原口 健三 (HARAGUCHI KENZOU) 男性 1958年生まれ
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2026/11/05 更新
プロフィール
学歴
| 昭和60年 3月 九州リハビリテーション大学校 卒業 |
| 平成10年 3月 明星大学 人文学部 心理・教育学科 卒業 |
| 平成20年 3月 久留米大学医学部 精神神経科学講座 修了(医学博士) |
職歴
| 昭和60年 4月 医療法人 社団天臣会 松尾病院 (平成 4年 3月まで) |
| 平成 4年 4月 学校法人 高木学園 柳川リハビリテーション学院 (平成13年 3月まで) |
| 平成13年 4月 学校法人 高木学園 福岡国際医療福祉学院 作業療法学科学科長 (平成22年 3月まで) |
| 平成22年 4月 国際医療福祉大学 大学院 准教授 (平成24年 3月まで) |
| 平成24年 4月 国際医療福祉大学 保健医療学部(栃木本校) 教授 (平成25年 3月まで) |
| 平成25年 4月 国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 作業療法学科学科長・教授 (平成31年 3月まで) |
| 平成31年 4月 西九州大学 リハビリテーション学部 作業療法学専攻 教授 (現在に至る) |
専門分野
| ・精神科リハビリテーション ・精神科作業療法学 ・作業療法教育 |
研究テーマ
| 精神障害者に対する偏見・スティグマの国際比較 精神障害者に対する社会参加・就労支援 作業療法教育・臨床実習など |
共同研究
| 【 実績 】 | せん妄に対する作業療法の効果 うつ病に対する作業療法 |
| 【 希望 】 | 精神障害者の社会参加 世界的なアンチ・スティグマ運動 |
所属学会
| 日本作業療法学会 福岡県作業療法学会 福岡県デイケア研究協議会 |
学会・社会活動
| 令和 3年 4月 厚生労働省・医道審議会理学療法士作業療法士分科会員 (令和 4年 3月まで) |
| 令和 3年 4月 理学療法士作業療法士国家試験・試験委員 (令和 9年 3月まで) |
| 令和 3年 6月 全国リハビリテーション学校協会理事 (令和 7年 5月まで) |
| 令和 3年12月 理学療法士作業療法士専任教員養成講習会・講師 (令和 9年 6月まで) |
学会賞等
研究者からの一言アピール
| 研究は大変ですが,身につくと楽しいですよ.頑張りましょう! |
オフィスアワー
| 火曜日;9:00~10:30 金曜日;10:40~12:00 7号館5階 研究室 |
教育・研究業績一覧
著書・論文等
【著書】
精神障害の疾患別ADL援助法 1.統合失調症 2.感情障害
2009/04 教科書 共著 作業療法学全書[改訂第3版]第11巻 作業療法学全書3 日常生活活動
【著書】
「地域精神保健領域におえkるリカバリーと作業療法」&「私にとって何が最良の環境か?」
2012/06 翻訳 共著 リカバリー 希望をもたらすエンパワーメントモデル Recovery and Wellness Models of Empowerment for People with Mental Illness《邦訳) 第6章 & 第7章
【学術論文】
松尾病院デイケアセンターの活動報告
1987/03 共著 精神科デイケア研究ふくおか NO.5:80-85
【概要】著者らが勤務する松尾病院デイケアセンターの活動状況について,開所時(昭和59年)から現在(昭和62年)までの経過を報告し,精神科デイケアに必要な要素を紹介し,デイケアの意義を検討した.
斎藤考由,磯村順子,岩田久美子,大久保美智子,原口健三,他
【学術論文】
当院デイ・ケアセンターの現状報告-家族アプローチを含めて-
1988/03 共著 精神科デイケア研究ふくおか NO.6:90-93
【概要】松尾病院デイケアの2年4か月におよぶ活動状況とデイケア利用者(メンバー)の家族関係に焦点をあて,家族へアプローチが当事者の再発防止に有効である可能性を示唆した.
原口健三,磯村順子,磯村順子,岩田久美子,古賀幸博,松尾典臣
【学術論文】
松尾病院における第二デイ・ケアの発足とその背景
1988/03 共著 精神科デイケア研究ふくおか NO.6:119-121
【概要】松尾病院デイケアにおいて,デイケア利用者(メンバー)の社会復帰を目的に,病院内に職業訓練施設(第二デイケア)を開設した.その第二デイケアの発足の背景と働くことの効用について検討した.
担当部分;データ収集および解析,職業前作業療法としての活動に全般について作業療法士の立場から検討した.
担当部分;データ収集および解析,職業前作業療法としての活動に全般について作業療法士の立場から検討した.
小ヶ倉雅昭,磯村順子,岩田久美子,原口健三,他
【学術論文】
デイケア通所者の社会的背景
1990/03 単著 精神科デイケア研究ふくおか N0.8:29-32
【概要】著者が勤務する松尾病院デイケアセンター通所者の社会的背景について,年齢および性別,保険,住居形態,近所付き合い,日常生活能力などの情報(データ)から検討した.特に,一人暮らしの精神障害者に対する援助という面でその内容を検討した.
【学術論文】
「精神科デイケアで働く作業療法士へのアンケート・総評」
1990/06 共著 OTジャーナル 24:832-834
【概要】精神科デイケアを担当する作業療法の実態についてアンケート調査を行い,全国の60施設から回答を得た.「他職種の人たちを一緒に働くことは,それなりに難しさはあるが視野を広げるうえでもとてもプラスである」という意見などのポジティブな意見が多かった.反面,デイケア医療としての,デイケアから先の患者の行き場に困るなどの問題も抱えていることが分かった.また,その問題に対する取り組む姿勢も伺われた.
大丸幸,原口健三,池松洋子,中山広宣
【学術論文】
臨床実習で問題となる学生の性格傾向―TEGによる性格検査-
1995/04 共著 リハビリテーション教育研究 第2号;46-47
【概要】PT・OTの学生の生活的傾向を示すとともに,臨床実習で問題となる学生の性格傾向を報告した.教育の現場は,事前にその学生の性格傾向を把握し,学生自身に対人関係で問題となる特徴を理解させることが必要であり,より効果的な教育を行なう必要がある.
丹羽敦,藤末ふくみ,原口健三
【学術論文】
絵画と作業療法 (査読有)
1996/11 共著 OTジャーナル Vol31:p1039~1043
【概要】芸術療法で用いられる種目から,「絵画療法」に焦点をあて,作業療法と絵画の関係を検討した.絵画は,歴史的に古くから作業療法で用いられ,作業活動の重要なアクティビティである.作業療法における絵画の有用性,治療的効果を十分に期待できるものであるが,これまでに実証的な研究・報告が十分になされていない.
多賀誠,原口健三
【学術論文】
「リハの学生に対する適正教育-価値観・社会意識の調査より-」
1998/04 単著 リハビリテーション教育研究 第3号:45-46
【概要】福岡県内のリハビリテーション専門学校に在籍中の学生556名を対象に,「社会態度尺度」(加藤・加藤,1987)に基づいて作成した質問紙を用いて,価値観および社会意識の調査を行った.リハビリテーション専門学校の学生は,<革新指向的態度><合理的・個人主義的態度>及び<無気力的・虚無的態度>が低い反面,<感覚的・娯楽主義的態度>が高いという社会的意識が示唆された.
【学術論文】
「入学試験合格者のその後の成績について」
1999/05 共著 リハビリテーション教育研究 第4号:36-38
【概要】入学試験選抜方法を検討するために,過去5年間の入学生の入学後の学業成績と入学試験の選抜方法について分析した.入学後の学内成績は,特別選抜試験,社会人推薦入学者,一般入学試験入学者,高校生推薦入学者の順であった.従来の学力試験とは別に人間性・社会性・創造性を重視した入学試験を導入する必要があると思われた.
森田正治,原口健三
【学術論文】
「臨床実習前の学生の不安とその要因について~MAS得点と他の要因の相関~」
1999/05 共著 リハビリテーション教育研究 第4卷:33-35
【概要】 臨床実習前の学生の不安に注目し,学生の「不安度」の要因について,MAS不安検査(日本版MMPI)を用いて調査を行った.学生個人の不安は,学年成績や実習成績とはほとんど関係がなく,学生本人の性格傾向に起因していると思われた.その性格傾向とは,TEG(東大式エゴグラム)によれば,「親の自我」の部分が高いこと,「順応するこども」の自我が高いことである.臨床実習にあたっては,学生個人の資質としての性格傾向に注意する必要がある.
データ収集および解析,論文執筆
原口健三,藤末ふくみ,弘中友絵,西原眞由美,永尾泰司,森田正治,丹羽敦,浜本孝弘,多賀誠
【学術論文】
臨床実習における学生の情意領域評価
2000/05 単著 リハビリテーション教育研究 Vol5:56-61
【概要】平成10年度の臨床実習を経験した理学療法学科と作業療法学科の学生を対象に,アンケート調査をもとに,作業療法士の教育・養成という観点から,臨床実習における情意領域の評価について報告した.臨床実習での情意領域評価とは,学生個人のもつ自我構造を例にした性格や不安心理とは無関係であろうと思われる.また,基本的知識や適性という情意領域の評価は,学内成績や教員評価といういわば学業成績との関係が深いと思われる.教育の核は,「高度な知識・技術の伝達」にあると考えられ,その過程で学生自身が成長し,情意領域の資質を高めることができると思われた.
【学術論文】
導入グループの現状と課題~居場所性をめぐる諸問題~
2000/05 共著 精神科デイケア研究ふくおか第18号;p1231-125 第18号:p1231-125
【概要】久留米大学デイケアセンターにおいて,通所者の脱落を防止する目的で「導入グループ」を作り,通所者の手着を試みた.小集団による導入グループは,新規入所者の居場所性を提供し,脱落の防止には有効であった.しかし,通所者の半数近くが導入グループのままで,なかなか卒業できないというジレンマも存在した.今後,より効果的な導入グループの構造を検討する必要がある.
