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管原 正志スガワラ マサシ (SUGAWARA MASASHI) 男性 1948年生まれ
所属地域生活支援学専攻(博士前期課程)  地域生活支援学専攻(博士後期課程)  スポーツ健康福祉学科
大学 副学長  教授
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2024/09/20 更新

プロフィール

学歴
昭和46年 3月 日本体育大学体育学部体育学科卒業
昭和58年 8月 医学博士(長崎大学)
職歴
昭和46年 4月 長崎大学医学部助手 (昭和50年 5月まで)
昭和50年 6月 長崎大学教養部講師 (昭和54年 3月まで)
昭和54年 4月 長崎大学教養部助教授 (平成元年11月まで)
平成元年12月 長崎大学教養部教授 (平成 9年 8月まで)
平成 9年 9月 長崎大学大学院教育学部教授 (平成26年 3月まで)
平成18年 4月 長崎大学副学長 (平成21年 9月まで)
平成18年 4月 長崎大学心の教育総合支援センター長 (平成26年 3月まで)
平成22年 4月 長崎大学大学院国際健康開発研究科担当 (平成26年 3月まで)
平成25年 4月 放送大学客員教授(長崎学習センター) (平成30年 3月まで)
平成26年 4月 西九州大学健康福祉学部スポーツ健康福祉学科教授 (現在に至る)
平成29年 4月 西九州大学副学長 (現在に至る)
専門分野
健康科学
スポーツ科学
運動生理学
衛生学・公衆衛生学
環境生理学
研究テーマ
運動と体温調節
共同研究
【 実績 】スポーツ活動と熱中症予防
【 希望 】スポーツ科学全般
所属学会
体力・栄養・免疫学会
日本体力医学会
ヨーロッパスポーツ科学学会(ECSS)
学会・社会活動
昭和61年12月 ヨーロッパスポーツ科学学会(ECSS) (現在に至る)
平成元年 4月 日本運動生理学会評議員 (平成26年 3月まで)
平成元年 9月 日本体力医学会評議員 (現在に至る)
平成元年 9月 体力・栄養・免疫学会監事 (現在に至る)
平成17年 4月 長崎県諫早市健康福祉審議会委員 (現在に至る)
平成21年 4月 International Journal of Biometeorology査読委員 (平成26年 3月まで)
平成21年 4月 Journal of Thermal Biology査読委員 (平成26年 4月まで)
平成21年 4月 Journal of Biological and Chemical Luminescence (平成26年 4月まで)
平成21年 4月 British Journal of Sports Medicine (平成26年 4月まで)
平成21年 4月 Journal of Applied Physiology (平成26年 4月まで)
平成22年 4月 長崎県教育振興会会長 (平成26年 3月まで)
学会賞等
平成 9年 9月 平成9年度日本体力医学会賞(論文賞)
平成13年 8月 体力・栄養・免疫学会三島賞(論文賞)
平成14年 6月 秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞
平成16年 8月 体力・栄養・免疫学会賞
研究者からの一言アピール
スポーツ活動時の熱中症予防の啓発活動を行っています。
オフィスアワー
時間:水曜日13:00から16:00
場所:3号館5階研究室

教育・研究業績一覧

著書・論文等
【著書】
からだと温度の辞典
2010/04 著書 共著 朝倉書店 
 【概要】寒冷下での生体の体温調節等の反応は、生体が置かれた立場によって異なっているが、運動トレーニングに対してはさまざまな調節を動員して深部体温を保持する。ヒトが寒冷下で体温を一定に保つには、産熱量の増加と放熱量の減少で対応する。管原がこれまで得たデータを基に、運動と寒冷障害及び運動トレーニングと寒冷順化について解説した。
【著書】
体温-運動時の体温調節システムとそれを修飾する要因
2002/09 著書 共著 NAP 
 【概要】寒冷刺激は、生体にとってストレスであるばかりでなく、生命にとっても脅威である。このような寒冷下で、ヒトはさまざまな調節を動員して深部体温を保持する。寒冷下における安静・運動時の各種耐寒反応および耐寒性の評価法を解説するとともに、これらの耐寒反応が運動トレーニングでいかに修飾されるのか解説した。
