| 事後学習(復習) | 音楽を用いた芸術療法の疑問点について考えてくる | |
| 第23週 | 事前学習(予習) | 絵画療法について調べてくる(赤川) |
| 授業 | 絵画療法(ロールプレイを用いた演習、及び事例検討) | |
| 事後学習(復習) | 絵画療法についてまとめてくる | |
| 第24週 | 事前学習(予習) | スクィグルについて調べてくる(赤川) |
| 授業 | スクィグル(ロールプレイを用いた演習、及び事例検討) | |
| 事後学習(復習) | スクィグルの疑問点について考えてくる | |
| 第25週 | 事前学習(予習) | MSSM(Mutual Scribble Story Making)について調べてくる(赤川) |
| 授業 | MSSM(Mutual Scribble Story Making)(ロールプレイを用いた演習、及び事例検討) | |
| 事後学習(復習) | MSSM(Mutual Scribble Story Making)の疑問点について考えてくる | |
| 第26週 | 事前学習(予習) | 図書館利用・論文検索の仕方を確認すること。 |
| 授業 | SSTによる対人支援(地域支援を含む)例の検索と支援ニーズの把握(岡嶋) | |
| 事後学習(復習) | 様式に沿って支援計画の発表資料を作ること。 | |
| 第27週 | 事前学習(予習) | SSTによる支援を要する者の心理特性について調べること。 |
| 授業 | SSTの模擬実践における支援計画の策定、チーム内の役割分担(岡嶋) | |
| 事後学習(復習) | 様式に沿って支援計画の資料を作ること。 | |
| 第28週 | 事前学習(予習) | 模擬実践に向け、チーム内で役割に応じた行動をとること。 |
| 授業 | SSTの模擬実践に向けたチームでの準備・職業倫理と法的義務の理解(岡嶋) | |
| 事後学習(復習) | 模擬実践に向け、チーム内で役割に応じた行動をとること。 | |
| 第29週 | 事前学習(予習) | 模擬実践に向け、チーム内で練習、準備をすること。 |
| 授業 | SSTの模擬実践(ロールプレイ)(岡嶋) | |
| 事後学習(復習) | 様式に沿って模擬実践の実施報告会の資料を作ること。 | |
| 第30週 | 事前学習(予習) | 実施報告会で円滑に報告を行うための準備をすること。 |
| 授業 | 模擬実践(チームでの準備を含む)の実施報告会(事例検討)(岡嶋) | |
| 事後学習(復習) | 第26~30週における自らの行動と体験、学びを振り返ること。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・この科目は、公認心理師受験資格必修科目、かつ「演習形式」で行うことが義務付けられている科目である。そのため、対面授業で行われる。 ・この科目の単位修得は、4年次「心理実習」の履修要件となっている。 ・他学科の学生・科目等履修生・研究生は受講することができない。 ・レポート等に対するフィードバックは、授業中または文書にて行う。 ・授業のテーマ全般を修得したとみなせる学修成果をあげることが求められる。 |