坂本明子,原口健三,山口浩,前田正治
【学術論文】
「現代リハ学生の価値観について-価値観尺度を用いての検討-」
2000/05 共著 リハビリテーション教育研究 第5巻:19-21
【概要】本質的な学生の資質を明確にし,より効果的な教育を行うために,学生の価値観に注目し現代学生がどのような人生観を持っているかを調査した.福岡県内のリハビリテーション専門学校に在籍中の学生652名を対象に,辻岡らの開発した「価値観尺度」を用いて,一般大学生の結果と比較検討した.リハビリテーション専門学校の学生は,一般大学生に比べて,「協同的人生観」と「博愛的人生観」「多彩的人生観」は高い.リハの専門学校生は,人との協調に高い価値観を有し,社会への貢献,将来への挑戦に高い価値をおいていることが示唆された.
データ収集および解析,論文執筆
原口健三,藤末ふくみ,弘中友絵,浜本孝弘,多賀誠,森田正治
【学術論文】
臨床実習における作業療法評価項目と学内講義との関係について
2001/05 共著 リハビリテーション教育研究 第6号;31-33
【概要】専門学校教育における字臨床実習と学内講義の関係を検討した.その結果,学内教育で履修した作業療法評価を必ずしも臨床実習で経験,実施するわけではないことが示唆された.
多賀誠,藤末ふくみ,原口健三,弘中友絵,奈良直貴,他
【学術論文】
学外健常児施設見学実習の試み~保育園見学実習で学生は何を学ぶのか?~
2001/05 共著 リハビリテーション教育研究 第6号;59-61
【概要】柳川リハビリテーション学院で実施している保育園実習の教育的効果について,学生に対するアンケート調査から検討した.その結果,日ごろから子どもと接する機会のない学生にとててゃ,子どもとの接し方や子どもの個性性を理解する上では有意義であると思われた.
濱本孝弘,藤末ふくみ,原口健三,弘中友絵,多賀誠,他
【学術論文】
臨床実習における神経症症状と実習成績の関係
2002/03 共著 リハビリテーション教育研究 第7号;12-14
【概要】臨床実習終了後の神経症症状に焦点をあて,神経症症状の出現とその程度について調査し,臨床実習成績と神経症症状の関係について検討した.その結果,神経症症状と実習成績に負の相関が認められた.時に,1期目に顕著であり,神経症状の程度が実習に関する潜在的な指標になる可能性が示唆された.
原口健三,森田正治,多賀誠,白石浩,他
【学術論文】
臨床実習学生の精神的健康度に関する調査
2002/04 共著 リハビリテーション教育研究 第7号;15-18
【概要】一般健康調査(GHQ)を用いて,実習終了後の学生の精神的健康度を調査した.その結果,学生は実習終了後に何らかのストレスを抱えていることがわかり,実習終了後の精神衛生的管理の必要性が示唆された.
森田正治,原口健三,多賀誠,竹本泰一郎
【学術論文】
実習中における偶発事象について
2002/04 共著 リハビリテーション教育研究 第7号;37-39
【概要】専門学校の実習(3週間)における,実習中に遭遇した「偶発事象」の有無とその原因について調査した.その結果,28%の学生が何らかの「偶発事象」を経験していることがわかった.その事象は,精神科実習にくらべて身体障害分野と発達分野で多く発生していた.今後,実習前に学生の意識を向上させる必要がある.
瀰永修一,藤末ふくみ,原口健三,他
【学術論文】
理学療法・作業療法学生の臨床教育後の精神的健康状態と自我状態の関連に関する一考察
2002/04 共著 リハビリテーション教育研究 第7号;115-117
【概要】臨床実習後の精神的健康状態と自我状態を検討し,臨床実習教育の指導指針とする目的で,柳川リハビリテーション学院のPT・OT学生99名を対象に精神健康調査(GHQ)と東大式エゴグラム(TEG)を用いて調査を行なった.GHQは実習終了後に有意に改善されたが,半数の学生の精神的ストレスが高い状態が確認された.学生は,実習を経験するにあたって自己の性格傾向(自我状態)とストレスの関連を熟知する必要があると思われた.
多賀誠,藤末ふくみ,奈良直貴,弘中友絵,原口健三,他
【学術論文】
リハ学生の適性と非暴力的性格傾向~Non-violence Test(NVT)を用いての検討~
2003/04 共著 リハビリテーション教育研究 第8号;76-78
【概要】学生のもつ「非暴力的性格傾向」に焦点をあて,性格的な未熟さと教育の適性について検討した.方法:九州・山口県内の理学療法学科・作業療法学科をもつ養成施設の1年生988名を対象に,非暴力テスト(Non-violence Test:NVV)を用いてたアンケート調査を行った.結果,非暴力的性格傾向は,年代と性別に関係し,若い世代の方が,そして男性の方が非暴力的性格傾向の低いことが伺えた.また,リハの学生は,一般大学生よりも非暴力的であり,看護学生と同等の非暴力的性格傾向であることが示唆された.しかし,NVT値が低い学生が存在するものの,それが直接的に学生の資質の問題となるかは結論づけることはできなかった.NVT値の低さと「切れ易い学生」との因果関係は,自己の衝動をコントロールする能力の欠如,ひいてはストレスへの耐久性の欠如が背景にあると推論できた.
原口健三,森田正治,丹羽敦,島津久美,中野桂子,長谷麻由,中原雅美,白石浩
【学術論文】
日本版GHQによる新入生の健康度
2003/04 共著 リハビリテーション教育研究 第8号;70-72
【概要】九州・山口県内の理学療法学科・作業療法学科の新入生976名を対象に,一般健康調査(GHQ)による健康調査を行なった.その結果,約半数(49.9%)の新入生に精神的な不健康が確認できた.新入生は,入学後の環境の変化や学習課題により,さまざまなストレスを持っており,特に「学業」「友人関係」でのストレスが強いことが伺われた.
中原雅美,森田正治,原口健三,梅井凡子,他
【学術論文】
入学時における昼間部学生と夜間部学生の不安要因の比較・検討 -MASおよび日常苛立事尺度を用いて-
2003/04 共著 リハビリテーション教育研究 第8号;73-75
【概要】入学時の不安について,理学療法学科・作業療法学科の学生を対象に調査を行なった.その結果,両学科で不安に対する要因が異なることが確認された.また,不安が表面化するのは,定期試験および臨床実習などの学生生活の変化時であることが確認された.
松永秀俊,彌永修一,多賀誠,原口健三
【学術論文】
新入学生の学習意欲向上にむけて その1-他国のOT事情の紹介が学生の意識にもたらす影響-
2003/04 共著 リハビリテーション教育研究 第8号;33-35
【概要】著者が経験した海外青年協力隊(JICA)の紹介を行ない,他国のOT事情の知識が学生の学習意欲の向上に影響するかを検討した.その結果,他国のOT事情の紹介によって,学生の作業療法イメージに広がりがみられ,学生のOT像を具体化させることが分った.
長谷麻由,原口健三,丹羽敦,島津久美,中野桂子
【学術論文】
「精神分裂病」とスティグマ
2003/06 共著 臨床精神医学 第32卷第6号:677-688
【概要】統合失調症患者28名と非統合失調症患者16名,および健常者18名に半構造化面接を実施し,「精神分裂病」に対しての意識調査を実施した.統合失調症患者,非統合失調症患者ともに「分裂病は危険な病気である」というイメージを持っており,それは自身の疾患を「精神分裂病」と認識している患者も同様であった.さらに心理教育を経験した群が「精神分裂病」の症状や治療法についての知識は高い傾向にあるものの,89.5%が精神分裂病は危険であると答えた.また,病名を告知されることへの拒否的な印象を持つ者の割合も,心理教育未経の28.5%に対して心理教育群では83.3%と高率であった.本邦で実施されている当事者への心理教育は必ずしも病名告知を前提としたものではないことが多く,そういった病名を告げない形での心理教育では,当事者自身のスティグマや誤解を払拭できない可能性があることが示唆された.
内野俊郎,前田正治,原口健三
【学術論文】
ICFは臨床実習に活かせるか?~ICFによる症例研究指針(モデル案)~
2004/03 共著 リハビリテーション教育研究 第9号;9-11
【概要】PT・OTの臨床実習でも,これまでの国際障害分類(ICIDH)をモデルとした実習指導からICFモデルでの実習指導へと移行していくことが予想される.そこで,ICFの概念を取り入れた臨床実習指導を臨床実習指導者に依頼し,その指導の「ICFによる症例研究指針(モデル案)」を作成した.作成の経緯は,3週間の評価実習で学生が持ち帰った症例研究報告を基に,当学院の10名の教員(身体障害および高齢者分野5名,精神障害分野3名,発達障害分野2名)が各分野別に勉強会を行い,それぞれに分野別の症例研究指針を作り上げた.指針は対象者の生活機能の把握を前提にした内容となっており,それぞれICFの第2レベルの分類項目を例示し,ICFの詳細分類と定義1)を参考にした説明を加えた.この下位項目を参考にしながら初期評価を進めることによって,対象者の問題点だけでなく環境や個人因子を含めた生活機能全般の評価を行うことが期待される.
原口健三,丹羽敦,長谷麻由,小川修,島津久美,他
【学術論文】
ICFの概念を取り入れた臨床実習の試みー第1報 臨床実習指導者へのアンケート調査よりー
2004/03 共著 リハビリテーション教育研究 第9号;12-16
【概要】国際障害分類(ICIDH)をモデルとした実習指導からICFモデルでの実習指導へと移行していくことが予想される.そこで,ICFの概念を取り入れた臨床実習指導を臨床実習指導者に依頼し,その指導の「ICFによる症例研究指針(モデル案)」を作成した.作成の経緯は,3週間の評価実習で学生が持ち帰った症例研究報告を基に,当学院の10名の教員(身体障害および高齢者分野5名,精神障害分野3名,発達障害分野2名)が各分野別に勉強会を行い,それぞれに分野別の症例研究指針を作り上げた.