【著書】
スポーツ医科学キーワード
1999/12 雑誌 共著 臨床スポーツ医学、文光堂 第16巻臨時増刊号
 【概要】運動時の発汗、運動性充血、腋窩温、筋温、交感神経皮膚反応、体液量、体温調節、体表面積、脱水、発汗、皮膚温の各用語を分かり易く解説した。
【著書】
公衆衛生学 第3版
1999/03 著書 共著 講談社サイエンテイフィク 
 【概要】ヒトが暑さ寒さを感じるのは、空気の物理的要素、すなわち気温、気湿、気流、輻射熱などの刺激が皮膚や粘膜の感覚器を通じて中枢神経に伝えられる。物理的要素の測定と解釈、そして物理的要素から構成される温熱条件、さらに種々温熱条件下での生体反応などについて解説した。
【著書】
保健体育の理論 第3版
1988/03 著書 共著 学術図書出版社 
 【概要】ヒトを取り巻く環境要因としての空気、高所、低温、高温などに対する生体反応のメカニズムを解説するとともに、ヒトの環境に対する適応と障害について解説した。また、産業がめざましく発達している現在、職種の増加に伴って生ずる職業特有の健康障害について衛生統計値を用いて解説するとともに、予防の対策についても解説した。
【学術論文】
暑熱環境下における脊髄損傷競技者の発汗機能
2022/03  単著 西九州大学健康福祉学部紀要 第51巻、5-8
 【概要】脊髄損傷車椅子競技者の夏季や高温下での運動の際に発汗機能レベルの違いによる発汗機能の低下による熱障害が危惧され結果となりその対策が望まれる。すなわち、脊髄損傷車椅子運動競技者の発汗機能障害の程度を知ることが必要であり、それが脊髄損傷者の quality of life(QOL)の向上に繋がることを明らかにした。
【学術論文】
中高年運動実施者の健康・スポーツに関する調査研究
2018/03 雑誌 共著 西九州大学健康福祉学部紀要 第47巻,1-6
 【概要】継続的に運動を実施している中高年者を対象に、日常の運動習慣や健康状態、運動障害の対処について調査し次の結果を得た。①歩数については同年齢に推奨される目標活動量を充足している。②健康状態及び生活習慣は、風邪の罹患、疲労感、排便、睡眠に関して特に問題無かった。③運動歴は、高年群の運動歴は少ないが、中年群は運動の機会が多かったのに対し、高年群は定年退職後運動を始めた人が多かった。④運動実施に伴い対象者の多くは運動での身体に痛み等の障害を経験しており、その際の受診は整骨院、病院、自分、カイロが多かった。
【学術論文】
手指の寒冷血管拡張反応と耐寒性
2015/10 論文 単著 体力科学 Vol.64,1-2
 【概要】寒冷血管拡張反応についてLewis(1930)がHunting Reactionが生じること。吉村寿人(1950)による浸水中平均指皮温、反応発現温度およびその時間の3特性より評価指標が確立されたこと。また、1961年に国際科学連合協議会よりヒトの気候順応に関する研究として9つの分野より構成された国際生物学事業計画が提案され、日本でも日本学術会議による特別委員会 (1964) が組織され10年に及ぶ組織的研究の成果や、管原による運動トレーニングとの関係の研究成果について述べた。
【学術論文】
I love my grandkid! an NIRS study of grandmaternal love in Japan
2014/04 論文 共著 Brain Research Vol.1542
 【概要】母性愛は親子関係にとって不可欠であり、幼児期のメンタル・ヘルス形成を支援するが、これらに関するメカニズムは解明されていない。最近、母性愛は前頭前皮質の関与することが報告された。本研究は、子どものVTR映像を見ることで前前頭皮質とオキシヘモグロビン濃度(近赤外線分光法)の関係を検討した。17人の被験者は、子どものVTRを見ることで、オキシヘモグロビンに影響することが示唆され、母性愛が前頭前皮質を活性化されることを明らかにした。
【学術論文】
75%HRmax持久運動が性周期のコンディショニングに及ぼす影響
2014/03 論文 単著 長崎大学教育学部紀要自然科学 第82号
