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井本 浩之イモト ヒロユキ (Hiroyuki Imoto) 男性 1961年生まれ
所属地域生活支援学専攻(博士前期課程)  地域生活支援学専攻(博士後期課程)  社会福祉学科
教授
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2024/09/05 更新

プロフィール

学歴
昭和63年 3月 九州大学大学院文学研究科修士課程(哲学)修了 文学修士
平成 3年 3月 九州大学大学院文学研究科博士課程(哲学)修了 単位取得満期退学
職歴
昭和58年 4月 九州大学文学部研究生 (昭和60年 3月まで)
平成 2年 4月 香蘭女子大学短期大学非常勤講師(哲学・倫理学) (平成 9年 3月まで)
平成 4年 4月 日本学術振興会特別研究員(PD) (平成 6年 3月まで)
平成 6年 4月 福岡女学院大学非常勤講師(西洋近代思想・英米思想) (平成10年 3月まで)
平成 6年10月 佐賀医科大学非常勤講師(ラテン語) (平成15年 3月まで)
平成10年 4月 西九州大学 助教授 (平成14年 3月まで)
平成10年 4月 福岡国際大学 非常勤講師 (哲学) (平成20年 3月まで)
平成12年 4月 放送大学佐賀学習センター 非常勤講師 (平成17年 3月まで)
平成14年 4月 西九州大学 教授 (現在に至る)
平成14年 4月 西九州大学入試広報部長 (平成21年 3月まで)
平成21年 4月 西九州大学学生支援部長 (平成22年 3月まで)
平成22年 4月 西九州大学入試広報部長 (平成23年 3月まで)
平成23年 4月 西九州大学教務部長 (平成24年 3月まで)
平成24年 4月 西九州大学 学務部長(教務部と学生支援部の統合による) (平成28年 3月まで)
平成26年 4月 西九州大学グループ地域連携センター長 (平成30年 3月まで)
平成26年 4月 西九州大学 副学長 (令和 2年 3月まで)
平成30年 4月 リカレント教育・研究推進本部長 (令和 2年 3月まで)
令和 2年 4月 学生支援部長 (令和 4年 3月まで)
令和 3年 4月 リカレント教育・研究推進本部長 (令和 4年 3月まで)
令和 4年 4月 西九州大学 入試広報部長 (現在に至る)
専門分野
西洋近現代哲学・倫理学
高等教育改革(地域志向教育)
研究テーマ
プラグマティズムとは何か
認識と実在の問題
高等教育機関における地域人材養成
初年次教育
就業力育成
共同研究
【 実績 】初年次教育
就業力育成
【 希望 】地域人材養成に関する教育体制整備
所属学会
日本哲学会
九州大学哲学会
日本社会福祉学会
日本インターンシップ学会 等
学会・社会活動
昭和60年 4月 九州大学哲学会 (現在に至る)
平成 6年 5月 日本哲学会 (現在に至る)
平成 8年 4月 比較思想学会 (現在に至る)
平成12年 4月 日本社会福祉学会 (現在に至る)
平成24年 4月 日本高等教育評価機構 評価員 (令和 2年 3月まで)
平成30年 4月 日本インターンシップ学会 (現在に至る)
学会賞等
研究者からの一言アピール
オフィスアワー
時間 月13:00~16:00
場所 3号館 5階 研究室(神埼キャンパス)