丹羽敦,原口健三,長谷麻由,小川修,島津久美,他
【学術論文】
ICFの概念を取り入れた臨床実習の試みー第2報 学生へのアンケート調査よりー
2004/03 共著 リハビリテーション教育研究 第9号;12-16
【概要】国際障害分類(ICIDH)をモデルとした実習指導からICFモデルでの実習指導へと移行していくことが予想される.そこで,ICFの概念を取り入れた臨床実習指導を臨床実習指導者に依頼し,その指導の「ICFによる症例研究指針(モデル案)」を作成した.作成の経緯は,3週間の評価実習で学生が持ち帰った症例研究報告を基に,当学院の10名の教員(身体障害および高齢者分野5名,精神障害分野3名,発達障害分野2名)が各分野別に勉強会を行い,それぞれに分野別の症例研究指針を作り上げた.
長谷麻由,原口健三,丹羽敦,小川修,島津久美,他
【学術論文】
ICFの概念を取り入れた臨床実習の有効性ー第1報 臨床実習指導者へのアンケート調査よりー
2005/03 共著 リハビリテーション教育研究 第10号;62-64
【概要】ICFの概念を取り入れた臨床実習の有効性について調査した.ICIDHに比べ,ICFの概念は保健・医療・福祉の多角的な視点から対象者の生活課題を捉え,否定的なな側面だけでなく肯定的側面を活かし,対象者の生活を創造していくという特徴が伺えた.
丹羽敦,長谷麻由,原口健三
【学術論文】
ICFの概念を取り入れた臨床実習の有効性ー第2報 学生へのアンケート調査よりー
2005/03 共著 リハビリテーション教育研究 第10号;65-68
【概要】ICFの概念を取り入れた臨床実習の有効性について調査した.臨床実習にICFの概念を取り入れることで,「対象者の全体像の把握」「作業療法課題の焦点化」「対象者の将来像のの予測」が容易になるというメリットが示唆された.一方,「評価技術」や「コミュニケーション・スキル」「具体的な治療テクニック」などの面で困難であることが伺われた.
長谷麻由,丹羽敦,原口健三
【学術論文】
ICFの特性を活かした臨床実習に向けた学内・臨床指導の視点
2005/05 共著 国際医療福祉大学リハビリテーション学部紀要 第1巻;59-66
丹羽敦,長谷麻由,原口健三
【学術論文】
精神障害者に対する偏見・スティグマの研究ー精神科実習は精神障害者に対する社会的距離を縮めるか?ー
2006/01 共著 作業療法 第25巻第5号;439-448
【概要】精神科の臨床実習が社会的距離に与える影響を考察するとともに,作業療法教育における精神科臨床実習のあり方について検討した.臨床実習を経験した学生を対象に,精神障害者に対する社会的距離尺度の自記式調査票を用いた.結果,長期臨床実習での接触体験は,実習生の社旗的距離を縮小(好意的態度に変化)させるが,短期実習での接触経験ではむしろ非好意的な態度に変える可能性が示唆された.また,社会的態度を好意的なものに変えるための精神科臨床実習は,可能な限り対象者と学生がともに活動を行い,双方向の交流関係が持てるような実習方法を提供する必要があると思われた.
データ収集および解析,論文執筆
原口健三,前田正治,内野俊郎,牧田潔,前田久雄
【学術論文】
福岡県における精神障害者社会適応訓練事業の現状と課題
2006/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院・紀要 Vol2:29-34
【概要】精神科病院での就労支援と精神障害者社会適応訓練事業の現状を調査した。平成12年度の精神障害者社会適応訓練事業の全協力事業所207ヶ所を対象に電話調査法にて調査を行った。協力事業所側は専門職や行政等の積極的介入を望んでいることが示唆された。
多賀誠,原口健三
【学術論文】
ICFによる症例報告指針(モデル案)の紹介とその有効性
2006/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院・紀要 Vol2;24-28
【概要】2002年に導入されたICFによるリハビリテーションモデルを紹介し,ICFによるリハビリテーションの臨床実習の方法を検討した.今後,ICFモデルでの臨床実習が増えることが期待される.
原口健三,長谷麻由,多賀誠,島津久美,西村栄美,他
【学術論文】
ICFの概念を取り入れた臨床実習の効果ー専門領域別・病期別の特徴についてー
2006/03 共著 リハビリテーション教育研究 第11号;27-29
【概要】ICFによる臨床実習における実習学生の達成度・習熟度について,専門領域別および病期別の特徴を検討した.福岡県内の作業療法士養成校2校の学生112名を対象に,臨床実習終了後に,実習の指導内容に関する自記式の質問紙を用いて調査した.結果,身体障害領域においては,ICF群のほうが「対象者の全体像の把握」「作業療法の課題の焦点化」「作業療法目標の設定」が容易になりやすいと考えられた.病期別では,特に回復期の作業療法において,ICIDHよりもICFの概念の方が実習を容易にしていると考えられた.
長谷麻由,丹羽敦,原口健三
【学術論文】
学生の意識付け向上のためのグループワークの実施とその効果-VAS評価を用いて-
2007/03 共著 リハビリテーション教育研究 第12号;115-118
【概要】学生の専門的教育に対する意識を向上するためのグループワークを講義に取り入れ,その効果について検討した.結果,グループワークは学生の専門的教育に対する意識に好影響を与えた.特に,人との関わりに関する項目においてグループワークは有効であった.反面,遅刻・欠席などの適度な緊張が必要な項目においては変化がみられなかった.
小川優美,原口健三,中野桂子,大丸民
【学術論文】
作業療法士養成課程におけるボランティア体験の有効性
2007/03 共著 リハビリテーション教育研究 第12号;180-182
【概要】当学院で実施しているボランティア活動の有効性を検討した.結果,「対象者との信頼関係や責任のある行動」「施設職員や対象者とのコミュニケーション方法」などの項目においてボランティア体験の有効性が示唆された.また,「ボランティアでの体験が臨床実習時に活かされた」との意見が多く,ボランティア体験の情意領域における教育効果が確認されると同時に,作業療法教育において早期にボランティア活動への動機付けを促していく必要性があること考えられた.
長谷麻由,原口健三
【学術論文】
職業訓練を受ける当事者の現状と精神科病院における就労支援の現状~福岡県における精神障害者社会適応訓練事業の現状を通して~
2007/06 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院・紀要 Vol3;43-52
【学術論文】
専門職、当事者、事業所の考える統合失調症者の就労に必要な技能についての一考察~福岡県における精神障害者社会適応訓練事業の現状を通して~
2007/06 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院・紀要 Vol3;53-64
【学術論文】
精神障害者における社会生活安定のための要因―退院者と非退院者の比較から―
2008/06 共著 作業療法 第27巻第3号; 244-253
【概要】精神障害者が安定した社会生活を送るための要因を明らかにすることを目的に研究を行なった.その結果,精神障害者は自らの対人交流を最小限度に抑え,周囲からの影響を受けないようにするという方法で症状の変動を抑え,生活技能を向上させていることが分った.
桑原佳子,藤吉晴美,村上信子,原口健三
【学術論文】
Stigma associated with schizophrenia : Cultural comparison of social distance in Japan and China
2009/04 共著 Psychiatry and Clinical Neurosciences 2009 Vol63:153-160
【概要】Aims:The aim of the present study was to investigate social attitudes toward schizophrenia in Japan and China in view of social distance and knowledge of psychiatry, as well as sociocultural aspects. Methods: Two self-rating scales to compare social distance and knowledge regarding schizophrenia in 352 Japanese subjects and 347 Chinese subjects. Results: Total scores of both scales were significantly higher in Japanese subjects than in Chinese subjects. Conclusions: Social distance associated with schizophrenia is large in both Beijing and Fukuoka, but the features of social distance differ between countries. It is important to to determine the features of stigma associated with schizophrenia and develop anti-stigma programs based on trans-cultural considerations.
KENZO HARAGUCHI, MASAHARU MAEDA, YAN XIAO MEI, NAOHISA UCHIMURA
【学術論文】
医療系専門学校生の職業的アイデンティティ~作業療法学科と理学療法学科の比較~
2010/03 共著 リハビリテーション教育研究 第15号;149~152
【概要】OTとPTの職業的アイデンティティの形成過程を比較し,学生の職業的アイデンティティ確立の要因を検討した.理学療法に比べて作業療法の職業的アイデンティティは形成されにくいことが裏付けられた.その要因は,作業療法という職業に対する自信の欠如と満足感の低さが関係していると思われた.
原口健三,中原雅美,原田靖子
【学術論文】
リハビリテーション学生の自己効力感
2010/03 共著 リハビリテーション教育研究 第15号;139~141
【概要】学生の自己効力感から学生の自己意識を検討し,効果的な学習方法を検討した.結果,学生の約3割は自己効力感が低く,これらは「無気力」や「うつ状態」「自己否定感」などと負の相関があると考えられる.自己効力感を低下させている要因は,「心配性」や「迷い」「失敗の経験や嫌な経験で暗い気持ちになる」「記憶力に自信がない」などの自己意識あり,本質的には学習課程での失敗や学習の行き詰まりが要因となっていると思われる.
原田靖子,中原雅美,原口健三
【学術論文】
重度認知症デイケアにおける音楽活動介入の試み
2010/06 共著 作業療法・福岡 第10号;15-18
【概要】重度認知症デイケアにおける音楽活動介入が対象者の活動性にどのような影響を与えるのかを検討した.結果,創作活動,レクリエーションと比較し音楽活動場面の活動性が高いことが明らかとなった.
菅沼一平,上城憲司,藤原和彦,中島龍彦,原口健三
【学術論文】
介護老人福祉施設における認知症研修介入の試みー福岡県における精神障害者社会適応訓練事業の現状を通してー
2011/06 共著 作業療法・福岡 Vol.10;25-29
【概要】福祉施設における認知症研修の参加経験が,参加者のメンタルヘルおよびBPSD基礎知識に与える影響について検証した.結果,精神健康度,燃え尽き度,疲労感に有意差は認められなかった.
