科目名 | 卒業研究方法論 |
ナンバリング | NS_E3_08 |
担当者 |
新井 祐恵
馬塲 才悟 木室 ゆかり 應戸 麻美 平原 直子 藤田 史恵 葛原 誠太 井上 福江 阿南 沙織 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 3年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
研究の目的、意義を理解し、研究過程について基礎的な事項を学修する。看護実践における問題や疑問を研究課題として取り上げ、主体的にその課題を解決するための演習を行う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
病院・施設での臨床経験が豊富な教員が、臨床現場での疑問や課題を解決していくために、看護研究の基礎的な研究方法(量的・質的・介入)、研究テーマ選定から研究計画の立案方法、そして4年次の研究につなげる知識を獲得しながら、研究のプロセスを実践しながら学ぶ科目である。看護学の追求の基礎となる。 |
授業の 到達目標 |
1.看護研究の意義と目的・倫理的配慮の必要性を説明できる。 2.研究に必要な用語を理解し、適切に活用できる。 3.研究課題や研究疑問を解決するための適切な研究方法を理解することができる。 4.研究課題や研究疑問の解決のための研究過程が説明できる。 5.必要な文献を検索でき、文献の検討ができる。 6.看護の質改善のための問題意識を持つことができる。 7.研究課題の解決に寄与する文献検討をグループでできる。 8.グループでまとめた研究目的について、研究プロセスを含めて自ら主体的に発表できる。 |
学習方法 | パソコンを活用し、電子図書、電子ジャーナル、Medlineによる文献検索を行い、最新の医学研究雑誌をはじめ、興味のある研究テーマについての文献を収集し、グループ演習を通して研究テーマを明確化する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
系統看護学講座 別巻 看護研究 著:坂下玲子、宮芝智子 小野博史/医学書院 参考書については進度に合わせて紹介する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 30 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト序章~第1章を熟読しておくこと |
授業 | ガイダンス 第1章:看護研究とは | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章を熟読しておくこと 事前課題の提出 |
授業 | 第2章:看護研究の始め方 リサーチクエスチョンを立てる | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章を熟読しておくこと |
授業 | 第3章:情報の探索と吟味-文献レビューとその方法 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章を熟読しておくこと |
授業 | 第4章:研究における倫理的配慮 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章を熟読しておくこと |
授業 | 第5章:研究デザイン-研究の設計と方法の選択 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておく | |
第6週 | 事前学習(予習) | 各自、自分の研究疑問やキーワードを考えておく |
授業 | 第6章:データ収集 第7章:データの分析文献 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第7週 | 事前学習(予習) | 各自、自分の研究疑問やキーワードを考えておく |
授業 | 演習 文献検索オリエンテーションと文献検索 | |
事後学習(復習) | 演習方法を復習すること | |
第8週 | 事前学習(予習) | 文献検索方法を復習しておくこと |
授業 | 演習 文献検索 | |
事後学習(復習) | 演習方法を復習すること | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第8・9・12章を熟読しておくこと |
授業 | 第8章:研究計画書の作成 第9章:研究を伝えるー学会発表・論文作成など 第12章:文献研究の進め方 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめておくこと | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第10・11章を熟読しておくこと |
授業 | 文献クリティークの実践 | |
事後学習(復習) | 講義内容をまとめ、各自興味のある文献を2編検索すること | |
第11週 | 事前学習(予習) | 各自文献レビューとしてまとめてくること |
授業 | 演習:グループワーク 文献レビュー | |
事後学習(復習) | グループワーク内容を整理すること | |
第12週 | 事前学習(予習) | 文献レビュー内容を整理すること |
授業 | 演習:グループワーク リサーチクエスチョンの明確化 | |
事後学習(復習) | グループのリサーチクエスチョンを整理し、研究目的を明確化すること | |
第13週 | 事前学習(予習) | グループの研究目的を整理する |
授業 | 演習:グループワーク 研究目的の明確化 | |
事後学習(復習) | グループ演習の整理 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 発表資料の準備 |
授業 | 演習:研究目的の明確化 文献レビューからリサーチクエスチョンのプロセスを通して 発表 | |
事後学習(復習) | 発表資料を作成する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 発表資料を作成する |
授業 | 演習:研究目的の明確化 評価 まとめ | |
事後学習(復習) | 発表資料の修正と提出・まとめ |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・演習は、PCを用いて実践します。 ・グループ演習は、teamsを使用しながら各自の事前学修内容を深めていきます。 ・発表資料の作成、発表もteamsを用いて、全員で共有しながら学修を深めます。 ・PCや文献検索システムを用いるため、情報保護やデータの取り扱いなどに関する倫理的配慮について学修します。 |