 【概要】被験者、女子大学生9名の基礎体温は卵胞期と黄体期の差は平均0.85℃であり、低体温相と高体温相の二相性基礎体温が確認された。結果は、酸化ストレスマーカーによるアミラーゼの変化は安静時で大きな差はなかったが、運動後の黄体期では増加、卵胞期では減少した。主観的運動強度は黄体期よりも卵胞期が高かったが、心拍数を基準に負荷を与えた結果、黄体期よりも卵胞期の方が運動負荷量として時速2km上回っていた。
【学術論文】
Influence of physical training on cold-induced vasodilation of finger
2012/07 雑誌 共著 Eur. College of Sports Sci. 17,599
 【概要】運動が局所耐寒性の指標としての寒冷血管拡張反応を運動経験者と非経験者について、1週間の間隔で計4回測定し、これまで得られた結果の再現性を検討した結果、運動経験年数と抗凍傷指数が正相関関係、屋外運動種目の抗凍傷指数は屋内運動種目より高値の傾向は変わらなかった事より、局所耐寒性の指標となることが確認された。
【学術論文】
Examination of Warm-up Effects by Highly Concentrated Artificial Carbonic Acid Water Forearm-Bathing
2012/05 雑誌 共著 Med. and Sci. Sports Exer., Vol.44,No.5
 【概要】前腕部を炭酸泉と真水に浸漬した際の皮膚血流量、皮膚温、核心温(口腔温)、温度感覚について検討した。炭酸泉浸漬時の皮膚血流量は真水より大きく、炭酸泉は皮膚血管収縮抑制作用があり、炭酸泉により血流の亢進することが示唆された。
【学術論文】
水温の違いによる寒冷血管拡張反応とその評価に関する検討
2011/12 論文 共著 体力・栄養・免疫学雑誌 第21巻第3号
 【概要】寒冷血管拡張(CIVD)の水温条件として0℃と5℃では、安静と運動との間で差異があることが再確認できた。安静では、水温の上昇によるCIVD諸値への影響が認められたが、浸漬中の痛覚の程度に0℃、5℃の差異がないことを考慮すると、評価方法の確立している0℃の条件が良いと思われるが、測定の目的によっては、種々の水温条件が用いられるのでその際、暴露時間や評価方法について考慮が必要であることが示唆された。
【学術論文】
手指における寒冷血管拡張反応と温度感覚に関する研究
2011/12 論文 共著 体力・栄養・免疫学雑誌 第21巻第3号
 【概要】日本滞在中国人留学生を対象として、寒冷血管拡張反応及び温度感覚反応の浸漬指皮膚温、指皮膚血流量、温度感覚について検討した。一般に寒冷刺激を加えると、最初の反応として皮膚温が変化し、次いで温度感覚が変化するが、中国人留学生には特徴的に2つのタイプに分類することができた。1つは皮膚温が最初に変化する群、他方、温度感覚が最初に変化する群である。寒冷刺激に対する局所の強さによるものと推測される。
【学術論文】
手指の寒冷血管拡張反応に見られた加齢の特性
2010/12 論文 共著 体力・栄養・免疫学雑誌 第20巻第2号pp.144-146
 【概要】中高年者の寒冷下での生体反応及び寒冷血管拡張反応成績について分析した結果、加齢により体温は約0.3℃低下し気温によって変化しやすいことや皮膚の冷点の感覚減少、基礎代謝の10~20%低下、骨格筋の量的低下等により寒冷環境下では産熱に大きな影響がある。また、熱の保持・放散を調節する末梢血管運動、すなわち血管収縮反応、血管拡張反応の遅れが寒冷下で顕著に現れている事が中高年の特徴であることが明らかである。
【学術論文】
Human cold adaptation
2010/12 雑誌 単著 Ad. in Ex. & Sports Physiol. Vol.16,No.2
 【概要】寒冷環境下で体温を一定に保つことは生体にとってストレスであるばかりでなく生命にとっても脅威である。裸体で安静状態での体温調節として、気温が27℃以下になると熱放散が起こり体熱平衡を保つために代謝により熱産生を増加させ、冷却に対応する。気温が更に低下すると産熱量が増すが、末梢血管収縮により放熱量は減少する。寒冷下での生体反応を局所と全身、加齢、運動習慣より明らかにした。
【学術論文】
Preliminary development of the Japanese version of Body Image Concern Inventory
2010/08 雑誌 共著 Int. J. of Behavioral Med Vol.17(supplement)