【学術論文】
特別養護老人ホームにおける関節拘縮改善に向けた取り組み-拘縮改善クッションを利用して-
2011/09 共著 認知症ケア事例ジャーナル 第4巻第2号:125-131 第4巻第2号:125-131
【概要】特別養護老人ホームに入居するに重度の関節拘縮を有する対象者に対して,拘縮改善クッションを用いて介入した.その結果,肩関節の屈曲・伸展・外転,肘関節の伸展のROM制限が改善し,介護者からは介護の手間が減ったという意見が得られ、その有効性が示唆された.
井上忠俊,上城憲司,小松洋平,永島稔子,原口健三
【学術論文】
介護老人保健施設の入居者に対する拘縮改善クッションの効果
2012/03 共著 日本作業療法研究会雑誌 15巻1号:21-28
【概要】介護老人福祉施設の入居者対象に,拘縮改善クッション介入の効果について検討した.拘縮改善クッション介入前後では,ROMが改善し,筋緊張が改善が認められた.また,介護スタッフにおいては,介護負担が軽減したことが認められた.
井上忠俊,上城憲司,藤原和彦,小松洋平,上江洲聖,原口健三
【学術論文】
認知症と手段的ADLに関する文献研究
2012/03 共著 日本作業療法研究会雑誌 15巻1号:7-12
【概要】認知症疾患のIADLに関する「認知症」「IADL」をキーワードに文献研究を通して,本領域における現状と課題と,今後の作業療法のあり方について検討した.今後の作業療法では,MCI者や軽度の認知症者に対するIADLに関する介入研究が必要であることが示唆された.
仙波梨沙,上城憲司,田平隆行,西田征治,原口健三
【学術論文】
認知症高齢者のための認知症病棟における「デイケア」の効果
2012/05 共著 OTジャーナル VOL.46 NO.5:535-540
【概要】認知症病棟に入院する認知症高齢者を対象とした院内デイケア介入の有用性を検討した結果,認知機能(MMSE),認知症の重症度(CDR),日常生活動作(PSMS)に有意差は認められなかったが,認知症の問題行動尺度(TBS)において,認知症の行動・心理症状(BPSD)の改善が認められた.
菅沼一平,上城憲司,白石浩,中島龍彦,原口健三
【学術論文】
リカバリー志向の作業療法による自己効力感の回復~認知行動療法的手法をもちいて~
2012/08 共著 作業療法 第31巻第4号;394-399
【概要】被害的な幻聴や注察感,作為体験により自宅にひきこもっていた統合失調症患者に対して,認知行動療法の手法をもちい,活動や環境をとおした体験をモニターしながら,戦略的に心理教育,リカバリー志向の面接を実践した.結果,セルフモニタリング機能の改善,治療意欲や主体性の向上,症状改善をみとめ,デイケアに参加可能となった.この経過から,リカバリー志向による主体性の確立と認知行動療法的手法が,作業療法活動をより実践的で有効なものにする可能性が示唆された.
椛島敬行,原口健三,福田千代
【学術論文】
作業療法学科学生の自己効力感-3年間の縦断的調査より-
2013/03 共著 リハビリテーション教育研究 第18号;173-174
【概要】作業療法学科学生の3年課程における自己効力感を縦断的に調査し,自己効力感(SE)の継時的変化と時期について検証を行った.その結果,SEは,1年次に比べ2年次,3年次において低下することが明らかとなった.進級に伴いSEが低下した要因としては,学習量が増加し,実習において専門知識や技術が十分に獲得されていない自己の能力を再確認したこと等が考えられた.
松谷信也,原口健三,木村まり子
【学術論文】
作業療法学科学生の自己効力感と職業的アイデンティティの継時的変化-3年間の縦断的調査より-
2013/05 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 第9号; 5-11
【概要】作業療法学科学生の3年課程における自己効力感(SE)と職業的アイデンティティ(PI)を縦断的に調査し, SEとPIの継時的変化とその時期,ならびに関連について検討した.その結果,3年課程におけるSEとPIは,伴に1年次に比べ,2年次または3年次において低下することが示唆された.また,2年次のSEとPIとの間に関連性が認められた.
松谷信也,原口健三,木村まり子
【学術論文】
リハ学生の職業的アイデンティティと学業意欲-理学療法学科学生と作業療法学科学生の比較
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号 p116-117
【概要】現代学生の特質に適した教育方法・教育構造を構築することを目的に,理学療法学科(PT)と作業療法学科(OT)の全学科の職業アイデンティティ(PI)を調査し,学科別および学年別のPIの成長過程を検討した.その結果715名から回答が得られ,PIは全体的に両学科ともに1年生で最も高く,PTでは2-4年生も高い値を示したが,OTの場合は3年生が最も低い値を示した.この結果から,PTとOTにおけるPIの成長過程には若干の差異があることが示唆された.
原口健三,中原雅美,塩田あかり,木村まり子,松谷信也,多賀誠
【学術論文】
臨学協同臨床教育システムにおけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習の導入
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号:254-255
【概要】国際医療福祉大学では,比較的早期に「臨学協同臨床教育システムにおけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習(CCS)」を計画し,臨床実習施設との共同による導入を行ってきた.ここでは,CCS導入にともなう諸問題とその解決に関する報告を行った.
多賀誠,原口健三,丹羽敦,日田勝子,新川寿子,石橋英恵,原麻理子,長谷麻由,有久勝彦
【学術論文】
当大学におけるInteractive Group System(IG制度)を用いた学修支援の取り組み
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号:194-195
【概要】国際医療福祉大学・福岡保健医療学部作業療法学科では,1年から4年までの学生の交流と教育環境の向上を目的に,Interactive Group System(IG制度)と称する学修支援を実施してきた.IG制度は,当学科の教員すべてはが関わり,それぞれグループに1年から3年までの4~5名づつが振り分けられた活動である.活動内容は,それぞれグループの自主性に任せ,学生が話し合いで1年間の活動を決定する.この活動の内容を紹介した.
長谷麻由,丹羽敦,日田勝子,石橋英恵,新川寿子,多賀誠,有久勝彦,原口健三
【学術論文】
臨床実習で学生が感じる不当待遇の実態 -医療系専門学校生への質問紙調査を通して
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号:29-30
【概要】臨床実習における不当待遇の有無,実習指導方法などを把握するため,調査を実施した.結果,全学科において不当待遇を認め,その割合はPT59.7%,OT53.3%,ST61.5%,NS88.8%,ORT35.0%であった.領域については「学業に対する不当な待遇」を感じたとする回答を多く認めた.
松崎秀隆,漆川紗弥香,清水和代,吉村美香,原口健三,宮崎至恵,荒木真由美,山口寿,玉利誠,田中聖
【学術論文】
作業療法養成校における教育は社会性を変化させうるか
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号:144-145
【概要】入学時から卒業時までの学生の情意能力の成長過程を情意知能尺度(EQS)を用いて調査した.結果,情意領域の成長が確認できた.特に,「自己対応」の領域で大きな成長がみとめられた
有久勝彦,阿波恭弘,森光洋子,原口健三
【学術論文】
作業療法学科学生の1年間における自己効力感の横断的な変化-一般性セルフ・エフィカシーを用いた検討 -
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号 p266-271
【概要】作業療法学科学生の自己効力感(SE)を縦断的に調査し,1年間における自己効力感の継時的変化とその時期について検討を行った.その結果,全対象者ならびに各学年において「行動の積極性」が前期または中期に比べ後期で有意に低下することが明らかとなった.この結果から,作業療法教育を行う上においては,特に後期における学生のSE低下に留意した教育的介入が重要であることが示唆された.
松谷信也,原口健三,木村まり子
【学術論文】
入学形態とプレースメントテスト成績の関係-作業療法学科学生を対象とした調査-
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号:106-107
【概要】入学形態とプレースメントテスト成績の関係を調査し,入学形態による基礎学力の差異について検討を行った.その結果,一般入試者はAOならびに指定校推薦入試者に比べ入学直後の基礎学力(プレースメントテスト成績)が高いことが明らかとなった.この結果,入試形態により学力に相違がある可能性を示しており,入学前後の早い時期から入学形態に応じた教育的関わりが必要であることを示唆するものであった.
松谷信也,原口健三,木村まり子
【学術論文】
作業療法学科学生における作業活動演習(陶芸)の教育効果~通所リハビリテーション利用者と協同の取り組み~
2014/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol.10;52-56
【学術論文】
作業療法学科学生の自己効力感と不安尺度との関係
2014/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号;p146-147
【概要】最終学年での臨床実習や国家試験対策などの教育実践の一助とするために,作業療法科学生の2年過程(10月と3月)における自己効力感と状態- 特性不安尺度の関連性を明らかにし,臨床実習開始前の精神的準備状態(レディネス)を検討した.その結果 ,自己効力感は不安要素に大きく影響されること示唆された.
木村まり子,原口健三,松谷信也
【学術論文】
精神障害分野におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習の実践と課題
2014/04 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 第10号;47-51
【概要】国際医療福祉大学では,「臨学協同臨床教育システムにおけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習(CCS)」を計画し,臨床実習施設との共同による導入を行ってきた.ここでは,特に精神障害分野でのCCS導入にともなう課題について報告を行ない,実習での応用と実践課題を検討した.
多賀誠,原口健三,丹羽敦,浦田健太郎,矢野典子,関谷香苗
【学術論文】
在宅認知症高齢者の家族介護者における介護負担感とコーピングの性差の検討
2014/05 共著 日本作業療法研究会雑誌 Vol17(1):31-40
【概要】本研究の目的は認知症家族介護者の介護負担感に関連するコーピングの実態と要因を明らかにすることである.性別に比較した結果,介護負担感に有意差は認められなかった.コーピングでは「私的支援追求」にのみ有意差が認められ,女性介護者が男性介護者よりも高値を示した.