教育・研究業績一覧

著書・論文等
【著書】
人間、何処からどこへ     哲学の試み
1998/03 書籍 共著 ナカニシヤ出版 190-214
【学術論文】
一般者の実在性について ~初期認識批判から見たパース実在論~
2013/03 論文 単著 西九州大学 健康福祉学部紀要  第43号
 【概要】C.S.パースは一般者(自然法則やタイプ)の実在性の基底にほとんど無頓着に議論を展開している。この論文では、彼の初期認識批判を入念に吟味することで、われわれの認識の固有の対象が実在であることが当初から明白に語られていたという事実を明らかにした。原理的に認識の対象以外の対象を設定することの自己矛盾を明らかにした。
【学術論文】
入学前教育プログラムの効果と今後の課題
2013/03  共著 西九州大学健康福祉学部紀要 第43巻
 【概要】大学での学修プログラムが学士力を養成するものである半面、近年入学前までに生徒が当然身につけておくべき知識・能力の不足が目につくようになってきた。本論文は本学社会福祉学科で実施している入学前教育を題材に、その実施法、内容、実施率等を検討し、入学後の成績GPAとの相関を基に、その有効性を検証したものである。
【学術論文】
効果的な初年次教育プログラム構築へ向けての課題 ~西九州大学健康福祉学部社会福祉学科の取組の検討を通じて~
2012/03  共著 西九州大学健康福祉学部紀要 第41巻
 【概要】この論文は、効果的な初年次教育プログラム構築へ向けた課題をまとめたものであるが、その課題解決の核心は、大学生の学修成果をどのように評価するのか、「プログラム検証法の開発」である。本論文では、著者が開発した評価に関する学生評価のための「ルーブリック」を提示した。この評価基準は初年次教育に限定されるものではなく、大学での授業全般に活用可能である。特に解答のない問題群を扱う倫理学のテーマや地域課題のテーマを学生に提示するに際して、到達レベルとして学生にどのような能力形成を期待し、それをどのような基準で評価していくのか等、実践的な問題群を対象とした授業設計を行うには、有効な手法である。
【学術論文】
真理と実在 ローティ、クワインによるパース「真理論」批判に対する解答の試み
1997/03  単著 『比較思想研究』比較思想学会 第23号別冊
 【概要】パースの実在論が、知識の多重体系化、相対化に対して、無力であるとする、クワインやローティの批判を吟味した論文。 p.59-62
【学術論文】
真理と実在
1996/12  単著 『ディアロゴス』九州大学哲学・倫理学研究会編 第8号
 【概要】パース実在論を支える「真理の可能性」という論点に対する、現代の論者たちの批判に答える可能性を探った論文。パースは真理の可能性を、認識の形式的条件とも言うべき、「メタ真理」として捉えており、その限りでパースの主張は批判者たちの批判を超えていると思われる。 p.3-12
【学術論文】
パースにおける普遍の問題
1993/12  単著 『哲学論文輯』九州大学哲学会編 第29輯
 【概要】プラグマティズムは、我々の認識のすべてを経験的認識に還元しようとする限りにおいて、いわゆる自然主義的潮流の中に位置すると考えられるのだが、一方でパースの主張のうちには、普遍の実在性といった思弁的要素も存在している。この論文は経験主義と形而上学との連続性を可能にする論点が、パース実在論のうちにあることを解明したものである。 p.41-58
【学術論文】
.プラグマティズムの意味理論とは何か
1990/09  単著 『哲学論文輯』九州大学哲学会編 第26輯
 【概要】パースのプラグマティズムが、反デカルト精神に基づいた意味理論であることを明らかにしようとした論文。初期認識批判は反デカルト主義をもとに展開された認識理論であるが、『意味の明晰化』という主題は、デカルト、パース双方に共通なものである。この論文は西洋近代哲学が主題とした意味理論からみた、パースの意味理論(プラグマティズム)の独自性の解明である。 p.85-103
【学術論文】
パースにおける認識と実在の問題
1989/04  単著 『ディアロゴス』九州大学哲学倫理学研究会編 第2号
 【概要】パースが認識と実在をめぐる諸問題に答えようとした、彼の初期認識批判を読み解こうとした論文。その認識理論は、『新カテゴリー表について』と題する論文を理論的な支柱とした体系的な理論である。彼のカテゴリー論は、われわれの認識が超越論的な視点から秩序づけられるような確定的な認識ではなく、経験からの変容を受け入れる非確定的な認識であるとする認識理論に根拠を与えている。 p.33-45
【その他】
ブランド力を高める私立大学の戦略 ~ブランディングからプラットフォームへ~
2019/02 講演 - 広島文化学園大学「地域を元気にする私立大学の研究と教育―研究ブランディングをとおして―」 
 【概要】目的:「地域社会と大学の在りよう」について、地域社会の課題および大学教育改革の視点を交え、高等教育機関を存続させる戦略(strategy)と戦術(tactics)の両側面から考えていくひと時を提供すること。