 【概要】国際的に利用されている自分の身体の些細な(もしくは架空の)欠点を気にする傾向である身体醜形懸念を測定するための質問紙である「ボディイメージ懸念目録」の日本語版を作成した。統計的検定により、日本語版が十分な計量心理学的特性を備えていることが明らかとなった。今後、実際の患者群を対象とした調査より、更に質問紙 の精錬がなされることが期待される。
【学術論文】
専門職業人養成のための医・教連携教育-子どもの心とからだの発育プログラム開発の試み
2010/03 論文 共著 長崎大学教育学部教育実践センター紀要 第9巻pp.215-222
 【概要】子どもを心とからだの両側面から理解し、多職種間での連携を行うために必要となるコミュニケーション能力を身につけた職業人を養成するための医・教連携教育の実践について、5つの学習内容からなる教育プログラムを実施し、学生の授業評価等について分析した結果、目的を達成するものであった。
【学術論文】
脊髄損傷競技者の暑熱環境下における体温調節、皮膚血流及び浸透圧、ホルモン反応
2010/03 論文 単著 長崎大学教育学部紀要-自然科学 第78巻pp.17-26
 【概要】脊髄損傷競技者の暑熱環境下での運動時における体温調節反応特性と生理学的反応を明らかにする目的で実施した。人工気象室と暑熱下屋外、屋内各運動現場での運動時における体温調節の感受性や熱産生反応は、車椅子競技者が一般大学生より低く、脊髄損傷が暑熱下運動時の体温調節に少なからず影響を及ぼしていることが示唆され、暑熱下での車椅子競技者の運動に際しては、十分な水分補給や温度の高い時間帯を避ける工夫が望まれる。
【学術論文】
Effects of a custom-made mouth guard on the muscle strength and power
2009/06 雑誌 共著  Eur. College of Sports Sci. 14,44-45
 【概要】コンタクトスポーツでのマウスガード装着時の筋力・パワーに及ぼす影響について検討した。マウスガード装着による筋力、パワー発揮がマウスガード非装着よりも大きかったのは、マウスガードが有効に働いたことを示唆するものである。
【学術論文】
運動鍛錬者の喫煙習慣が手指の寒冷血管拡張反応に及ぼす影響
2008/03 論文 単著 長崎大学教育学部紀要-自然科学 第76号pp.21-26
 【概要】運動競技者の喫煙習慣の影響を明らかにする目的で、運動競技者を対象に喫煙者と非喫煙者に分け、寒冷血管拡張反応(CIVD)を比較検討した。結果は、氷水中での浸漬前指皮膚温、平均指皮膚温は、非喫煙者群が喫煙者群より高かった。抗凍傷指数は、非喫煙者群が喫煙者群より高かった。この事は,喫煙習慣が、局所耐寒性の指標であるCIVDにnegativeな影響を及ぼすことが明らかとなった。
【学術論文】
低水温環境における高濃度人工炭酸泉が血液循環に及ぼす影響
2007/10 論文 共著 体力・栄養・免疫学雑誌 第17巻第2号pp.144-145
 【概要】真水と炭酸泉で異なる水温を用いて、低水温の炭酸泉が血液循環に及ぼす影響を検討した。実験1について反応の再現性が確認できた。実験2については手背部における炭酸泉浸漬時の皮膚血流量は、真水浸漬時より大きく、異なる水温にも関わらず、前腕部において炭酸泉浴と真水浴の皮膚温低下が同様であった。これらの結果より、低温の炭酸泉では真水と比較して皮膚血管収縮抑制作用があり、浸漬部に多くの血液を循環させていた。
【学術論文】
Physiology of CO2-hot-spring bathing: analysis using artificially made CO2-hot-spring water and experimental animals
2005/09 論文 共著 Annalen der meteorology Vol.41,No.1pp.305-308
 【概要】真水と炭酸泉で温水(30℃)と冷水(20℃)を用いて、炭酸泉の効果についてラットの足浴を行った。指標として皮膚血流量、深部温(直腸温)、血圧、心拍数を計測した。温水浸漬時は炭酸泉が真水より皮膚血流量、深部温の増加、心拍数は減少、冷水浸漬時は炭酸泉、真水共に皮膚血流量、深部温、心拍数に変化がなかったことは、炭酸泉に皮膚血管収縮抑制作用があることが示唆された。