藤原和彦,上城憲司,原口健三
【学術論文】
脳卒中片麻痺患者の「できるADL」と「しているADL」の差異 -バランス,体幹機能,意欲の影響 -
2014/06 共著 作業療法ジャーナル Vol.48(3);241-248
【概要】脳卒中片麻痺者の「できるADL」と「しているADL」の差に対する心身機能の関連性を考察し,差の要因を明らかにすることを目的に,脳卒中片麻痺者を対象に,しているADLとできるADLについて調査した。その結果,脳卒中片麻痺者のできるADLとしているADLの差には,バランスや体幹機能,意欲が関与することが示唆された.
吉田亮平,原口健三
【学術論文】
臨床・臨地実習で学生が感じる不当待遇
2015/03 共著 理学療法科学 Vol.30(1);57-61
【概要】臨床実習における不当待遇の有無,実習指導方法などを把握するため,調査を実施した.結果,全学科において不当待遇を認め,その割合はPT59.7%,OT53.3%,ST61.5%,NS88.8%,ORT35.0%であった.領域については「学業に対する不当な待遇」を感じたとする回答を多く認めた.
松﨑秀隆,原口健三,吉村美香,森田正治,満留昭久
【学術論文】
1・2年生合同合宿研修の成果と課題-質問紙調査を用いた検討-
2015/03 共著 リハビリテーション教育研究 第20号 p276-277
【概要】 1・2年生合同合宿研修の実施が,学生間ならびに教員との親睦を深め,学院への帰属意識とOTへの関心を高めることに有用であるかについて検討を行った.この結果,研修により学院への帰属意識とOTへの関心は高まったことが明らかとなった.一方,1年生は教員,2年生は他学年との親睦が深まったとは言えないという結果が示され,1年生は教員,2年生は他学年との親睦をより深めるための工夫が今後必要であることが示された.
松谷信也,木村まり子,原口健三
【学術論文】
作業療法学科学生の社会人基礎力-臨床実習経験による変化-
2015/03 共著 リハビリテーション教育研究 第20号 P88-89
【概要】評価実習,臨床実習経験が社会人基礎力(経済産業省,2006)に及ぼす影響について調査し,作業療法教育の教育的要素を検討した.その結果,「前に踏み出す力」と下位項目の「計画力」が臨床実習後に有意に低く,「前に踏み出す力」と下位項目の「発信力」「柔軟性」「規律性」は臨床実習後に高い値を示した.今回の結果から,社会人基礎力の育成には,学生自らが能力を認識すること.さらに,行動変容振のためのふり返りを繰り返すことが必要であることが示唆された.
木村まり子,原口健三,中原雅美,松谷信也,多賀誠
【学術論文】
1年次の見学実習が社会人基礎力に及ぼす影響-作業療法学科学生を対象とした検討-
2015/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol.11 p24-27
【概要】見学実習前後の職業的アイデンティティ(PI)を調査し,入学後初めての実習となる見学実習が,OT学科学生のPIへ及ぼす影響について調査した.その結果,PIは見学実習後の方が高い得点を示したものの,統計学的有意差は認められなかった.この結果の要因については,見学実習は期間が短いことに加え,実習内容が地域におけるOT場面の見学に限られていたことなどが影響したと推測された.
松谷信也,木村まり子,玉利誠,原口健三
【学術論文】
作業療法学科学生における社会人基礎力と職業的アイデンティティの関係-
2015/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol.11 p40-44
【学術論文】
教育指導方法および教育用語に関する質問紙調査
2015/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol11;2-8
【学術論文】
臨床実習で学生が感じる不当待遇 ―理学療法学科と看護学科の比較―
2015/03 共著 リハビリテーション教育研究 Vol20;194-195
【概要】実習教育の現状を把握するために,実習を経験した理学療法学科の学生と看護学科の学生を対象に、臨床実習における不当待遇の有無を調査した.その割合は理学療法学科59.7%,看護学科88.8%で、特に看護学科の実習において「不当な扱いを受けた」と感じる学生が多いことが分かった。今後も実習教育方法の構築に向けた継続的な調査が必要である。
松崎秀隆,原口健三,吉村美香,木戸信子,宮崎至恵,他
【学術論文】
精神障害分野におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習の一考察
2015/03 共著 リハビリテーション教育研究 Vol20;208-209
【概要】精神障害分野におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習(CCS)について,臨床実習指導者と実習生の意見を基にCCSのメリットとデメリットを検討した.施設によって大きく意見が異なり,CCSで利用するチェックリスとで養成校で十分に統一しておく必要がある.
多賀誠,原口健三,日田勝子,新川寿子,長谷麻由,他
【学術論文】
大学におけるInteractive Group System(IG制度)を用いた学修支援の取り組み<第2報>―学年間ネットワークから学生は何を学ぶのか―
2015/03 共著 リハビリテーション教育研究 Vol20;290-291
【概要】大学におけるInteractive Group System(IG制度)による異学年による学生間ネットワークの実態について調査した.結果,上級生のリーダーシップによってグループの活動に格差が生じやすいため,グループ編成をやチュター教員の関わりに工夫が必要であることがわかった.
長谷麻由,日田勝子,石橋英恵,新川寿子,多賀誠,原麻理子,有久勝彦,原口健三
【学術論文】
学習理論に基づく臨床実習指導にむけて
2015/05 共著 理学療法科学 Vol.30(5);777-781
【概要】臨床実習指導者(SV)の資格要件は経験年数のみで,“教育指導方法および教育用語”について学ぶ必要性は規定されていない.そこで教育指導方法の認識に関する現状調査を行った.結果,多くのSVは学生指導の際,教育指導方法に苦慮しているが,その方法が効果的であったかなど,検証している者は少なかった.今後は,教育学の立場から学習理論に目を向ける必要性が示唆された
松﨑秀隆,原口健三,吉村美香,玉利誠,森田正治,高嶋幸男
【学術論文】
学生同士のトランスファー練習におけるフィードバックの効果~教員評価との比較
2016/03 共著 リハビリテーション教育研究 第21号;222-223
【概要】学生同士のトランスファー練習におけるフィードバックの効果を独自に作成したチェックリストを用いて調査した.その結果,チェックリストの利用によって,トランスファー技能の向上に繋がることが示された.その効果をより一層高めるために,十分にオリエンテーションを行なう必要がある.
有久勝彦,多賀誠,日田勝子,原口健三,田代大祐
【学術論文】
臨床実習における教育指導方法 -教育者側からの報告-
2016/03 共著 リハビリテーション教育研究 第21号:264-265
【概要】教員に対して教育指導方法,教育用語,実習における不当待遇に関する質問紙調査を行なった.その結果,実習関連の指導方法は多岐にわたり,教員のスキル,指導者の指導方法,成績評価方法,施設間の格差などの問題があることがわかった.今後,学習理論に則した実習指導方法の検討が必要である.
松﨑秀隆,原口健三,吉村美香,他
【学術論文】
1年次の見学実習が作業療法学科学生の職業的アイデンティティへ及ぼす影響
2016/03 共著 リハビリテーション教育研究 第21号;330-331
【概要】見学実習前後の職業的アイデンティティ(PI)を調査し,入学後初めての実習となる見学実習が,OT学科学生のPIへ及ぼす影響について調査した.その結果,PIは見学実習後の方が高い得点を示したものの,統計学的有意差は認められなかった.この結果の要因については,見学実習は期間が短いことに加え,実習内容が地域におけるOT場面の見学に限られていたことなどが影響したと推測された.
松谷信也,原田靖子,木村まり子,原口健三
【学術論文】
クリニカル・クラークシップ型臨床実習の取り組み~学生へのアンケート調査より~
2016/03 共著 リハビリテーション教育研究 第21号;304-305
【概要】国際医療福祉大学で実践している「臨学協同臨床教育システムにおけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習(CCS)」について,学生へのアンケート調査を行ない,CCSによる実習の教育目標到達度を調査した.結果,インフォームドコンセントおよび検査測定技術の実施項目で多制度が高かった.今後,効果的なCCSに取り組む必要がある.
長谷麻由,多賀誠,日田勝子,新川寿子,石橋英恵,有久勝彦,原麻理子,原口健三
【学術論文】
クリニカル・クラークシップ型臨床実習への試み~指導者へのアンケート調査より~
2016/03 共著 リハビリテーション教育研究 第21号;314-315
【概要】国際医療福祉大学で取り入れている「臨学協同臨床教育システムにおけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習(CCS)」について,実習指導者生へのアンケート調査を行ない,CCSによる実習の課題を検討した.結果,指導者からの意見では,従来の形の実習指導との差は認められなかった.今後,ccsの導入に向けた一層の効果的な改善が必要である.
多賀誠,原口健三,日田勝子,新川寿子,長谷麻由,石橋英恵,原麻理子,有久勝彦
【学術論文】
作業療法学科学生の入学時の職業志向性-入学年度別の職業アイデンティティと自己効力感の比較による検討-
2016/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol.12:9-14
【概要】作業療法学科の入学生を対象に職業的アイデンティティ(PI)と自己効力感(SE)を実施,学生の職業志向度と学習意欲について年度間の差の有無を検討した.その結果,PI全体では有意差は見られなかったが,SEと職業志向度で2014年度入学生が有意に高く,学業意欲では2008年度入学生が有意に高い結果が得られた.今回の結果から,目標を持ち入学する学生像は変化がないことが示唆された.
木村まり子,原口健三,松谷信也
【学術論文】
地域在住高齢者の認知機能状態別における歩行時の重心動揺性と生活機能の比較
2016/11 - OTジャーナル 50(12): 1331-1336
【概要】地域在住の高齢者を対象に,Mini-Mental State Examinationの結果によって二群に分け,眼球運動(移動速度,注視時間)と生活機能(運動機能,認知機能,注意,抑うつ,手段的日常生活動作:IADL)について検討した.認知機能別における各測定値の比較では,認知症疑い群が正常群に比べ,眼球移動速度が速く,Trail Making Test (TMT)施行時間の遅延,二重課題条件下(DT)歩行時間の遅延,IADL能力が低い傾向にあることが明らかとなった.