方法:GP事業から私立大学改革総合支援事業に至る、西九州大学の取組みを振返ることを通して、地域社会と大学教育・研究改革がどのように連接するのか、現状の課題は何なのかを紹介すること。
【その他】
「地域社会と大学 ~大学の特色化と地域協働~」
2019/02 講演 - 西日本工業大学平成30年度COCシンポジウム 
 【概要】目的:「地域社会と大学の在りよう」について、政策側の観点ではなく、地域社会の課題および大学教育改革の観点(現場)から考えていくこと。

方法:GP事業から私立大学改革総合支援事業に至る、西九州大学の取組みを振返ることを通して、地域社会と大学教育・研究改革がどのように連接するのか、現状の課題は何なのかを可能な限りご紹介する。
【その他】
高等教育を地域志向化するには
2017/09 研究発表 - 九州地区大学教育研究協議会(福岡工業大学) 
 【概要】キャリア教育・正課授業の地域志向化・学修成果の可視化を融合させる形で、高等教育の地域志向化を実現する可能性について発表
【その他】
専門職系大学におけるWIL(職業統合型学修)
2017/09 研究発表 - 一般社団法人「産学協働人材育成コンソーシアム」専門人材ブラッシュアップ研修会 
 【概要】非専門職系の学部・学科がWIL(職業統合型学修)の要素をカリキュラムに導入すると教育効果が向上すると言われているが、専門職系学部を抱える西九州大学で、WILを導入する意義について考察した。
【その他】
体験型学修を通じてDPを具現化する取組
2017/06 研究発表 - 日本インターンシップ学会 九州支部研究会 
 【概要】実践型インターンシップの事例として「体験型学修を通じてDPを具現化する取組~西九州大学におけるインターンシップの位置づけという観点から~」と題し、サービスラーニング、インターンシップ、PBL学修などを「体験型学修」とし、すべて正課科目(「あすなろう体験Ⅰ~Ⅲ」と専門教育科目の地域志向型(体験型)科目)に配置した全学的な取組みについて、全学生が履修するカリキュラムをディプロマポリシー(DP)に基づき具現化していることを示した。
【その他】
地域を活かす大学
2015/06 教育改革報告 単著 IDE現代の高等教育 6月号
研究シーズ
【研究テーマ】 初年次教育 キャリア教育 哲学・倫理学
【研究分野】 哲学・倫理学 初年次教育 キャリア教育
【研究キーワード】 C.S.パースの哲学研究 認識論 プラグマティズム ポートフォリオ 職業統合型学修 正課科目の地域志向化
【研究概要】 
【共同研究可能なテーマ】 
【研究テーマ】 高等教育機関における地域人材養成
【研究分野】 地域生活支援学
【研究キーワード】 地域 人材 地域再生 起業 就業力 社会人基礎力
【研究概要】 近年わが国では高等教育機関において教育・研究の地域志向化が積極的に展開されだした。この傾向は国策としての地域活性化人材養成という観点にとどまらない。地域の側には、アントレプレナー養成、コミュニティの活性化、地域生活者が抱える諸問題に対して学生や大学の知的資源を利活用する利点がある。大学の側にも相応の利点がある。地域を活用した実践的な教育機会の提供である。それは主体性や自律性といったジェネリックスキルにおける志向性・態度等を醸成する場として最適な教育の場である。院生を含む大学に学ぶ学生たちを地域創生人材に育て上げるためのPDCAサイクルに基づいたカリキュラム上の仕掛け等についてともに考えたい。
【共同研究可能なテーマ】 高等教育機関における地域人材養成 正課授業の地域志向化
特許・発明
なし
なし 
【備考】 なし
教育活動・社会活動
平成25年10月から 
大学教育・研究の地域志向化
COC大学を実現するためのカリキュラム設計
問い合わせ先
西九州大学グループ
※ 健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部に関しては
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249