【学術論文】
Effect of regular exercise on cold-induced vasodilation
2005/09 論文 共著 Annalen der meteorology Vol.41,No.1pp.447-450
 【概要】手指における寒冷血管拡張反応に身体運動の違いに差異があるか、あるとしたら運動種目特性が存在するかについて観察した。身体運動経験者の寒冷血管拡張反応特性は、運動の経験が無いものと比較して有意に亢進していた。また、運動種目別では、寒冷血管拡張反応特性が屋外運動種目の方が屋内運動種目に比し有意に亢進していた。身体運動により有酸素運動能力が向上し、寒冷下での産熱効果が寒冷適応能を亢進させた。
【学術論文】
若年女性の運動トレーニングが寒冷血管拡張反応に及ぼす影響
2004/06 論文 共著 体力科学 第53巻第3号pp.293-300
 【概要】性周期における卵胞期と黄体期の深部体温が運動トレーニングにより低い方へシフトするに伴い、局所耐寒性の指標としての寒冷血管拡張反応諸値に及ぼす影響を、運動群と非運動群で検討した。卵胞期と黄体期の基礎体温の差は、運動群0.53℃、非運動群0.88と有意な差であった。運動群の卵胞期と黄体期の基礎体温閾値が非運動群より低くシフトし、その幅が減少したにも関わらず、運動群の氷水中での指皮膚温が高く維持された。
研究シーズ
【研究テーマ】 運動トレーニングと暑熱・寒冷適応
【研究分野】 健康スポーツ科学、環境生理学、健康科学、衛生学、公衆衛生学
【研究キーワード】 運動トレーニング、熱中症予防、体温調節、暑熱順化、寒冷適応
【研究概要】 暑熱環境下での生体の体温調節反応は視床下部によって調整され、生体が置かれた環境によって異なっているが、運動トレーニングに対してはさまざまな調節を動員して深部体温を一定に保持している。ヒトは暑さに対して放熱量の増加、寒さに対して産熱量の増加でそれぞれ対応している。一般に体温調節は、自律性体温調節であり自律神経系、内分泌系および体性神経系により支配されている。運動トレーニングによる体力向上は、耐熱性及び耐寒性を高めることが知られており、そのメカニズムについて明らかにしている。また、夏季の熱中症予防に関してその発生予防についても、研究している。
【共同研究可能なテーマ】 熱中症予防対策、高齢者の健康運動、オリンピックの歴史
【研究テーマ】 運動と体温
【研究分野】 スポーツ医科学、運動生理学、環境生理学
【研究キーワード】 運動、環境、体温、中高年
【研究概要】 トップアスリート、一般アスリート、中高年運動実践者、障がい者を対象にスポーツ活動時の及日常活動時における生体反応を通して、人々の健康増進と健康寿命延伸に寄与する。
【共同研究可能なテーマ】 健康増進の評価、熱中症対策
特許・発明
該当無し
教育活動・社会活動
平成26年 9月
第69回日本体力医学会長崎大会長
平成22年 6月から 平成26年 3月まで
長崎県教育振興会会長として長崎県教育振興基本計画の評価及び事務事業評価を行った。
平成22年 4月から 
大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター共同研究員として学校安全教育の研究を行っている。
平成17年 9月から 
長崎県諫早市健康福祉審議会委員での健康医療部会長として健康いさはや21(第2次)を策定
平成10年 4月から 
国際学術雑誌の査読者:International Journal of Biometeorology,Journal of Thermal Biology,The Journal of Biological and Chemical Luminescence,British Journal of Sports Medicine,Journal of Applied Physiology
国内学術雑誌の査読者:日本生気象学雑誌、日本生理人類学会誌、日本運動生理学会誌、日本体力医学会誌、体力・栄養・免疫学会誌

問い合わせ先
西九州大学グループ
※ 健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部に関しては
Tel. 0952-52-4191
※ 子ども学部・短期大学部に関しては
Tel. 0952-31-3001
※ 看護学部に関しては
Tel. 0952-37-0249