井上忠俊,上城憲司,原口健三,納戸美佐子,中村貴志
【学術論文】
地域在住高齢者の認知機能状態別における眼球運動と生活機能の比較
2016/12 共著 作業療法ジャーナル Vol.50(12);1331-1336
【概要】地域在住の女性高齢者を対象に,Mini-Mental State Examinationの結果によって二群に分け,眼球運動(移動速度,注視時間)と生活機能(運動機能,認知機能,注意,抑うつ,手段的日常生活動作:IADL)について検討した.認知機能別における各測定値の比較では,認知症疑い群が正常群に比べ,眼球移動速度が速く,Trail Making Test (TMT)施行時間の遅延,二重課題条件下(DT)歩行時間の遅延,IADL能力が低い傾向にあることが明らかとなった.
井上忠俊,上城憲司,大田尾浩,納戸美佐子,原口健三,中村貴志
【学術論文】
作業療法学科学生の自己効力感と不安尺度との関係
2017/03 共著 リハビリテーション教育研究 第19号;146-147
【学術論文】
生活行為向上マネジメントの概念に基づく臨床実習の検討~臨床実習指導者へのアンケート結果から~
2017/03 共著 リハビリテーション教育研究 第22号;108-109
【概要】実習に生活行為向上マネジメント(MTDLP)の概念を導入するにあたって,臨床実習指導者のMTDLPの臨床活用についての考えを把握するために調査を行った.SVへのTDLPに関する研修の実施,OTSへの学内講義・演習の充実,学校側のMTDLPの実際的な導入方法の検討の必要性など多くの課題が示された.
多賀誠,原口健三,長谷麻由,有久勝彦
【学術論文】
TP-KYT効果測定システムを用いた実習前学生のリスク認知における基準点の検討
2017/03 共著 リハビリテーション教育研究 第23号:36-37
【概要】独自に作成したリスク評価法である熟練者のデータを基に時間的制約下における評価法TP-KYT(Time pressure-Kiken Yochi Training)を用いて,実習を経験した学生と経験していない学生のリスク発見能力を比較検討した.1年生との比較にて実習に出るまでに98点を取ることが実習中のリスクを軽減する上で一つの基準となることが示唆された.
有久勝彦,林亜遊,林辰博,多賀誠,日田勝子,新川寿子,北島栄二,長谷麻由,石橋英恵,原麻理子,原口健三
【学術論文】
臨床実習中の睡眠時間および症例報告書作成時間はどのように推移するのか?-9週間の実習における検討-
2017/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol.13;26-30
【学術論文】
脳卒中患者の作業療法におけるADL,IADL評価の視点
2017/03 共著 柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院紀要 Vol13:11-19
【概要】脳卒中患者の作業療法におけるADL,IADL評価指標の使用動向を調査した.その結果,ADLではFIM,IADLではCOPMの使用頻度が高いことが分った.また,IADLでは,活動によてt視点を変えながら評価を行ない,運動機能やプロセス技能などの遂行技能に焦点を当てていることが示唆された.
吉田亮平,原口健三
【学術論文】
通常歩行と二重課題歩行の脳血流量の比較
2017/03 共著 理学療法科学 第32巻 特別号(第7号)
【概要】マルチターゲットステッピングプログラムによる二重課題歩行が前頭前野背外側部の脳血流量に与える影響を若年健常女性に近赤外分光法を用いて検討した.結果,若年健常女性は通常歩行に比べ,二重課題歩行の際に前頭前野が賦活されることが確認された.二重課題は2つの課題を同時に行うことから,課題の遂行を適切に処理するために,注意配分やワーキングメモリなど,前頭前野の機能が必要とされ,若年健常女性では,前頭前野が賦活されたものと考える.
平嶋友紀,種子田茂恵,中原雅美,原口健三
【学術論文】
マルチターゲットステップによる二重課題歩行時の脳血流量変化
2017/03 共著 理学療法科学 第32巻 特別号(第2号);32
【概要】マルチターゲットステップによる二重課題歩行が前頭前野背外側部の脳血流量に与える影響を若年健常女性と地域在住高齢者に近赤外分光法を用いて検討した.結果,通常歩行に比べ,二重課題歩行の際に前頭前野が賦活されることが確認された.
中原雅美,池田拓郎,永井良治,原口健三
【学術論文】
慢性閉塞性肺疾患患者の在宅生活状況調査 -不安と日常生活との関係-
2017/06 共著 OTジャーナル Vol.52(5):481-487
【概要】不安症状を呈する慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の在宅生活状況から,COPD患者の不安と日常生活との関係性を調査した.その結果,NRADLは2群の間に有意な差は認めなかった.また,FAIは高不安群が低不安群より「交通機関の利用」,「庭仕事」の項目が有意に高かった.さらに,LSAは高不安群が低不安群より活動範囲が有意に広かった.これらより,不安の強いCOPD患者は日常生活の活動性が高く,日常生活の活動性を配慮した心理社会的介入方法の検討が必要であることが示唆された.
【学術論文】
地域在住高齢者における認知機能と歩行の変動性を含めた生活機能との関連の検討
2017/11 共著 日本臨床作業療法研究 No.4:70?75
【概要】地域在住高齢者を対象に,認知機能と歩行の変動性や老研式活動能力指標などの関連について検討した.結果,認知機能とDT歩行の変動性の関連が示された.認知機能が低下している高齢者は,注意機能の低下を起こしていることが報告されている.また,注意機能はDT歩行の変動性に影響を与えるとされており,認知機能とDT歩行の変動性に関連があると考える.
井上忠俊,上城憲司,原口健三,鈴木明宏,納戸美佐子,中村貴志
【学術論文】
身体疾患を合併した精神科入院患者に対する作業に焦点を当てた介入 -作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を用いて
2017/12 共著 日本臨床作業療法研究 No.4:87-91
【概要】うつ病と肩関節脱臼を併発した精神科身体合併症患者に対し,作業選択意思決定支援ソフ トを用いた面接を行い,作業に焦点を当てた介入を行った. その結果,ADOCを用いて面接によって退院後の生活をイメージできるようになり,意味のある作業に焦点を当てた目標の共有が可能となった.意味のある作業に焦点を当てた目標の共有と介入が, A 氏の意識の変化や心身機能の改善を促進したと考える.
井上忠俊,上城憲司,原口健三,上江洲聖、松尾涼太,中村貴志
【学術論文】
学生と熟練者におけるリスク発見時の視線の違い ~アイトラッカーを用いた分析~
2018/03 共著 リハビリテーション教育研究 第24号;330-331
【概要】アイトラッカー(Tobii製;Tobii Pro Glass 2)を用いて眼球運動を分析することで,視線移動の違いを検討した.学生が危険を発見する際の特徴として,人物を見る時間が長いこと,視線をさまざまに動かし人物と環境を交互に見ることができないことが明らかとなった.また,人物を固視する傾向があることも示唆された.学生への指導では,危険な場面ほど視線の移動を大きくする指導が必要であることが今回の結果より示唆された.
有久勝彦,長谷麻由,多賀誠,林辰博,林亜遊,原口健三,他
【学術論文】
呼吸器疾患の授業による喫煙防止教育の検討
2018/03 共著 リハビリテーション教育研究 第24号;102-103
【概要】現状の授業がどの程度喫煙防止教育に役立つのか調査した 病態の認識などを通して間接的に受動喫煙に対しての意識変容をもたらしたことが考えられる.こういった間接的な意識変容を増やすことにより,
呼吸器疾患の授業を通して,病態の認識と同時に喫煙防止教育に繋がることが期待できる
呼吸器疾患の授業を通して,病態の認識と同時に喫煙防止教育に繋がることが期待できる
田代大祐,有久勝彦,長谷麻由,石橋英恵,多賀誠,原口健三
【学術論文】
短期海外研修の取り組みの意義-研修国別比較を含めて-
2018/03 共著 リハビリテーション教育研究 第24号;2-3
【概要】研修前の学内での取り組み内容や研修先のプログラムの見直しを図り,授業効果を高めることを目的に,平成26年度の学生アンケート調査をもとに研修国別に研修の意義を検証した.海外研修では,事前に語学やグループ学習などの内容と研修先のプログラム内容の整合性をさらに高めていくことが必要である.
森田正治,後藤純信,原口健三,爲数哲司,永沢善三,辻 貞俊
【学術論文】
臨床実習施設の物理的環境は整備されているか? - 作業療法教育における検討 -
2018/03 共著 リハビリテーション教育研究 第24号;142-143
【概要】本研究では,作業療法教育における臨床実習施設の物理的環境の整備状況について示唆を得ることを目的に調査を実施した.対象は実習生27名で,調査内容は学生用の休憩室の有無,学生用の机の有無,学生が使用可能な更衣室の有無の3つとした.その結果,学生用の机と学生が使用可能な更衣室については整備されている施設が有意に多く,学生用の休憩室については整備されている施設とされていない施設で有意差は認められなかった.
松谷信也,藤末ふくみ,玉利誠,原口健三,木村まり子
【学術論文】
クリニカル・クラークシップ型臨床実習における学生の理解度を~学生へのアンケート調査より~
2018/03 共著 リハビリテーション教育研究 第24号;146-147
長谷麻由,多賀誠,有久勝彦,原口健三
【学術論文】
生活行為向上マネジメントの概念に基づく精神障害分野臨床実習の検討
2018/03 共著 リハビリテーション教育研究 第24号:208-209
【概要】精神障害分野の実習において,生活行為向上マネジメント(MTDLP)を試行的に導入し,MTDLPに活用についての調査を行なった.結果,MTDLPの評価シートに執着しすぎると従来のレポート重視型の臨書不実習になることが懸念された.あくまでもOTの思考プロセスを可視化するためのツールと認識して活用することが重要である.
多賀誠,原口健三,長谷麻由,有久勝彦
【学術論文】
慢性閉塞性肺疾患患者の在宅生活状況調査?不安と日常生活との関係
2018/05 共著 作業療法ジャーナル VOL.52 NO.5;481-487
【概要】 不安症状を呈する慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の在宅生活状況から,COPD患者の不安と日常生活との関係性を調査した.対象および方法は,外来リハ利用中のCOPD患者で不安尺度(HADS)の得点が8点以上を高不安群,それ未満を低不安群とし,それぞれに対して,日常生活動作評価(NRADL),日常生活関連動作評価(FAI),日常生活活動範囲評価(LSA)を調査した.その結果,NRADLは2群の間に有意な差は認めなかった.また,FAIは高不安群が低不安群より「交通機関の利用」,「庭仕事」の項目が有意に高かった.さらに,LSAは高不安群が低不安群より活動範囲が有意に広かった.これらより,不安の強いCOPD患者は日常生活の活動性が高く,日常生活の活動性を配慮した心理社会的介入方法の検討が必要であることが示唆された.
担当部分;データ収集および解析,論文校正
担当部分;データ収集および解析,論文校正
田代大祐 , 松本健太郎 , 有久勝彦 , 原口健三
【学術論文】
Risk factors for falls in terms of attention during gait in community-dwelling older adults
2018/06 共著 2018 Japan Geriatrics SocietyGeriatr Gerontol(日本老年医学会英雑誌) 18: 1267-1271
【概要】We examined factors related to conditions of life function and falls, including eye movements and gait variability, in community-dwelling older adults in Japan. Participants were 82 older adults (mean age 76.1). We measured eye movements and gait variability during walking, and cognitive, attentional and life function. We compared two groups according to their fall history, and used a multiple logistic regression analysis to determine its relevance.Fixation time, which was estimated from eye movements during obstacle crossing, and gait variability were significantly associated with falls. There was also a significant correlation between fixation time and gait variability during obstacle crossing.
Inoue T, Haraguchi K, Suzuki A, Noto M, Yamashita Y, et.al.
【学術論文】
認知症高齢者に対するイメージは進級に伴い変化するか?
2019/03 研究論文 共著 リハビリテーション教育研究 第25号;284-289
【概要】進級に伴う認知症高齢者のイメージ変化についてを教育活動に活用することを目的に,作業療法学生61 名に対して,祖父母との同居経験,認知症高齢者との接触頻度,認知症高齢者に対するイメージを調査した.その結果,各学年の学生が認知症高齢者の「活動性・力量性」の状態を的確に捉えていることを示すものであり,1・2 年次の早期から実態に合ったイメージが形成されていることが示唆された.
284-289
松谷信也,藤末ふくみ,木村まり子,水田友絵,西村栄美,原口健三
【学術論文】
過活動型せん妄を伴う急性期脳神経疾患患者に対する排泄行為への介入効果
2019/10 研究論文 共著 作業療法 Vol38(5):524-53
【概要】急性期脳神経疾患に生じる過活動型せん妄の一要因として,オムツ内への排泄といった排泄方法の変更がある.今回,過活動型せん妄を伴う急性期脳神経疾患患者26名に対し,トイレへの排泄誘導を行い,その前後でのせん妄の有無と,せん妄の持続期間との関連性を調査した.その結果,排泄誘導後に,せん妄は有意に改善し即時効果を認めた.しかし,その後,せん妄は再燃し改善は一時的であった.また早期に排泄誘導を行うと,せん妄の持続期間は,短くなる傾向にあった.排泄行為への介入は,過活動型せん妄の改善に寄与する可能性が示唆された.
坂下竜也, 原麻理子, 原口健三
【学術論文】
地域在住高齢者のEgo-Resiliencyと日常生活活動およびソーシャル・サポートとの関連
2020/04 研究論文 共著 理学療法科学 vol.35(4):581-586
【概要】高齢者自主グループに参加している357名を対象に,地域在住健常高齢者のEgo-Resiliency(ER)と日常生活活動の特徴および促進因子ととの関連性検討した.対象を「高ER群」と「低ER群」に割り付け,Frenchay Activities Index(FAI)およびソーシャル・サポートについて,2群間比較を行った.同時に,有意差を認めた項目でロジスティック回帰分析を行った.その結果,買い物,外出,屋外歩行,趣味,読書,仕事,同居家族および友人などのサポートが抽出された.また,多重ロジスティック回帰分析では,趣味,仕事,同居家族および友人などのサポートが選択された.これらより,ERが高いほど,拡大日常生活活動に取り組み,対人関係構築のスキルも高いことが示唆された.
長谷麻由,原口健三
【学術論文】
高齢者における歩行時の眼球運動と認知機能の関連性
2020/09 共著 日本認知症予防学会誌 Vol.10 No.1:29-34
【概要】地域在住高齢者84名を対象に,歩行時の眼球運動と認知機能の関連について検討した.Mini-Mental State Examination(MMSE)カットオフ値(23/24点)をもとに対象者を2群間比較した結果,MMSE23点以下群(32名)は,MMSE24点以上群(52名)に比べて,Dual-Task(以下,DT)歩行時の眼球移動速度の遅延,眼球停留時間の増加が示された.一方,普通歩行時の眼球運動,歩行時間,年齢,性別などに有意差は認められなかった.また,多重ロジスティック回帰分析の結果,DT歩行時の眼球移動速度と眼球停留時間について認知機能との関連が示された.歩行時の眼球運動の検査測定が認知機能低下者を早期に検出できると考えられる.
研究指導,研究データ収集の補助,論文作成の指導
井上忠俊,原口健三,宮原洋八,仙波梨沙,他
【学術論文】
地域在住高齢者の転倒恐怖感と心身機能及び生活機能の関連性
2021/03 共著 日本臨床作業療法研究 No.8:21-27
【概要】地域在住高齢者を対象に転倒恐怖感と心身機能及び生活機能の関連性を検討した.転倒恐怖感を持つも者の特徴として,興味の低下,生活が空虚・退屈,将来の不安,自身の無力感などの精神機能の低下,公共交通機関の利用,読書,階段昇降,15分以上の外出などの活動性の低下が認められ,これらの経過が悪循環を引き起こしている可能性が示唆された.
永田敬生,井上忠俊,原口健三、他
【学術論文】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍における地域在住高齢者のエゴ・レジリエンスと健康維持活動およびフレイル傾向との関連
2021/04 共著 理学療法科学 36(4);515-520
【概要】[目的]地域在住高齢者のego-resiliency(ER)と緊急事態宣言期間中の健康維持活動およびフレイル傾向との関連性を検討した.[対象と方法]A市在住の高齢者1200名を対象に質問紙調査を実施した.680件の回収のうち,477件を有効回答とし,高ER群と低ER群に割り付けた.検討因子は,基本的属性,The Tilburg Frailty Indicator(TFI),対人交流方法,健康維持活動の実施状況とした.[結果]高ER群は低ER群に比べ,Eメールの活用状況,趣味活動,運動/体操の取り組みの項目が有意に高かった.[結語]緊急事態宣言期間中というストレス状況下においても,ERが高いほど趣味や運動などの健康維持活動に積極的に取り組み,Eメールを用いて他者との交流を維持していることが示唆された.
長谷麻由,原口健三
【学術論文】
総合病院入院中にせん妄を併発した患者に対するリエゾンチームによる精神科作業療法
2021/10 共著 作業療法 40巻5号
【概要】リエゾンチームによる精神科作業療法(リエゾン OT)という新たな取り組みを行った.せん妄患者に対するリエゾン OT の有効性の検証を目的に,介入群と非介入群の 1 週間経過時の状態変化を機能の全体的評定尺度(GAF),せん妄の重症度評価(MDAS)を用いて後方視的に比較した.その結果,介入群においてGAF,MDAS 合計点および下位項目の「注意の集中と注意の転換の障害」,「精神運動抑制もしくは精神運動興奮」「睡眠覚醒リズムの障害」が有意に改善した.このことから,リエゾン OT はせん妄の改善に寄与する可能性が示唆された.
椛島敬行,猪狩圭介,原口健三,他
【学術論文】
COVID-19の影響による講義および実習形態について作業療法学専攻学生への調査
2022/01 - 西九州リハビリテーション研究
【概要】対面講義と遠隔講義についての効果を臨床実習と学内実習の心理的負担から比較検討した.その結果,講義形態による成績の自己評価に差はなかった.実習形態の比較では,どちらも心理的負担は生じているが,その内容に違いがあった.学習形態のメリット・デメリットを踏まえたうえで,それぞれの学習形態に適した学習方法や心理的サポートが求められる.
仙波梨沙,桑野楓,髙橋愛加,井手悠捺,伊藤恵美,原口健三
【学術論文】
新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)流行初期における 地域在住高齢者の健康増進活動とフレイルリスクの特徴~性別・年齢階級別の観点から~
2022/01 共著 西九州リハビリテーション研究
【概要】新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)流行初期における地域在住高齢者の健康増進活動とフレイルリスクについて,性別・年齢階級別(前期・後期高齢者)の特徴を検討した.対象は,市在住の高齢者1200名を対象に質問紙調査を実施し586件を有効回答とした.方法は,検討因子は基本的属性,The Tilburg Frailty Indicator(TFI),対人交流方法,健康増進活動の実施状況とした.その結果,男性は女性に比べ,健康増進活動に積極的に取り組んでいた.女性の前期高齢者および男性の後期高齢者は身体的および心理的フレイルを自覚していた.COVID‐19流行初期における健康増進活動への取り組みやフレイルリスクの傾向は,性別,年齢階級によって影響の受け方が異なることが示唆された.
長谷麻由,原口健三
【学術論文】
就学前児童における統語発達の特性と文モデリングの効果
2026/01 原著 共著 西九州リハビリテーション研究 Vol.18; 6-14
【概要】目的:文構成要素の大部分を獲得したとされる4歳児を対象として,自発話とモデリング発話における文発話の特性およびモデリングの効果を文型,格助詞および文構成要素の省略から検討した.方法:対象は4歳の定型発達児であった.課題は非可逆文,能動文,受動文の発話課題を作成し,自発話とモデリング法で文発話を引き出した.分析は各文型の完全正答文,不完全発話の出現数,格助詞および格の名詞の省略について行った.結果:完全正答文数は自発話よりモデリング発話において有意に多く,両発話とも能動文,非可逆文,受動文の順であった.不完全発話は6タイプが出現し,両発話において文型により異なっていた.格の名詞は非可逆文の自発話においてのみ対格は主格より省略数が有意に多かった.格助詞は自発話では非可逆文・能動文において,またモデリング発話では非可逆文において対格「を」は主格「が」より省略の出現率が有意に高かった.結論:幼児の文発話には統語構造,意味構造および談話規則の運用が関与し,完全形の文発話にモデリングが効果的である.
【豊嶋明子】豊嶋明子,藤田郁代,原口健三
【学術論文】
作業療法学生を対象とした臨床実習環境の現状と今後の課題
2026/03 研究論文 共著 作業療法佐賀 15巻 第1号;3-8
【概要】作業療法学専攻4年生20名を対象に、4年次に実施された2つの臨床実習について質問紙調査を行い、計40事例を分析対象とした。実習施設内における書類作成等の時間の有無および時間数、ならびに学生用の休憩室、机、更衣室の有無を調査した結果、実習施設内で書類作成等の時間が確保されていた施設は95.0%であり、平均時間数は77.9分で、領域間で有意な差は認められなかった。また、学生用の机および更衣室は90.0%以上の施設で整備されていた一方、学生専用の休憩室が用意されていた施設は32.5%にとどまった。以上より、多くの臨床実習施設において実習環境整備は概ね進められているものの、学生専用の休憩室の整備は十分とは言えず、今後の臨床実習環境の質の向上に向けた検討課題であることが示唆された。
松谷信也,小浦誠吾,藤原和彦,原口健三
【その他】
学生と医療従事者のリスク予測時における認知的負荷の違いについて
2019/03 研究報告 共著 リハビリテーション教育研究 第25号;214-215
【概要】学生と医療従事者が同じリスク場面を見た場合に心理的時間の短縮がどのようにリスク予知に影響を与えるのかを比較し,学生の臨床判断の特徴を把握することで臨床実習などの事前教育に役立てることを目的に,Time Pressure-Kiken Yochi Training 効果測定システム(TP-KYT)を用いた調査を行った.その結果,医療従事者はリスク予知能力が高く,リスクを予知する作業において認知的負荷も高いことが分かった.学生の臨床判断では効率化のプロセスが上手く行えないことがリスク予知能力に影響を与える要因になっていることが考えられた.
214-215
有久勝彦,松野豊, 山元昭彦,林辰博,林亜遊,石附智奈美,宮口英樹,原口健三
【その他】
臨床実習体験チェックシートを用いたCCS の内容の検討
2019/03 研究報告 共著 リハビリテーション教育研究 第25号:230-231
【概要】2016年から2017年に,当大学関連施設で臨床実習を行った臨床実習指導を対象76 名を対象に,クリニカルクラークシップ型の臨床実習に対する「体験チェックシート」を用いた実習内容の検討を行った.結果,年別の経験年数と体験数・実施数に有意差は認められず,初めて実習生を受け持つ指導者が参入しても体験数と実施は影響がないことが示唆された.
松野豊,田代大祐,古川香,鹿子供宏,吉田亮平,有久勝彦,原口健三
【その他】
松尾病院デイ・ケアセンターの現状
1987/03 単著 福岡・佐賀精神科OT懇話会会誌 N0.2:23-42
【概要】著者らが勤務する松尾病院デイケアセンターの活動状況とその治療構造を紹介し,精神科デイケアにおける作業療法の意義を検討した.
【その他】
統合失調症のスティグマに対する心理教育的介入の効果
2004/12 共著 厚生労働省精神・神経疾患研究委託費 統合失調症の治療及びリハビリテーションのガイドライン作成とその実証的研究,総括研究報告書,厚生労働省 2004:237-241
【概要】2001年よりself-stigmaを払拭することを目的とした心理教育の開発と実施を試みた.研究1:「精神分裂病」に対する社会的距離尺度の開発研究;C.W.Whatleyが開発したSocial Distance Scaleをもとに,SDS-R(Social Distance Scale-Revised version)と呼ぶ新たな評価尺度を開発した.SDS-Rは,併存妥当性の検討や文書構成上の再検討が必要と考えられるものの,社会的距離概念を用いた質問紙としては有用であると考えられた.研究2:スティグマの払拭を目的とした心理教育のSDS-Rを用いた効果測定~2002年度~および研究3:スティグマ払拭を目的とした心理教育のSDS-Rを用いた効果測定の12か月後~2003年度~;久留米大学デイケア通所中の患者31名を対象に,心理教育を行うとともに,SDS-Rおよび精神医学的知識の評価(KIDI),病識尺度(DAI),半構造化面接などを行った.社会的距離尺度は,心理教育的介入により,介入直後は改善したものの12か月後には,介入前の状態に戻っていた.しかし,スティグマ払拭プログラムによる介入群では,統合失調症に対するイメージがpositiveであることが示唆された.
内野俊郎,前田正治,原口健三,牧田潔,坂本明子,前田久雄
【その他】
リハビリマットを使用した二重課題歩行時の脳血流量変化
2016/12 共著 理学療法科学 31(6):27
【概要】マルチターゲットステッピングプログラムによる二重課題歩行が前頭前野背外側部の脳血流量に与える影響を若年健常者に近赤外分光法を用いて検討した.マルチターゲットステッピングプログラムによる二重課題歩行では,左右前頭前野背外側部が賦活され,その中でも右前頭前野背外側部がより賦活されていた.色彩情報処理は,腹側視覚路を経て前頭前野に送られ,色覚や形態の統合した認知判断が行われる.二重課題歩行では,歩行中に色の選択が必要となるため,左右前頭前野背外側部が賦活されたと考えられる.
中尾仁美,川辺義鷹,池田拓郎,中原雅美,原口健三
【その他】
地域在住高齢者のリハビリマット使用時の脳血流量変化
2016/12 共著 理学療法科学 31(6);28
【概要】地域在住高齢者を対象にリハビリマットを用いた二重課題トレーニングが前頭前野の脳血流量に与える影響を検討した.結果,リハビリマットを用いた二重課題トレーニングは,通常歩行と比べて前頭前野背外側部が賦活されていた.転倒予防を目的に使用しているリハビリマットであるが,前頭前野背外側部を賦活するためのトレーニングとしても有効であることが示唆された.
渡邊弘規,中尾仁美,池田拓郎,中原雅美,永井良治,原口健三
研究シーズ
【研究テーマ】 精神障害者に対する偏見・スティグマ
【研究分野】 精神科作業療法・リハビリテーション教育・精神障害に対するスティグマ
【研究キーワード】
【研究概要】
【共同研究可能なテーマ】
【研究テーマ】 精神障害者に対する偏見・スティグマ
【研究分野】 作業療法・社会精神医学・心理学
【研究キーワード】 リハビリテーション・精神医療・作業療法
【研究概要】
【共同研究可能なテーマ】
【研究テーマ】 精神科リハビリテーション、精神障害に対する偏見・スティグマ
【研究分野】 精神医学、精神障害学、臨床心理学
【研究キーワード】 アンケート(質問紙)調査、疫学調査、心理検査
【研究概要】
【共同研究可能なテーマ】
【研究テーマ】 ①精神障害者に対する偏見・スティグマ ②作業療法教育・臨床教育実践論
【研究分野】 精神医学、社会学、教育心理学
【研究キーワード】 精神障害、リハビリテーション、作業療法、教育、臨床実習
【研究概要】
【共同研究可能なテーマ】
特許・発明
教育活動・社会活動
令和 3年 4月から 令和 4年 3月まで
厚生労働省・医道審議会理学療法士作業療法士分科会員
令和 3年 4月から
理学療法士作業療法士国家試験・試験委員
令和 3年 4月から
(厚生労働省・全国リハビリテーション学校協会)理学療法士作業療法士専任教員養成講習会・講師
令和 3年 4月から 令和 7年 5月まで
全国リハビリテーション学校協会理事
平成22年 4月から 令和 4年 3月まで
公益社団法人 福岡県作業療法協会 学術誌編集員(第一査読委員)
平成21年 4月から 令和 4年 3月まで
社団法人日本作業療法士協会 学術誌「作業療法」編集協力委員(第一査読・第二査読)
平成18年 4月から 平成22年 3月まで
社団法人日本作業療法士協会 「作業療法全書」編集委
平成16年 4月から 平成23年 3月まで
社団法人日本作業療法士協会 教育部 臨床教育検討委員会 委員・委員長
平成16年 1月から 平成16年 4月まで
JICA中国リハビリテーション専門職養成プロジェクト専門員
平成15年 4月から 令和 4年 3月まで
公益社団法人福岡県作業療法協会 監事
平成15年 4月から 平成24年 3月まで
福岡市介護認定審査会委員
平成 5年 4月から 平成 7年 3月まで
福岡・佐賀精神科OT懇話会 会長
平成 5年 4月から 平成15年 3月まで
社団法人福岡県作業療法協会 議事運営委員長
昭和62年 4月から 平成 6年 3月まで
社団法人福岡県作業療法協会 教育部部員,福利部部員
昭和62年 4月から 平成 4年 3月まで
福岡県精神科デイケア研究協議会 幹事
担当科目シラバス
問い合わせ先
西九州大学グループ
※ 健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部に関しては
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249